「ボルボの新しい電気自動車、EX30のデザインって実際どうなんだろう?」
写真で見るとすごく未来的でかっこいいけれど、実車は意外と小さいのか、それとも使いにくいのか。
かつてV90という大型ステーションワゴンに乗っていた僕から見ても、このEX30のデザインは、これまでのボルボとはちょっと違うなと感じます。
特に内装のシンプルさや、物理ボタンの少なさには驚かされますよね。
「シンプルすぎて不便じゃないの?」という不安もあるかもしれません。
この記事では、先日行われた「ジャパンモビリティショー名古屋」で実際にEX30を見てきた元オーナーとしての視点も交えながら、EX30のデザインの魅力と、正直なところ「ここは好みが分かれるかも」という点まで、包み隠さずお話ししていこうと思います。
これからクルマ選びをする皆さんの、参考になれば嬉しいです。
- スカンジナビアデザインの新しい解釈とコンセプト
- 日本の駐車場事情にマッチしたサイズ感と外観の印象
- 賛否両論あるインテリアの極端なシンプルさと操作性
- 購入前に知っておきたいデザイン面でのメリットとデメリット

ボルボEX30のデザイン:スカンジナビアンな外観

- コンセプトはスカンジナビアデザイン
- エクステリアの特徴とサイズ感のデザイン印象
- ボルボEX30のボディカラー 人気色一覧
- カードキーを採用したキーデザイン
コンセプトはスカンジナビアデザイン

EX30のデザインコンセプトを一言で表すなら、「機能美の極致」と言えるかもしれません。
ボルボはずっとスカンジナビアデザイン、つまり「シンプルで機能的」であることを大切にしてきました。
でも今回のEX30は、そのレベルが一段階上がったような印象を受けます。
これまでのボルボ、例えば僕が乗っていたV90などは、優雅で伸びやかなラインが特徴でした。
対してEX30は、電気自動車(BEV)ということもあり、必要なもの以外を徹底的に削ぎ落としています。
ただ削るだけではなく、そこに「暖かみ」を残しているのがボルボらしいところですね。
無機質なサイバーパンク的な未来感ではなく、北欧の家具のように、生活に馴染むデザインだと感じます。
小さいけれど、安っぽくない。「小さいこと」をむしろプレミアムな価値に変えようとしている、そんな意志を感じるデザインです。
エクステリアの特徴とサイズ感のデザイン印象

まず外観で目がいくのは、フロントマスクですよね。
電気自動車のため従来のような大きな開口部のフロントグリルはなく、クリーンな「グリルレス」デザインになっています(冷却用の開口部は下部にさりげなく配置されています)。
その代わりに、アイアンマーク(ロゴ)が中央に配置され、ヘッドライトはおなじみの「トールハンマー」デザインが採用されています。
ただ、このトールハンマーもドット絵のようなデジタル表現になっていて、新しさを感じますね。
サイズ感については、日本で乗るには本当にちょうど良いサイズだと思います。
- 全長:4,235mm
- 全幅:1,835mm
- 全高:1,550mm
特筆すべきは、全高が1,550mmに抑えられている点です。
これなら、都市部に多い機械式駐車場にも問題なく入ります。
マンションにお住まいの方や、都心へよく出かける方にとっては、この高さ制限をクリアしているのは非常に大きなメリットですよね。
全幅の1,835mmは、コンパクトSUVとしては少しワイドですが、タイヤが四隅に配置されているので、踏ん張り感があって頼もしく見えます。
横から見たときの、窓の面積を少し狭くしてタイヤを大きく見せる比率は、クーペのようでスポーティですね。
ボルボEX30のボディカラー 人気色一覧
EX30のボディカラーは、自然界からインスピレーションを得たという独特なラインナップです。
派手な原色ではなく、どれも絶妙なニュアンスカラーなのが素敵ですね。
現在の日本仕様(2026年モデル時点)では、グレードごとに選べるボディカラーが少し異なります。
【EX30 Plus(Single Motor系)】
- クラウドブルー
-

