こんにちは、Tです。かつて愛車だったV90 T6 AWD Inscriptionを手放してからというもの、街中でボルボを見かけるたびに、あのトールハンマーのヘッドライトを目で追ってしまう日々を過ごしています。特に最近、街中で見かける機会が急増したEX30。あの凝縮されたスカンジナビアン・デザインと、都市生活に最適化されたサイズ感には、ボルボの新しい未来が詰まっているようで、元オーナーとしても心が躍りますね。
ただ、いざ購入を真剣に検討し始めると、どうしても気になってしまうのが「維持費」のことではないでしょうか。「電気自動車はガソリン代がかからないから安い」という話も聞きますが、一方で「電気代が高騰している」「タイヤの減りが早い」「数年後のバッテリー劣化やリセールバリューが心配」といった、ガソリン車とは異なる不安要素が多くて二の足を踏んでいる方も多いはずです。私自身もV90に乗っていた頃はハイオクガソリンの価格に一喜一憂していましたが、EVとなると全く勝手が違うため、「車両価格はお手頃に見えても、トータルで長く乗ると結局高くつくのでは?」という疑問を拭えませんでした。
そこで今回は、補助金の最新動向から税制優遇の細かな条件、そして意外と見落としがちなタイヤ交換費用や保険料のリスクまで、EX30の維持費にまつわるリアルな数字を徹底的に洗い出してみました。メーカーのカタログには載っていない、オーナー目線での「財布の痛み」まで含めて解説します。
- EX30購入時に活用できる国や自治体の補助金と税制優遇の具体的な金額
- ガソリン車と比較した際の実質的な燃料代と自宅充電の重要性
- 所有期間中に発生するタイヤ交換や保険料などの隠れたコストリスク
- 購入とサブスクリプションのどちらが経済的に有利かの判断基準
EX30の維持費を抑える補助金と税制優遇

EX30を検討する上でまず驚かされるのが、そのイニシャルコストに対する公的なバックアップの手厚さです。「プレミアムEVは高い」「輸入車は贅沢品」というイメージがありますが、実は日本の現行制度をうまく活用することで、同クラスのガソリン車よりも実質的な乗り出し価格を大幅に抑えられる可能性があります。まずは、購入のハードルを下げてくれる補助金や税制の仕組みについて、その裏側まで詳しく見ていきましょう。
実質価格を下げるCEV補助金の仕組み
EX30を購入する際に、最も大きな金銭的メリットとなるのが、経済産業省が主導する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」です。これは、脱炭素社会の実現に向けて、環境負荷の低い車両を購入するユーザーに対して国が購入費用の一部を負担してくれる制度です。
2024年度の実績ベースで見ると、EX30はその高い省エネルギー性能に加え、もしもの災害時にクルマから電気を取り出して家電などを動かせる「外部給電機能(V2L: Vehicle to Load)」を搭載している点が高く評価されています。このV2L機能の有無は補助金額を左右する大きな要素であり、EX30は一般的に45万円から65万円程度という、輸入車としてはトップクラスの補助金支給対象となっています。
この金額はそのまま「値引き」と同じ効果を持ちます。例えば、車両本体価格が559万円のEX30であれば、実質的に500万円前後から検討できることになります。これはボルボの内燃機関モデルであるXC40と比較しても競争力のある価格設定と言えるでしょう。
2025年度以降の予算枯渇リスクに注意
しかし、ここで楽観視できないのが今後の動向です。EVの普及台数が増加する一方で、国の補助金予算枠は無限ではありません。実際、過去には年度の途中で予算が底をつき、申請受付が早期に終了してしまったケースもありました。
例年、補助金の予算案は前年度から縮小傾向にある場合や、申請ペースが予想以上に早い場合があります。特に注意が必要なのは「登録と申請のタイミング」です。補助金は「車両の登録(ナンバー取得)」後に申請が可能になります。
