EX30のグレード比較【2027年モデル】3グレード+Cross Countryの価格・装備の違いとおすすめ

EX30のグレード比較!PlusとUltraどっちを買う?価格や装備の決定的な違いと後悔しない選び方を徹底解説

こんにちは、Tです。

かつてV90という、至れり尽くせりの「動くリビング」に乗っていた私ですが、EX30の最新カタログ(2027年モデル)を見ていると、ボルボの新しい戦略が見えてきてワクワクすると同時に、少し頭を抱えてしまいます。

なぜなら、「グレードによる装備の差」が、これまでのボルボの常識とは少し違うからです。

「一番安いグレードでもボルボなら全部入りでしょ?」と思って買うと、納車後に「あれ、シートが手動…?」なんてことになりかねません。逆に、必要のないスペックにお金を払いすぎてしまう可能性もあります。

今回は、元V90オーナーの目線で、ボルボ・カー・ジャパンの諸元&価格表をもとにEX30のグレードごとの違いを整理します。カタログの小さな文字を読むのが面倒な方でも、この記事で「自分に合うグレード」を絞り込めるようにまとめました。

結論から言うと、迷ったら「Ultra P5 Long Range Electric」(579万円・CEV補助金36万円を引くと実質543万円)がおすすめです。パワーシート・パノラマ・ガラス・ルーフ・シートヒーター・ヒートポンプが標準装備で、航続距離はWLTCモードで560km。「ボルボらしさ」と実用性のバランスが最も取れたグレードです。

EX30は2026年5月27日のグレード変更で、通常モデルが「Plus P5 Electric」「Ultra P5 Long Range Electric」「Ultra P8 AWD Electric」の3グレードになりました。539万円だった「Plus Single Motor Extended Range」はラインナップから外れています。この記事では3グレードに、Cross Country(RWD/AWD)と150台限定のブラックエディションを加えて比較します。

※2026年9月25日更新:2027年モデルのグレード名・装備・CEV補助金額(2026年4月以降の登録分)に合わせて内容を更新しました。

この記事で分かること
  • 2027年モデル3グレードの価格・航続距離と、旧グレード名との対応
  • 「Plus」と「Ultra」の装備差(内装・シート・ルーフ・ヒートポンプ)
  • バッテリー(51kWhと69kWh)による航続距離と使い勝手の違い
  • 「Cross Country」と限定車「ブラックエディション」は何が違うのか
目次

EX30のグレード比較と2027年モデルの最新ラインナップ

クラウドブルーのボルボEX30の外観
https://www.volvocars.com/jp/cars/ex30-electric/
  • EX30のグレード違い価格一覧と基本構成
  • 2026年5月のグレード変更で何が変わった?
  • EX30のバッテリー容量と航続距離の違い
  • EX30 Cross Country・ブラックエディションと通常モデルの違い
  • EX30のP5(RWD)とP8 AWDの加速と走りの違い

EX30のグレード違い価格一覧と基本構成

まずは、2027年モデルの全体像を把握しましょう。

通常モデルは3グレード。これに、車高を上げたCross Country(2種類)と、150台限定のブラックエディションが加わります。

それぞれのグレードが「誰に向けて作られているのか」、価格とスペックを比較表にまとめてみました。これを見れば、ご自身の予算と用途に合うモデルがすぐに分かるはずです。

スクロールできます
グレード名価格(税込)バッテリー/航続距離(WLTC)内装こんな人におすすめ
Plus P5 Electric
(RWD)
479万円51kWh(LFP)
390km
インディゴのみ【街乗り・コスパ】
ダーク系の内装でOKなら、最も手頃にボルボの新車EVに乗れる。
Ultra P5 Long Range Electric
(RWD)
579万円69kWh(NMC)
560km
ハーヴェスト/ミスト
(ボディカラーで決まる)
【筆者イチオシ】
航続・装備・価格のバランスが最も良い。パワーシートもヒートポンプも標準。
Ultra P8 AWD Electric629万円69kWh(NMC)
535km
ハーヴェスト/ミスト
(ボディカラーで決まる)
【加速・雪道重視】
前後2モーターのAWD。力強い加速と雪道の安定性を求める方。
Cross Country
Ultra P5 Long Range Electric
(RWD・特別仕様車)
599万円69kWh(NMC)
530km
パイン(専用)【見た目と車高】
雪の少ない地域で、Cross Countryの外観と地上高195mmが欲しい方。
Cross Country
Ultra P8 AWD Electric
649万円69kWh(NMC)
500km
パイン(専用)【雪国・アウトドア】
AWDと地上高195mmで、雪道や未舗装路も走りたい方。
Ultra P5 Long Range Electric
Black Edition(150台限定)
599万円69kWh(NMC)
560km
ブラック・ノルディコ(専用)【黒で揃えたい】
オニキスブラックの外装と黒い内装で統一したい方。