https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/ イメージカラーになっている、淡い水色です。空の色を表現しているそうで、EX30のクリーンなイメージに一番合っている気がします。
- クリスタルホワイト
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https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/ 定番のパールホワイトです。膨張色なので、小さな車体が少し大きく立派に見える効果もあります。
- ヴェイパーグレー
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https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/ 少し青みがかった薄いグレーです。都会的でクールな印象になりますね。
【EX30 Ultra(Single/Twin Motor系)】
※上記3色に加えて、以下の2色が選択可能です。
- オニキスブラック
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https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/ 引き締まった黒です。小さい車体がよりギュッと凝縮されて見え、高級感が増します。
- サンドデューン
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https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/ 2026年モデルから追加された新色のベージュ系メタリック。砂丘のような温かみのある色で、光の当たり方によってキラキラと表情が変わります。XC40などでも人気のカラーですね。
なお、発表当初に話題になった「モスイエロー」は、現在は通常ラインナップから外れており、サブスクリプション専用車や限定車など、一部のモデルのみで選べるカラーとなっています。

https://jp.volvocars.com/pressrelease/2023-08-24-02/
購入時期やグレードによって選択できない場合があるため、最新のカラーラインナップは公式サイトやディーラーでの確認がおすすめです。

カードキーを採用したキーデザイン
EX30では、車のキーのデザインも大きく変わりました。
これまでのような、革巻きの重厚なキーフォブは標準では付いてきません(オプション等の扱いや、スマホがキーになることが前提です)。
基本は「カードキー」と、小さな「ボタンレスキー」です。
カードキーはクレジットカードのようなサイズで、Bピラー(運転席の窓枠あたり)にかざしてロックを解除します。
テスラなどのEVではおなじみのスタイルですね。

https://www.volvocars.com/jp/support/car/ex30
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https://www.volvocars.com/jp/support/car/ex30
デザインとしては究極にシンプルで、財布に入れられるので持ち運びは楽です。
ただ、これまで「ボルボの重厚なキーを持つこと」に所有欲を感じていた方にとっては、少し物足りなさを感じる部分かもしれません。
僕もV90の革製のキーが好きだったので、最初は「ホテルのカードキーみたいだな」と思ってしまいました。
でも、スマホを持って車に近づくだけで解錠される機能がメインになれば、キーを取り出す必要すらなくなるので、これはこれで「新しい便利さ」の形なのだと思います。
ボルボEX30の内装デザインを徹底解説
- シンプルな内装インテリアとルームテーマの種類
- サステナブルなシート素材の質感
- センターディスプレイの操作性
- サウンドバーのデザインとグローブボックスなしの収納
- デザインに関する評判と口コミ
- ボルボEX30のデザインまとめ
シンプルな内装インテリアとルームテーマの種類
内装に乗り込むと、そのシンプルさに圧倒されます。
ボタンがほとんどありません。
従来の車にあったようなスイッチ類がごっそりなくなっているので、「あれ、何か忘れてない?」と不安になるくらいです。
EX30のインテリアは、本来「ブリーズ」「ミスト」「パイン」「インディゴ」という4つのルームテーマでデザインされています。いずれも北欧の自然をモチーフにした色と素材の組み合わせです。
ただし、日本仕様で実際に選べるテーマはグレードやモデルイヤーによって異なります。
2026年モデル時点では、おおまかに以下のようなイメージです。
- Plus
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https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/ 基本は「インディゴ」一択(デニム調のカジュアルな内装)
- Ultra
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ミスト
https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/
ブリーズ
https://www.volvocars.com/jp/build/ex30-electric/ボディカラーとの組み合わせによって「インディゴ」「ブリーズ(明るいブルー系)」「ミスト(落ち着いたグレー系)」から選択可能
「パイン(温かみのあるグリーン系)」はグローバルの設定には含まれていますが、日本仕様では選択できない、あるいはできるグレードが限られる場合があるため、最新の組み合わせは公式サイトや見積りシミュレーションで要確認です。

