【徹底比較】XC60 vs BMW X3、買うならどっち?

【徹底比較】XC60 vs BMW X3、買うならどっち?

高級SUVの購入を検討するとき、ボルボ XC60BMW X3は多くの人が候補に挙げる2台だと思います。ただ、どちらも魅力的なだけに、最終的にどちらを選ぶべきか悩んでしまうかもしれませんね。

例えば、洗練されたデザイン比較はもちろん、実際に運転したときの走行性能や、長く乗る上で重要な燃費効率も気になるところです。また、グレードごとの価格帯や、高級車ならではのインテリア質感の違いも見逃せません。世界トップクラスの安全性能はどちらが優れているのか、具体的な維持費比較や将来のリセールバリューはどうなのか、といった現実的な問題もありますよね。それぞれのブランドイメージが持つ意味や、実際のオーナーによる総合評価、そして家族を乗せたときの乗り心地など、考え始めるとキリがないかもしれません。失敗や後悔のない一台を選ぶために、これらの要素を一つひとつ丁寧に見ていく必要があります。

この記事では、そんなあなたの疑問に答えるため、ボルボ XC60とBMW X3を様々な角度から徹底的に比較していきます。

この記事で分かること
  • デザインや走行性能など基本的な特徴の違い
  • 価格や維持費といった現実的なコストの比較
  • 安全性能やリセールバリューなど付加価値の違い
  • 最終的にどちらがどんな人におすすめなのか
目次

まずは基本!ボルボ XC60とBMW X3を比較

XC60
VOLVO XC60
https://www.volvocars.com/jp/cars/xc60/
BMW X3
BMW X3
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/x3/bmw-x3.html#driving-dynamics
  • おしゃれなのはどっち?デザイン比較
  • 内装の高級感とインテリア質感は?
  • 運転が楽しいのは?走行性能をチェック
  • 家族も喜ぶ!快適な乗り心地
  • 燃費の比較

おしゃれなのはどっち?デザイン比較

車の外観は、その車の個性を最も雄弁に語る部分かもしれません。ボルボ XC60とBMW X3は、どちらもプレミアムSUVとしての品格を備えつつ、そのデザイン思想は大きく異なっているように思います。

https://www.volvocars.com/jp/cars/xc60/

XC60のデザインは、「スカンジナビアン・デザイン」を体現した一台と言えるでしょう。このデザインの特徴は、不要な装飾を削ぎ落としたシンプルさと、機能性を両立させた美しさにあると思います。例えば、フロントマスクの象徴である「トールハンマー」型のLEDヘッドライトは、北欧神話の神トールが持つ槌がモチーフです。ただ個性的なだけでなく、夜間の視認性も高いという機能美を兼ね備えていますね。ボディサイドのラインも、複雑なプレスラインは使わずに、面の美しさで上質感を表現しています。全体として、静かで落ち着いた、知的な佇まいがXC60の魅力かもしれません。

https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/x3/bmw-x3.html#advice-services

一方のX3は、BMWならではのダイナミズムとスポーティネスが特徴です。フロントの大型キドニーグリルは、一目でBMWとわかる力強いアイコンですね。ヘッドライトの形状もシャープで、獲物を狙う動物のような精悍さを感じさせます。ボディサイドには、後方に向かって駆け上がるようなキャラクターラインが入っており、静止していても躍動感が伝わってきます。特にM Sportモデルになると、専用のエアロパーツが装着され、そのスポーティな魅力は一層際立ちます。

ボディサイズの詳細な比較

両車の寸法を、2025年8月以降に生産されるBMW X3の最新情報に基づいて詳しく見てみましょう。

スペックボルボ XC60BMW X3(2025年8月〜)備考
全長4,710mm4,755mmX3が45mm長い
全幅1,900mm1,920mmX3が20mmワイド
全高1,660mm1,660mm全く同じ
ホイールベース2,865mm2,865mm全く同じ
最低地上高205mm205mm全く同じ

このように、新型のX3は全長と全幅が拡大され、XC60よりも一回り大きなボディサイズとなりました。一方で全高、そして室内の広さに直結するホイールベースや、悪路走破性の目安となる最低地上高は全く同じ数値です。これは、両車が依然として直接的なライバルであり、同じ土俵で競い合っていることを示しているのかもしれません。X3はより大きく、存在感のあるスタイリングになったと言えそうです。

内装の高級感とインテリア質感は?

運転中、私たちの身体が常に触れ、視界に入り続けるのが車内空間です。だからこそ、ここの作り込みは車の満足度を大きく左右する要素だと思います。

ボルボ XC60とBMW X3は、どちらも上質な素材と優れたデザインを持っていますが、その「高級」という言葉の解釈や目指す方向性には、それぞれのブランド哲学が色濃く反映されていて、とても興味深い違いが見られます。

ボルボ XC60:安らぎを追求した「スカンジナビアン・ラウンジ」

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XC60のドアを開けて乗り込むと、まるで北欧のモダンな住宅のリビングに招かれたような、クリーンで心地よい空気が流れているのを感じるかもしれません。これは、単に豪華な素材を並べるのではなく、空間全体で「安らぎ」を演出しようというスカンジナビアン・デザインの思想に基づいているように思います。

その中心にあるのが、本物の素材へのこだわりです。例えば、インパネやドアトリムにあしらわれる「ドリフトウッド・パネル」は、光沢のある塗装を施さず、木が持つ本来の温かみや質感をそのまま感じられる仕上げになっています。また、上級グレードで選べるナッパレザーシートは、きめ細かく柔らかな肌触りが特徴で、体を優しく包み込んでくれます。レザー以外にも、再生可能なウール素材を使ったシートが選べる点も、自然との共生を大切にするボルボらしい選択肢と言えるでしょう。