※価格は2026年9月時点のメーカー希望小売価格(税込)。出典:ボルボ・カー・ジャパン EX30/EX30 Cross Country 諸元&価格表(2027年モデル)、各プレスリリース。オプションや諸費用は含みません。必ずディーラーで最新の見積もりを取得してください。

こうして見ると、価格差には明確な理由があることが分かります。

エントリーの「Plus P5 Electric」(479万円)と最上級の「Cross Country Ultra P8 AWD Electric」(649万円)の間には170万円の開きがありますが、これは単なる装備の差だけでなく、「バッテリーの種類」と「モーターの数」が大きく影響しています。

中身を知らずに「安いからこれでいいや」と選ぶと、後で「遠出がきつい…」となる可能性もありますし、逆に街乗りしかしないのにオーバースペックなモデルを買ってしまうこともあります。この表を基準に、まずはご自身のターゲットゾーンを絞り込んでみてください。

2026年5月のグレード変更で何が変わった?

2026年5月27日のグレード変更で変わったのは、主にグレード名と構成です。価格、バッテリー容量、航続距離、出力といった基本の数字は、対応する旧グレードから大きく変わっていません。

スクロールできます
旧名称(2026年モデル)新名称(2027年モデル)価格(税込)
Plus Single MotorPlus P5 Electric479万円
Plus Single Motor Extended Range該当なし(ラインナップから外れた)(旧539万円)
Ultra Single Motor Extended RangeUltra P5 Long Range Electric579万円
Ultra Twin Motor PerformanceUltra P8 AWD Electric629万円
Cross Country Ultra Twin Motor PerformanceCross Country Ultra P8 AWD Electric649万円

名称以外の主な変更点は次のとおりです。

  • Plusのロングレンジが消えた:69kWhのバッテリーを選ぶ場合、最も安いのは579万円のUltra P5 Long Range Electricになりました
  • Plus P5はボディ同色ルーフに:従来のブラックカラールーフから変更されています
  • Ultraの内装が入れ替わった:2026年第27週生産分以降は「ハーヴェスト」と「ミスト」の2種類。水色の「ブリーズ」は現在のラインナップにありません
  • Plus P5にパワーシート・パッケージ:クライメート・パッケージ(8万円)に加えて、パワーシート・パッケージ(12万円)を選べます

商談の時期によっては、2026年モデルの在庫車と2027年モデルが混在する可能性もあります。ディーラーでは「何年モデルか」「何週生産分か」も確認しておくと安心です。変更点の詳細は、速報記事にまとめています。

EX30のバッテリー容量と航続距離の違い

Plus P5か、それ以外(Long Range/P8 AWD)か。これが最初の分岐点です。

実はこれ、単に容量が違うだけでなく、バッテリーの「種類」そのものが違います。

51kWh(Plus P5 Electricのみ)

LFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーを搭載。容量は51kWh(ボルボ公式発表値)。

メリットは、安価で耐久性が高く、満充電(100%充電)を繰り返しても劣化しにくいこと。

デメリットは、エネルギー密度が低いため航続距離が短い(WLTCモードで390km)ことと、冬場の寒さに若干弱い傾向があることです。街乗りメイン、セカンドカー利用ならこちらで十分です。

69kWh(Plus以外すべて)

NMC(三元系リチウムイオン)バッテリーを搭載。容量は69kWh。

こちらはエネルギー密度が高く、Ultra P5 Long Range ElectricでWLTCモード560kmの航続距離があります(Ultra P8 AWDは535km、Cross CountryはRWD 530km/AWD 500km)。週末に遠出をする方、高速道路を頻繁に使う方はこちらを選んでください。

もうひとつ見落としやすいのがヒートポンプです。2027年モデルの諸元表では、ヒートポンプ機能はUltra系に標準で、Plus P5 Electricには設定がありません。ヒートポンプは暖房に使う電力を抑える仕組みなので、冬の電費と航続距離に差が出やすい部分です。寒冷地にお住まいの方や、冬も遠出をする方はUltra系を選ぶ理由になります。