https://mitaka.vc-dealer.jp/news/6895/
V90のようなウッドパネルと本革の豪華さとは違いますが、モダンなリビングにいるような心地よさは、さすがボルボだと感じます。
サステナブルなシート素材の質感
EX30のデザインを語る上で外せないのが、「サステナブル素材」です。
環境への配慮から、本革シートの設定はありません。
その代わりに、リサイクル素材や自然由来の素材が使われています。
例えば、デニムの裁断くずを再利用した素材や、松のオイルから作られた素材、ウール混紡などです。
「リサイクル素材」と聞くと、少し安っぽいイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、実際に触れてみると質感は非常に高いです。
ファブリックならではの温かみや、さらっとした肌触りは、日本の高温多湿な気候にはむしろ革より合っているかもしれませんね。
ただ、高級車の証として「本革の香りや手触り」を求めている方にとっては、少し好みが分かれるポイントだと思います。
個人的には、この新しい素材感は「これからのラグジュアリー」という感じがして、とても好感が持てました。
センターディスプレイの操作性
ここが一番、EX30のデザインで議論を呼ぶポイントかもしれません。
ダッシュボードの中央に、12.3インチの縦型タッチスクリーンが1枚だけ配置されています。
そして、一般的な車のような運転席前の独立したメーターパネル(メータークラスター)はなく、速度計やバッテリー残量などの走行情報も、このセンターディスプレイ上部に表示されます。
エアコンの操作を含む多くの機能もこの画面に集約されており、いわば「1枚の画面がメーターとナビ・操作パネルを兼ねている」構成です。
実は先日、名古屋で開催されたジャパンモビリティショーに行き、実車に触れてきました!

正直、触るまでは「物理ボタンがないのは不便だろうな」と懐疑的だったんです。
でも、実際に操作してみると、指の追従性が思った以上に良くて驚きました。
iPhoneのような「ぬるぬる」感と言うと言い過ぎかもしれませんが、引っかかりがなく「サクサク」動いて快適なんです。
これなら、スマホ世代の方ならすぐに馴染めると思います。
ただ、やはり運転中にブラインドタッチでエアコンを操作したい時などは、少し慣れが必要かもしれません。
「操作感の気持ちよさ」と「物理ボタンの確実性」、どちらを優先するかは試乗でしっかり確認したいポイントですね。
サウンドバーのデザインとグローブボックスなしの収納

もう一つ面白いのが、スピーカーの配置です。
通常、ドアの下部にはスピーカーが付いていますが、EX30にはありません。
その代わり、ダッシュボードの付け根(フロントガラスの下)に、横長の「サウンドバー」が埋め込まれています。
家庭用のホームシアターのような発想ですね。
これにより、ドアポケットが驚くほど広くなりました。
大きなボトルやノートPCなどがすっぽり入ります。
スピーカーをなくすことで収納を増やす、というアイデアは素晴らしいですね。
また、助手席の前にあるはずの「グローブボックス」もありません。
では車検証などはどこに入れるのかというと、センターディスプレイの下に配置されています。
運転席からも助手席からも手が届きやすい位置にあるので、これは意外と使い勝手が良いかもしれません。
音質については、僕もこだわりのあるHarman Kardon(ハーマンカードン)が採用されています。
V90のB&Wには及ばないかもしれませんが、前方から音が広がる感覚はライブステージのようで、独特の良さがありますよ。
デザインに関する評判と口コミ
ネット上の口コミや、実際にEX30を見た人たちの声を拾ってみると、やはりデザインに関しては賛否両論あるようです。
ポジティブな意見としては、
「未来感があってかっこいい」
「サイズが小さくて日本の道でも扱いやすい」
「インテリアがおしゃれで、カフェにいるみたい」
といった声が多いですね。
特に女性からの支持が高いように感じます。
一方で、ネガティブな意見としては、
「メーターがないのはやっぱり不安」
「内装のプラスチック部分が少し安っぽく感じる」
「後席が思ったより狭い」
といった声も聞かれます。
特に内装の質感については、コストダウンと環境配慮の境目が難しく、「プラスチッキーだ」と感じる人もいるようです。
このあたりは、写真だけでなく実車を見て判断するのが一番ですね。
今の愛車を最高額で売却し、購入資金を手に入れる方法
ボルボ EX30の購入を決意されたなら、次のステップは「どうやって購入資金を準備するか」ですよね。
多くの方が、今乗っている愛車を売却(下取り)されると思います。
ここで、僕がV90を手放した時の経験から、一つだけアドバイスさせてください。
ディーラーでの「下取り」は、最後の手段にした方が良いかもしれません。
もちろん楽ではあるのですが、多くの場合、専門の買取業者に売却する方が、数十万円単位で高く売れる可能性が非常に高いです。
僕もV90を売却する時、複数の業者に見積もりを取りました。
僕がV90を売却した「輸入車買取センター」
もし、今あなたが輸入車(ボルボ、ベンツ、BMWなど)にお乗りなら、僕が実際に使った「輸入車買取センター」
を強くおすすめします。
理由はシンプルで、対面でのやり取りが無いためスケジュール調整の手間なし。対応の手間なし。しかも高かったからです。