もしEX30の人気が高まり納車待ちが発生して、納車が年度末(2月〜3月)や予算消化ギリギリのタイミングにずれ込むと、「クルマは届いたけれど補助金が終わっていた」という最悪の事態になりかねません。この場合、数十万円単位で損をしてしまうことになります。商談の際は、「今の納期で補助金申請が間に合うか」をディーラー担当者と綿密に確認することを強くおすすめします。
(出典:経済産業省『クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)』
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/automobile/cev/index.html)
東京都など自治体ごとの上乗せ補助金
国のCEV補助金だけでも十分魅力的ですが、お住まいの地域によっては、そこにさらに自治体独自の強力なサポートが「上乗せ」されることがあります。これは「維持費」というよりは「購入費の圧縮」ですが、トータルの保有コストを下げるという意味で極めて重要です。
特に私が注目しているのが、財政規模の大きい東京都の事例です。東京都では「ZEV補助金(ゼロエミッションビークル導入促進事業)」として、国の補助金とは別に独自に助成を行っています。基本額だけでも45万円程度の支給が見込めますが、すごいのはここからです。
再生可能エネルギー電力の活用で補助額アップ
東京都の場合、単にEVを買うだけでなく、そのEVを「再生可能エネルギー」で運用する環境を整えることで、補助額が大幅に加算される仕組みがあります。具体的には以下の条件です。
- 再生可能エネルギー電力メニューの契約
- 自宅の電気契約を再エネ100%メニューにする。
- 太陽光発電システムの設置
- 自宅の屋根で発電した電気で走る。
- V2H(Vehicle to Home)機器の導入
- EVの電気を家庭へ供給できる設備を導入する。
これらの条件を組み合わせることで、東京都からの補助金だけで最大数十万円が加算され、国の補助金(最大65万円)と合わせると、条件次第では最大で100万円〜140万円規模もイニシャルコストを圧縮できるケースがあるのです。
ここまでくると、559万円のEX30の実質購入価格は400万円台前半まで下がり、国産のミドルサイズSUVや、ガソリン車のコンパクトカーと変わらない価格帯で手に入ることになります。「輸入車EVは高嶺の花」という常識が、制度活用によって完全に覆る瞬間です。もちろん、神奈川県や愛知県など他の自治体でも独自の補助金制度がある場合が多いので、購入前には必ずお住まいの自治体ホームページを確認してみてください。
重量税や環境性能割の免税メリット
購入時の補助金も大きいですが、クルマを所有している期間中にジワジワと効いてくるのが「税金」の安さです。かつて私が乗っていたV90 T6の場合、2.0リッターのガソリンエンジンでありながら高出力だったため、毎年の自動車税や車検ごとの重量税はそれなりの金額になり、5月の納税通知書を見るたびに少し憂鬱になったものです。
しかし、EX30のような電気自動車には、国策として極めて強力な優遇措置が適用されます。これらは「減税」ではなく「免税(0円)」となる項目が多いのが特徴です。
EX30に適用される主な税制優遇
- 環境性能割(旧・自動車取得税)
- 購入時に車両価格に応じて課税される税金ですが、EX30は非課税(0円)です。通常なら十数万円かかるコストが浮きます。
- 自動車重量税
- 購入時(3年分)と、なんと初回の継続車検時(2年分)も全額免除(0円)となります。EX30はバッテリー搭載により車両重量が約1.8トンありますが、この重量級クラスにかかる税金が5年間タダというのは驚異的です。
- 自動車税(種別割)
- 排気量に応じて毎年かかる税金ですが、EVは最も安い区分(1.0L以下と同等)となる上、グリーン化特例により翌年度分が概ね75%減税(約6,500円程度)になります。さらに東京都では、新車登録から5年度分の自動車税を全額免除するという特例措置もあります。