冬場や高速道路で実際にどれくらい航続距離が減るのかは、走行性能と電費の記事で詳しく解説しています。

EX30 Cross Country・ブラックエディションと通常モデルの違い

ヴェイパーグレーのボルボEX30 Cross Country Ultra P5 Long Range Electric(RWD特別仕様車)
画像:ボルボ・カー・ジャパン

EX30 Cross Countryは、2025年8月に日本で発売されたアウトドア寄りのモデルです。当初はAWD(現在の名称は Ultra P8 AWD Electric、649万円)のみでしたが、2026年7月23日に後輪駆動の特別仕様車(Ultra P5 Long Range Electric、599万円)が加わりました。

通常のEX30との違いは明確です。

  • 最低地上高:標準の175mmに対して195mm。雪の轍や未舗装路、段差で下を擦る心配が減ります
  • 外観:マットブラックのフロントシールド、専用のリア・シールドパネル、ホイールアーチ・エクステンションが付きます
  • タイヤ:235/50R19。標準Ultraの245/45R19より側面が厚いサイズです
  • 内装:専用のグリーン系内装「パイン」のみ

注意したいのは全高です。Cross Countryは1,565mmで、標準EX30の1,550mmより15mm高くなります。高さ1,550mm制限の機械式駐車場には入らない計算なので、マンションなどで機械式を使っている方は事前に確認してください。

個人的には、もともと緑系の色が好きなので、Cross Country専用の「パイン」内装にはかなり惹かれます。「人と同じEX30は嫌だ」「キャンプ場などの未舗装路も気兼ねなく走りたい」という方には、有力な選択肢になるでしょう。

もう1台の特別なEX30が、2026年9月3日に150台限定で発売されたブラックエディション(599万円)です。Ultra P5 Long Range Electricをベースに、オニキスブラックのボディ、グロッシーブラックのアイアンマークやエンブレム、19インチホイール、ブラック・ノルディコの内装で統一しています。EX30で黒い内装を選べるのは、現時点ではこのモデルだけです。

同じ599万円のCross Country RWDとブラックエディションの違いは、別の記事で詳しく比べています。

EX30のP5(RWD)とP8 AWDの加速と走りの違い

旧名称で「Twin Motor Performance」と呼ばれていたP8 AWD。これ、スペックが少し異常です。

前115kW+後200kWの2モーターで、0-100km/h加速は3.6秒(ボルボ発表値)。これはスーパーカー並みの数字です。

  • P5(RWD)
    • 後輪駆動。最高出力200kW(272ps)と必要十分なパワーで、素直なハンドリングが楽しめます。日本の道路事情にはこちらの方が合っており、電費も良いです。
  • P8 AWD
    • 四輪駆動。雨の日や雪道での安定感は抜群ですが、アクセルを少し踏み込んだだけで強烈な加速をします。

正直に言えば、日本で普通に乗る分にはP5(RWD)で全く不足はありません。

P8 AWDを選ぶ理由は、「雪国に住んでいるからAWD必須」か、「信号待ちからの加速で誰にも負けたくない」という特殊なニーズに限られると私は思います。

EX30の装備比較で見極めるベストなグレード

  • EX30の内装、グレードで選べる「世界観」が違います
  • EX30のUltraとPlusの決定的な装備差とは
  • EX30のシート調整は電動か手動か要確認
  • EX30のガラスルーフ有無と快適性の比較
  • EX30のおすすめグレードと後悔しない選び方
  • EX30のグレード比較まとめと納期最新情報

EX30の内装、グレードで選べる「世界観」が違います

どの内装テーマ(ルーム)を選べるかは、グレードによって厳格に決められています。

Plusグレードの場合

基本的に「インディゴ(Indigo)」一択となります(※日本仕様 2027年モデル)。

ボルボEX30 Plusのインディゴ内装のシート
https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/

これはデニム素材をリサイクルしたパネルや、濃いマリンブルーのテキスタイルを使った、若々しくてスポーティな内装です。汚れが目立ちにくく、クールで素敵なのですが、車内は少し「暗め(ダーク)」な印象になります。