僕のV90は、公式サイトにも「お客様の声」として掲載されています。
スマホで外装と内装の写真を撮って送るだけで、すぐに査定額が出ました。あとは電話で少しやり取りするだけで、面倒な現車確認の駆け引きもありません。
一括査定サービスで同一時間に各社(僕の時は3社でした)に来てもらって同時査定をしたり、ボルボを専門的に取り扱っている販売店に行き査定をしてもらったり、オークション出品サービスなど、色々なサービスを使って査定をしてもらいました。
最終的に他社査定のなかで最も高い金額の1万円高い金額を提示していただき、ここに決めました。輸入車の価値を本当に分かってくれる、信頼できるサービスだと感じます。
購入資金を少しでも多く確保するために、試してみる価値は絶対にあります。

今、国産車に乗っている方へ
もし国産車からの乗り換えなら、CTN一括査定 が今の最適解だと思います。
一括査定と聞くと、「登録した瞬間に鬼のような営業電話がかかってくる」という悪いイメージがありませんか? 僕はあれが本当に苦手で、考えるだけで疲れてしまうんですが、CTNはそこを完全に解決してくれています。
- 電話ラッシュ一切なし
- これが最大の特徴です。CTN側で事前に価格を競わせ、高値をつけた上位3社(だけ)からしか連絡が来ない仕組みになっています。何十社もの対応をする必要がありません。
- 専門店が競り合うから高い
- 全国1,000店舗以上のネットワークを持っていて、そこには「SUV専門店」や「軽自動車専門店」も含まれます。 例えば、あなたがハリアーやN-BOXなどに乗っている場合、一般的な買取店よりも、その車種を喉から手が出るほど欲しがっている専門店の方が、驚くほど高い値段をつけてくれることが多いんです。
「ディーラーの下取りでいいや」と判子を押す前に、一度だけ試してみてください。 上位3社とだけ話せば良いので、忙しい仕事の合間でもサクッと終わります。
新しい相棒を迎えるための資金、少しでも多く残しましょう。
ボルボEX30のデザインまとめ
ここまで、EX30のデザインについて深掘りしてきました。
最後に要点をまとめておきます。
- EX30は「機能美」を追求したスカンジナビアデザイン
- 冷却開口部を下に配置し、クリーンな「グリルレス」の顔つき
- 全高1,550mmで機械式駐車場に対応した日本向けのサイズ
- 全幅1,835mmと少しワイドだがタイヤの配置で安定感あり
- ボディカラーはグレードにより3色〜5色の選択肢
- 新色「サンドデューン」が追加、モスイエローは限定的
- キーはカードキーとタグキーが基本でスマホもキーになる
- 内装テーマは日本仕様ではグレードによる制限がある
- 本革ではなく、デニムやウールなどのサステナブル素材を採用
- メーターパネルがなく、情報はセンターディスプレイ上部に集約
- ディスプレイの操作性はサクサクでスマホ感覚に近い
- ドアスピーカーを廃止し、サウンドバーを採用
- ドアポケットの収納力が高い
- グローブボックスは中央配置でアクセスしやすい
- シンプルすぎる内装は好みが分かれるポイント
EX30は、これまでの「高級車=本革・木目・たくさんのボタン」という価値観を覆す車です。
僕のように古いボルボを知っている人間からすると、最初は戸惑う部分もあります。
でも、この潔いほどのシンプルさは、長く乗れば乗るほど「これで十分だ」と思わせてくれるような説得力も持っている気がします。
もしデザインで迷っているなら、ぜひ一度ディーラーやイベントで実車に触れてみてください。
あのサクサク動く画面や、新しい空間が肌に合うかどうか、直感でわかるはずです。


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