これらをトータルで計算すると、所有してから5年間で、同クラスのガソリン車に比べて約20万円〜30万円ほどの節税効果が見込めます。維持費の中で「税金」が占めるウェイトがこれほど軽くなるのは、EVならではの特権と言えるでしょう。
サブスクリプションと購入の費用比較
ここまで「購入」を前提に話してきましたが、EVには特有のリスクもあります。「5年後のリセールバリューはどうなるのか?」「バッテリーが劣化して航続距離が短くなったらどうしよう」といった不安です。そんな不安を持つ方には、ボルボが公式に提供している「サブスクリプション」という選択肢も非常に合理的です。
EX30のサブスクリプションプランは、月額95,000円(税込)という定額制で提供されています。「月9.5万円は高い!」と感じるかもしれませんが、この金額に含まれている内容を分解してみると、意外なコストパフォーマンスが見えてきます。
月額料金に含まれるもの
- 車両本体の使用料
- 登録時の諸費用・税金全般
- 自賠責保険料
- メンテナンス費用(VSP相当)
- 任意保険料(車両保険含む)
- ドライブレコーダーなどの純正アクセサリー
特に注目すべきは「任意保険」が含まれている点です。通常、若年層(20代など)や等級が低い方が、EX30のような高級車で車両保険を含めた保険に加入すると、月額2万円〜3万円、あるいはそれ以上の保険料になることも珍しくありません。サブスクなら、年齢や等級に関わらず保険料込みで定額です。
サブスクリプションがおすすめな人
1. 若年層・保険等級が低い方
個別に保険に入るよりもトータルコストが安くなる可能性が高いです。
2. 短期間での乗り換えを想定している方
転勤やライフスタイルの変化で、1〜2年で手放す可能性がある場合、購入時の諸費用や売却時の値落ちリスク(初期の減価償却の大きさ)を回避できます。ボルボのサブスクは3ヶ月前の申し出で違約金なしで解約できる柔軟性も魅力です。
3. EV適性をテストしたい方
「自宅充電なしで運用できるか」「電費や航続距離に満足できるか」をリスクなしで試したい場合、いつでも解約できるサブスクは最高の「長期試乗」になります。
逆に、私のように「気に入ったクルマは5年以上長く乗り続けたい」というタイプや、長年の無事故で保険等級が最大(20等級)になっていて保険料が安い方の場合は、総支払額で見ると普通に購入(ローンや現金一括)した方が安くなる計算になります。ご自身のカーライフ計画に合わせて選べるのが、現代の賢いクルマ選びですね。
充電器設置費用のサポートキャンペーン
EV生活を始めるにあたって、地味にハードルが高く、そして意外な出費となるのが「自宅への充電設備の設置工事」です。ガソリン車には不要な初期投資ですが、快適なEVライフには欠かせません。
一般的に、戸建て住宅にEV用の200Vコンセントや、専用のウォールボックス(充電器)を設置する場合、工事費込みで10万円〜20万円程度の費用が発生します。「車両代以外にさらに20万もかかるのか…」とテンションが下がりそうになりますが、ここでもボルボ・カー・ジャパンの施策が光ります。
ボルボでは、新車購入キャンペーンとして時期によって「充電器設置費用サポート(10万〜15万円相当)」や「特別低金利ローン(0%〜1%台)」などを実施していることが多々あります。私がディーラーで話を聞いた際も、こうしたサポートを活用して実質負担ゼロで自宅に充電器を設置したオーナーさんが多いとのことでした。
車両本体の値引きが厳しい場合でも、こうした「附帯設備」のサポートを引き出すことができれば、トータルの出費は大きく抑えられます。これから商談に臨む方は、単なる車両価格交渉だけでなく、「充電器のサポートキャンペーンは今やっていませんか?」と必ず確認するようにしましょう。
EX30の維持費で注意すべきタイヤや電気代