Ultraグレードの場合

「ハーヴェスト(Harvest)」か「ミスト(Mist)」のどちらかになります。ただし自由に選べるわけではなく、2027年モデルの諸元表ではボディカラーで内装が決まります。クラウドブルー/クリスタルホワイト/オニキスブラックはハーヴェスト、ヴェイパーグレー/サンドデューンはミストです。

なお、ハーヴェストは2026年第27週生産分以降の設定で、それ以前の生産分は全色ミストでした。以前設定されていた水色の「ブリーズ」は、現在のラインナップにはありません。

ハーヴェスト

淡い色合いの100%リサイクルポリエステルのテキスタイルと、バイオ素材由来のノルディコ(レザーフリー素材)を組み合わせた内装。デコラティブ・パネルはダーク・フラックスです。V90の「ブロンド」内装のような明るい室内が好きな方は、まずこちらを実車で確認してみてください。

ミスト
ボルボEX30 Ultraのミスト内装(テイラード・ウールブレンド)のシート
https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/

高価なウール混紡素材(テーラード・ウールブレンド)を使った、最も温かみと高級感のある内装。正直、V90オーナーが見ても「いいな」と思える質感はこのミスト一択です。

「明るい北欧家具のような空間」を求めてボルボを買うのに、予算を抑えてPlusにしたら「内装が選べなかった…」と後悔する。これは絶対に避けていただきたいポイントです。

EX30のUltraとPlusの決定的な装備差とは

「Plus」にするか「Ultra」にするか。Plus P5 Electric(479万円)とUltra P5 Long Range Electric(579万円)の価格差は100万円ですが、その差額に見合う価値はあるのでしょうか?

実は、オーディオシステムに関しては差がありません。

ここがEX30の凄いところで、Plusを含む全グレードにharman/kardonのプレミアムサウンド(1,040W、ダッシュボード・サウンドバー付9スピーカー)が標準装備されています。他の車種だとオプション装備になるので太っ腹です。

では何が違うのか。バッテリー容量(51kWhと69kWh)とヒートポンプを別にすると、装備の大きな違いは「内装」「シート」「ルーフ」に集約されます。

  1. 内装テーマの選択権(世界観の違い)
    • 前述の通り、Plusは「インディゴ(ダーク系)」固定です。淡い色合いの「ハーヴェスト」や、上質なウール素材の「ミスト」を選びたいなら、Ultraを選ぶしか道はありません。
  2. シートの電動化(快適性の違い)
    • 2027年モデルの「Plus P5 Electric」は、運転席・助手席ともにマニュアルシート(手動)が標準です。

また、シートヒーター/ステアリングヒーターもPlusではオプション(クライメート・パッケージ 8万円)です。

EX30のシート調整、Plusは手動

ボルボEX30のフロントシート
https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/

V90オーナーだった私が一番衝撃を受けたのがここです。

  • Ultra
    • 運転席・助手席ともに8ウェイ・パワーシート(電動調整)と、運転席の電動ランバーサポートが標準です。
  • Plus
    • 運転席・助手席ともにマニュアルシート(手動調整)です。パワーシート・パッケージ(12万円)を付けると、Ultraと同じ8ウェイ・パワーシートと運転席電動ランバーサポートになります。

「えっ、500万円近いボルボで手動なの?」と思われた方、その感覚は正常です。

背もたれの角度をダイヤルで回して調整し、座席位置をレバーで引いて合わせる…。自分一人しか運転しないなら一度合わせれば終わりですが、夫婦で頻繁に運転を交代する場合、毎回手動で合わせ直すのは手間に感じるはずです。

パワーシートが欲しいなら、Ultraを選ぶか、Plus P5にパワーシート・パッケージ(12万円)を付けるかの2択です。街乗り中心なら、Plus P5+パッケージでも十分だと思います。

EX30のガラスルーフ有無と快適性の比較

ボルボEX30のパノラマ・ガラス・ルーフ
https://www.volvocars.com/jp/cars/ex30-electric/interior-design/

次に大きな違いが、頭上の景色です。

  • Ultra
    • パノラマガラスルーフが標準装備。開放感は抜群で、車内が明るくなります。ただし、シェード(日除け)が脱着式などの仕様であるため、真夏の直射日光による暑さを懸念する声もあります。
  • Plus
    • 通常の鉄屋根(スチールルーフ)で、2027年モデルからはボディ同色になりました(Ultraはブラックカラールーフ)。開放感はありませんが、断熱性という意味ではこちらの方が日本の夏には適しているかもしれません。