税金や補助金といった「入り口」の部分では、驚くほど経済的で優等生なEX30。しかし、実際にオーナーになって毎日乗り回すとなるとかかってくる「ランニングコスト」には、EVならではの光と影がはっきりと存在します。ここからは、カタログや営業トークだけでは見えにくい、私が徹底調査して分かった少しシビアな現実についても、包み隠さず触れていきたいと思います。
ガソリン車より安価な実電費と電気代

まず朗報なのは、日々の移動コスト、つまりエネルギー代です。V90に乗っていた頃は、リッターあたり8km〜10km程度の燃費で、満タンにするたびに1万円札が飛んでいく感覚がありましたが、EX30はその感覚を一変させてくれます。
EX30の「実電費(実際の走行での電力消費効率)」は、エアコンを使わない春秋の適温時で6.0〜7.0km/kWh、暖房を使う冬場で3.5〜4.5km/kWh程度と言われています。平均して5.5km/kWhと仮定し、日本の一般的な家庭用電気料金(従量電灯契約などの平均単価を約32円/kWhと仮定)で計算してみましょう。
- EX30の走行コスト:32円 ÷ 5.5km = 約5.8円/km
これを同クラスのガソリン車やハイブリッド車と比較すると、その差は歴然です。
- ハイブリッド車(燃費15km/L、ガソリン170円/L):約11.3円/km
- ガソリン車(燃費10km/L、ガソリン170円/L):約17.0円/km
つまり、EX30の燃料代はハイブリッド車の約半額、純ガソリン車の約3分の1にまで圧縮できるのです。もし年間10,000km走行するユーザーであれば、ガソリン車と比較して年間約11万円、5年間で55万円以上の差額が生まれます。この「走れば走るほど得をする」感覚は、EVオーナーだけの特権と言えるでしょう。夜間電力などの安いプランを契約している方なら、この差はさらに広がります。
自宅充電と公共急速充電のコスト差

ただし、上記の計算には「自宅で充電した場合(基礎充電)」という極めて重要な前提条件があります。ここがEV維持費の最大の落とし穴であり、絶対に理解しておかなければならないポイントです。
もし自宅に充電設備がなく、外出先の「急速充電(経路充電)」だけに頼ってEX30を運用しようとすると、経済性は劇的に悪化します。現在、高速道路のSA/PAや商業施設にある急速充電器(e-Mobility Powerネットワークなど)は、料金の値上げが進んでいます。ビジター利用や一部の会員プランでは、1分あたり50円〜80円程度の課金が一般的になりつつあります。
急速充電のみでの運用コスト試算
仮に1分55円の急速充電器で30分充電(1,650円)し、約20kWh(約110km分)充電できたとします。
1,650円 ÷ 110km = 15円/km
これではガソリン車(約17円/km)とほとんど変わらない維持費になってしまいます。さらに、「充電スポットを探す手間」「充電中の待ち時間(30分)」という見えないコストも発生します。経済的なメリットを享受するためには、やはり「自宅で寝ている間に安く充電する」環境がほぼ必須と言えます。
マンション住まいの方などで自宅充電が難しい場合は、近隣に「普通充電(200V)」が使える安価なスポットがあるか、あるいはイオンなどの商業施設でのお買い物ついでに充電できる環境があるかを、契約前に徹底的にリサーチする必要があります。
大径タイヤ交換にかかる高額な費用

私がEX30の維持費シミュレーションをしていて、最も警戒すべきだと感じたのが「タイヤ関連費用」です。ここは多くの方が納車後、数年経ってから「こんなにかかるの!?」と驚くポイントです。
EX30はコンパクトSUVという見た目ですが、実はタイヤに関してはスーパーカー並みとは言わないまでも、高級サルーン並みのハイスペックなものを履いています。グレードによっては19インチや20インチ(サイズ例:245/45R19など)という大径サイズが採用されています。
なぜEVのタイヤ交換は高いのか?
- 重量とトルクへの対応
- バッテリーで重くなった車体(約1.8トン)と、モーター特有の強烈な瞬発力を支えるため、高い荷重指数とグリップ力が求められます。
- 静粛性の追求
- エンジンの音がないEVでは、タイヤが転がる「ロードノイズ」が車内で目立ちます。そのため、タイヤの内側に吸音スポンジを貼り付けた「EV専用タイヤ(MICHELIN Pilot Sport EVなど)」やプレミアムコンフォートタイヤが推奨されますが、これらは単価が高いです。
- 摩耗の早さ
- 楽しくてついついアクセルを踏んでしまう加速の良さと車重の影響で、ガソリン車よりも2〜3割早くタイヤが減ると言われています。
3万km〜4万キロ走行して交換時期が来た際、ディーラーやタイヤ専門店で同等グレードのタイヤに交換しようとすると、工賃込みで総額15万円〜20万円コースになることは覚悟しなければなりません。月額換算すると数千円のコスト増になるため、毎月少しずつ「タイヤ積立」をしておくのが、家計を直撃させないための賢い自衛策です。
VSPでカバーされるメンテナンス費用
維持費の中で唯一、あまり心配しなくて良いのが定期メンテナンス費用です。ボルボには「Volvo Service Passport (VSP)」という素晴らしいメンテナンス・パッケージがあり、新車購入時にはこれが3年間(キャンペーン等で5年間の場合も)無償で付帯されます。
VSPには、法定1年点検や2年点検の技術料に加え、指定消耗品の交換費用も含まれています。EVであるEX30の場合、エンジンオイルやオイルフィルターの交換がそもそも存在しません。さらに、回生ブレーキ(モーターの抵抗で減速する仕組み)を多用するため、物理的なブレーキパッドの摩耗も極めて少なく、10万キロ走っても交換不要というケースさえあります。
その代わり、VSPでカバーされるのは以下のような項目です。
- エアコンフィルター(キャビンフィルター)の交換
- ワイパーブレードの交換
- ブレーキフルードの交換
- ソフトウェアのアップデート
最初の車検(3年目)までは、税金などの諸費用を除けば、メンテナンスで財布を開く機会はほぼありません。ただし、昨今のインフレでVSP自体の価格や、期間終了後の延長プラン(VSP Plus)の価格は上昇傾向にあります。5年、7年と長く乗る場合は、保証が切れた後のエアコン故障や電装系トラブルの実費修理に備えて、ある程度の予備費を持っておくのが安心です。
車両保険の料率クラスと修理リスク
最後に、維持費の一部として絶対にケチってはいけないのが自動車保険、特に自分のクルマを直すための「車両保険」です。「運転に自信があるから車両保険はエコノミーでいいや」とか「そもそも入らなくていい」と考えるのは、EX30に関しては極めて危険な賭けになります。
EX30は、ボルボの安全思想を体現した最新鋭のハイテクマシンです。バンパーの裏側やエンブレムの中には、高価なレーダー、カメラ、LiDARなどのセンサー類がこれでもかと詰め込まれています。もし軽い追突事故や自損事故でバンパーを破損した場合、単にプラスチックを交換するだけでなく、センサーの交換や再調整(キャリブレーション)が必要となり、修理費があっという間に数十万円に跳ね上がることがあります。
バッテリー損傷=全損のリスク
さらに恐ろしいのが、事故で床下の駆動用バッテリーパックに損傷が及んだ場合です。安全上の理由からバッテリーは部分修理ができず「全交換」となるケースが多く、その費用は100万円単位、場合によっては200万円を超えることもあります。こうなると実質的に「全損」扱いとなり、車両保険に入っていなければ経済的な大打撃を受けます。
こうした修理費の高さから、ボルボ車の保険料率クラス(保険料を決めるランク)は一般的に高めに設定される傾向があります。年間保険料は5万円〜10万円、条件によってはそれ以上になるかもしれませんが、これは「万が一の破綻を防ぐための必要経費」と割り切って、フルカバータイプの車両保険に加入することを強くおすすめします。多くの保険会社にある「ASV割引(自動ブレーキ割引)」や「電気自動車割引」をうまく活用して、少しでも保険料を抑える工夫をしましょう。
EX30の維持費シミュレーションまとめ
ここまでEX30の維持費について、メリットからリスクまで細かく見てきました。結論として、EX30は「賢く乗れば国産車並みに経済的だが、乗り方や準備を間違えると輸入車らしく高くつくクルマ」だと言えます。
最後に、一般的な使用条件での3年間の維持費シミュレーションをまとめてみます。