私はV90のガラスルーフが大好きでしたが、EX30の場合は車内が狭い分、頭上の熱気を感じやすい可能性もあります。「屋根は鉄がいい」という実用派には、あえてPlusを選ぶ理由になります。

EX30のおすすめグレードと後悔しない選び方

これまでの比較を踏まえて、個人的なおすすめグレードを提案します。

【A】コスパ重視・街乗りメインの方

👉 Plus P5 Electric(+クライメート・パッケージ)

479万円にシートヒーターとステアリングヒーターのクライメート・パッケージ(8万円)を足して487万円。航続390kmは、街乗りと近場へのお出かけなら足ります。オーディオはUltraと同じharman/kardonで、走りも軽快です。パワーシートも欲しければ、さらに12万円を足して499万円。ヒートポンプがない点と、高速道路での長距離移動には航続がやや心もとない点は割り切りが必要です。

以前は539万円の「Plus Single Motor Extended Range」がこの枠の有力候補でしたが、2027年モデルではラインナップから外れました。

【B】夫婦で共用・遠出もする方

👉 Ultra P5 Long Range Electric

個人的なイチオシはこれです。航続560km、パワーシート、パノラマ・ガラス・ルーフ、ヒートポンプまで標準。夫婦で運転を交代するなら、パワーシートがあるとシート合わせが楽になります。Plusのパッケージではカバーできないバッテリー容量とヒートポンプの差を考えると、100万円の差額にも納得しやすいグレードです。

【C】雪国住まい・アウトドア派の方

👉 Cross Country Ultra P8 AWD Electric(雪の少ない地域ならRWDの特別仕様車)

AWDの安心感と、標準より20mm高い195mmの最低地上高。何より「道具感」のある見た目が、所有欲を満たしてくれます。雪がほとんど降らない地域なら、50万円安く航続も30km長いRWD(599万円)で足りると思います。

グレードを決める前に、テスラModel YやBMW iX1など他社のEVと比べておきたい方は、こちらの比較記事もどうぞ。

EX30のCEV補助金とグレード別の実質価格

EX30のCEV補助金は、2026年4月1日以降に登録する車両なら全グレード一律36万円です(次世代自動車振興センター「令和7年度補正CEV補助金 銘柄ごとの補助金交付額」2026年9月18日現在)。Cross Countryとブラックエディションも同額です。

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グレード車両価格(税込)CEV補助金実質価格
Plus P5 Electric479万円36万円443万円
Ultra P5 Long Range Electric579万円36万円543万円
Ultra P8 AWD Electric629万円36万円593万円
Cross Country Ultra P5 Long Range(RWD)599万円36万円563万円
Cross Country Ultra P8 AWD649万円36万円613万円
Black Edition(150台限定)599万円36万円563万円

エントリーの「Plus Single Motor」なら補助金適用で実質443万円。正直、この価格でボルボの新車が買えるのは驚きです。私がV90を買った頃からは考えられない時代になりました。

ただし、2026年3月までに登録した車両は、Plus以外のグレード(Cross Countryを除く)が46万円でした。Ultra P5 Long Rangeなどは、以前より実質負担が10万円増えています。古い情報を見て資金計画を立てている方は注意してください。

電気代や自動車税、保険料など、購入後の維持費も含めて考えたい方はこちらも参考にしてください。

※補助金額は年度や予算状況により変更される場合があります。最新の情報は次世代自動車振興センターの公式サイトでご確認ください。また、自治体独自の補助金が上乗せされる場合もあります。

EX30のグレード選びでよくある質問

EX30のPlusとUltraの価格差100万円は何の差?

Plus P5 Electric(479万円)とUltra P5 Long Range Electric(579万円)の差額100万円には、バッテリー容量(51kWh→69kWh、航続390km→560km)、パワーシート、パノラマ・ガラス・ルーフ、シートヒーター/ステアリングヒーター、ヒートポンプ、19インチホイール、内装の選択肢(ハーヴェスト/ミスト)が含まれます。Plus P5に2つのパッケージを付けても499万円なので、差の大部分はバッテリー、ガラスルーフ、ヒートポンプの分と考えると分かりやすいです。

EX30のLFPバッテリーとNMCバッテリー、どちらがいい?

LFP(Plus P5 Electric、51kWh)は100%満充電を繰り返しても劣化しにくく、街乗りメインなら390kmの航続距離で十分です。一方、NMC(69kWh)は560kmの航続距離で遠出も安心。週末に高速道路を使う方はNMCのLong Range(またはP8 AWD)がおすすめです。

EX30にCEV補助金は使える?実質いくら?

EX30は全グレードがCEV補助金の対象で、2026年4月1日以降に登録する車両なら一律36万円です。最安の「Plus P5 Electric」なら実質443万円からボルボの新車EVに乗れます(次世代自動車振興センター公表値、2026年9月18日現在)。自治体の上乗せ補助金がある地域なら、さらに負担を抑えられます。

EX30の「Plus Single Motor Extended Range」はもう買えない?

2027年モデルの通常ラインナップにはありません。2026年5月27日のグレード変更で、539万円の同グレードは外れました。69kWhのバッテリーを選ぶ場合、最も安いのはUltra P5 Long Range Electric(579万円)です。2026年モデルの在庫車があるかどうかは、ディーラーに確認してください。

旧グレード名の「Twin Motor Performance」は今のどのグレード?

現在の「Ultra P8 AWD Electric」(629万円)です。同様に「Plus Single Motor」は「Plus P5 Electric」、「Ultra Single Motor Extended Range」は「Ultra P5 Long Range Electric」に名称が変わりました。価格や基本スペックは大きく変わっていません。

EX30をお得に迎えるために、今乗っている車を「正しく」手放す方法

欲しいグレードが決まったら、最後に考えなくてはならないのが「今乗っている車」の処遇です。

ディーラーでの下取りは楽ですが、何も考えずに判子を押すと、数十万円単位で損をしてしまう可能性があります。新しい相棒であるEX30を迎えるための軍資金は、少しでも多く残したいですよね。

ここで、私がV90を手放した際の実体験に基づき、「手間なく、かつ適正な高値で売却する方法」を、今の愛車が「輸入車」か「国産車」かに分けてシェアしておきます。

僕がV90を売却した「輸入車買取センター」

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EX30のグレード比較まとめと納期最新情報

最後に、EX30のグレード選びのポイントをまとめます。

EX30グレード選びのチェックリスト
  • バッテリー: 街乗り派は「Plus P5」(51kWh)、遠出派は「Long Range」(69kWh)。
  • シート: 夫婦で乗るなら電動の「Ultra」か、Plusにパワーシート・パッケージ(12万円)。
  • ルーフ: 開放感なら「Ultra」、暑さ対策と実用性なら「Plus」。
  • オーディオ: どのグレードもharman/kardonが標準なので安心。
  • 駆動方式: 基本はRWD(P5)でOK。雪道や圧倒的加速が欲しいならP8 AWD。
  • 特別感: 「Cross Country」は地上高195mmのタフ仕様。黒で揃えたいなら150台限定の「ブラックエディション」。
  • 価格: PlusとUltraの差額100万円を、バッテリー・パワーシート・ガラスルーフ・ヒーター類・ヒートポンプの分と割り切れるかが鍵。
  • 補助金: 2026年4月以降の登録なら全グレード一律36万円。
  • 納期: グレードと色により異なるため、ディーラーでの確認が必須。

かつてのV90のような「どのグレードを買っても全部入り」という世界観とは少し違いますが、EX30は「自分に必要なものだけを選ぶ」という、ある意味で現代的でスマートな買い方ができる車です。

私が選ぶなら、正直かなり迷います。好みだけで言えば、緑系の色が好きなのでCross Countryの「パイン」内装に惹かれます。ただ使い方で冷静に選ぶなら、街乗り中心ならPlus P5 Electricに2つのパッケージを付けて499万円、遠出が多いならUltra P5 Long Range Electricです。

あなたのライフスタイルに合うのは、どのEX30でしょうか?

ぜひ、この記事を片手にディーラーで実車を確認してみてください。

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この記事を書いた人

Tと申します。27歳です。元V90乗りで、ボルボ大好き人間。新型情報から維持費まで、購入検討中の方やオーナーの方に役立つ情報を発信しています。

もともとステーションワゴンが好きで、レガシィツーリングワゴンからの乗り換えの際に「デザイン・性能・ブランドイメージ、全部を満たすのはV90しかない!」と思い、社会人2年目に無理して購入しました。結婚を機に家計の事情で一度手放しましたが、いつかまたV90に乗るために、このブログを続けています。

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