| 項目 | 3年間の概算コスト | 備考 |
|---|---|---|
| エネルギー費 | 約18万円 | 走行3万km、自宅充電90%と仮定。 ガソリン車なら約50万円かかるため圧倒的安さ。 |
| メンテナンス費 | 0円 | VSP(メンテナンスパック)付帯期間中は 定期点検・消耗品費はほぼ無料。 |
| タイヤ費 | 0円 | 3年3万km時点では交換時期に達しないと想定。 (ただし4年目以降に約20万円の出費あり) |
| 自動車税等 | 約2万円 | 重量税免税、環境性能割免税。 自動車税の減税効果を含んだ概算。 |
| 任意保険料 | 約24万円 | 年額8万円×3年と仮定。 車両保険必須のため高めに見積もり。 |
| 合計 | 約44万円 | 月額換算で約1.2万円程度。 (駐車場代、ローン返済額は含まず) |
いかがでしょうか。自宅充電が可能で、最初の3年間VSPを活用して乗る分には、ランニングコストは驚くほど低く抑えられることがわかります。特にエネルギーコストの安さは感動的です。
EX30は、単なる移動手段以上の新しいライフスタイルと、ボルボならではの安心感を提供してくれるクルマです。「タイヤ代の積立」と「車両保険への加入」、そして「自宅充電環境の整備」。この3つさえクリアできれば、EX30はあなたの生活を豊かにする最高のパートナーになってくれるはずです。
今の愛車を最高額で売却し、購入資金を手に入れる方法
さて、EX30の購入を決意されたなら、次のステップは「どうやって購入資金を準備するか」ですよね。
多くの方が、今乗っている愛車を売却(下取り)されると思います。
ここで、僕がV90を手放した時の経験から、一つだけアドバイスさせてください。
ディーラーでの「下取り」は、最後の手段にした方が良いかもしれません。
もちろん楽ではあるのですが、多くの場合、専門の買取業者に売却する方が、数十万円単位で高く売れる可能性が非常に高いです。
僕もV90を売却する時、複数の業者に見積もりを取りました。
僕がV90を売却した「輸入車買取センター」
もし、今あなたが輸入車(ボルボ、ベンツ、BMWなど)にお乗りなら、僕が実際に使った「輸入車買取センター」
を強くおすすめします。
理由はシンプルで、対面でのやり取りが無いためスケジュール調整の手間なし。対応の手間なし。しかも高かったからです。

僕のV90は、公式サイトにも「お客様の声」として掲載されています。
スマホで外装と内装の写真を撮って送るだけで、すぐに査定額が出ました。あとは電話で少しやり取りするだけで、面倒な現車確認の駆け引きもありません。
一括査定サービスで同一時間に各社(僕の時は3社でした)に来てもらって同時査定をしたり、ボルボを専門的に取り扱っている販売店に行き査定をしてもらったり、オークション出品サービスなど、色々なサービスを使って査定をしてもらいました。
最終的に他社査定のなかで最も高い金額の1万円高い金額を提示していただき、ここに決めました。輸入車の価値を本当に分かってくれる、信頼できるサービスだと感じます。
購入資金を少しでも多く確保するために、試してみる価値は絶対にあります。

今、国産車に乗っている方へ
もし国産車からの乗り換えなら、CTN一括査定 が今の最適解だと思います。
一括査定と聞くと、「登録した瞬間に鬼のような営業電話がかかってくる」という悪いイメージがありませんか? 僕はあれが本当に苦手で、考えるだけで疲れてしまうんですが、CTNはそこを完全に解決してくれています。
- 電話ラッシュ一切なし
- これが最大の特徴です。CTN側で事前に価格を競わせ、高値をつけた上位3社(だけ)からしか連絡が来ない仕組みになっています。何十社もの対応をする必要がありません。
- 専門店が競り合うから高い
- 全国1,000店舗以上のネットワークを持っていて、そこには「SUV専門店」や「軽自動車専門店」も含まれます。 例えば、あなたがハリアーやN-BOXなどに乗っている場合、一般的な買取店よりも、その車種を喉から手が出るほど欲しがっている専門店の方が、驚くほど高い値段をつけてくれることが多いんです。
「ディーラーの下取りでいいや」と判子を押す前に、一度だけ試してみてください。 上位3社とだけ話せば良いので、忙しい仕事の合間でもサクッと終わります。
新しい相棒を迎えるための資金、少しでも多く残しましょう。


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