そして、この空間の象徴的なアクセントとなっているのが、スウェーデンの高名なガラスメーカー「オレフォス」社が手がけたクリスタル製のシフトノブです。透明なガラスの中に浮かび上がるシフトパターンは、日中は光を穏やかに反射し、夜間は内蔵されたLEDで柔らかく光ります。これは、伝統工芸と最新技術を融合させ、車内に芸術品のような趣を与えるための見事な演出かもしれません。

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インフォテインメントシステムには、「Googleビルドイン」が採用されています。これは、スマートフォンを接続しなくても、カーナビの「Googleマップ」や音声操作の「Googleアシスタント」が標準機能として使えるということです。「OK、Google。近くのカフェを探して」と話しかけるだけで目的地が設定できる手軽さは、一度体験すると手放せなくなる便利さかもしれません。ただ、一方で、エアコンの操作なども含め、多くの機能を縦長のセンターディスプレイに集約しているため、物理的なスイッチに慣れている人にとっては、最初は少し戸惑いがある可能性も考えられます。

BMW X3:ドライバーを高揚させる「機能的コクピット」

bmw-x3 内装
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/x3/bmw-x3.html#design

これに対してX3のインテリアは、安らぎの空間というよりは、ドライバーが運転に集中し、その楽しさを最大限に引き出すための「機能的なコクピット」と表現するのがしっくりくるかもしれません。BMWが長年培ってきた「ドライバーオリエンテッド」という思想が、設計の隅々にまで貫かれています。

センターコンソール全体がわずかに運転席側に傾けられ、全てのスイッチ類が自然に手を伸ばした位置に配置されているのは、その典型です。また、BMWの代名詞とも言える「iDriveコントローラー」は、手元を見なくても直感的に画面操作ができるため、運転中の視線移動を最小限に抑えることに貢献しています。タッチパネル操作も可能ですが、この物理コントローラーが残されている点は、安全な運転操作への配慮の表れだと思います。

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もちろん、質感も非常に高いレベルにあります。スイッチを押したときのしっかりとしたクリック感や、パーツ同士の隙間が限りなく小さい緻密な組み立て精度は、ドイツ車ならではの堅牢さと品質の高さを感じさせます。豪華さをアピールするというよりは、高品質な道具が持つ機能美を追求している、そんな印象です。

また、X3のインテリアは、ドライバーの気分に合わせて空間の雰囲気を変えられる点も特徴です。夜間に室内を彩る「アンビエントライト」は、落ち着いたブルーからスポーティなブロンズまで、複数の色から選ぶことができます。これは、普段はリラックスできる空間として、そして時には走りを楽しみたいという気持ちに応えるための、心憎い演出と言えるでしょう。ただ、その機能性を突き詰めたデザインは、人によっては少し派手だと感じて、XC60のような温かみは少ないと感じるかもしれません。

要するに、XC60は乗る人すべてをもてなす「ラウンジ」のような空間を、X3はあくまで運転するドライバーを主役とした「コクピット」を作り込んでいるということです。どちらの高級感が自分に合うか、実際にシートに座って確かめてみるのが一番良い方法だと思います。

運転が楽しいのは?走行性能をチェック

走行性能、つまり「走り」のキャラクターは、この2台を選ぶ上での最も大きな分かれ道になるかもしれません。どちらも現代のプレミアムSUVとして十分以上にパワフルでスムーズですが、その「楽しさ」の質は全く異なります。XC60が提供する「快適な移動の楽しさ」と、X3が提供する「操作する楽しさ」。どちらがご自身の価値観に合うか、それぞれのパワートレインやシャシーの特性から、より深く掘り下げてみたいと思います。

ボルボ XC60:余裕と静粛性が生む「上質な移動体験」

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XC60の走りは、一言でいえば「ジェントル」という言葉がぴったりかもしれません。その中心となるのが、全車に搭載される電動化パワートレインです。

B5(マイルドハイブリッド)

搭載される2.0L 4気筒ターボエンジンは、約250馬力という十分なパワーを持っています。これに「48Vマイルドハイブリッド」システムが組み合わさることで、走り全体の質感が大きく向上しています。

例えば、信号待ちからの発進時、モーターがエンジンを静かに、そして力強くアシストするため、驚くほど滑らかに加速を始めます。エンジンが主役となってグイグイ引っ張るというよりは、あくまで黒子に徹し、乗員にストレスを感じさせない上質な移動空間を作り出すことに注力している、そんな印象です。

T6 Recharge(プラグインハイブリッド)

XC60のもう一つの顔が、この高性能なプラグインハイブリッドモデルです。エンジンとモーターを合わせたシステム総出力は約350馬力に達し、アクセルを踏み込めば胸のすくような加速を披露します。

ただ、その真骨頂はむしろ静粛性にあるかもしれません。バッテリー残量があれば、EV走行モード「Pure」を選択することで、エンジンを始動させずにモーターの力だけで走行できます。まるで高級EVのように静かで滑らかな走りは、街中での運転が多い人にとって、この上なく快適な体験になると思います。

XC60のシャシーは、こうしたパワートレインの特性を最大限に活かすため、あくまで快適性と安定性を重視したセッティングになっています。AWD(四輪駆動)システムも、主に雨や雪道での安定走行を目的としたもので、カーブを積極的に曲がるためのものではありません。そのため、タイトなコーナーが続く道では、車の重さを少し感じることがあるかもしれません。これは欠点というより、ボルボが追求する「安全で快適な移動」という哲学の表れと言えるでしょう。

BMW X3:シャープな応答性がもたらす「対話する走り」

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一方のX3は、BMWが掲げる「駆けぬける歓び」をSUVというカテゴリーで真摯に追求したモデルです。その走りの楽しさは、パワフルなエンジンと、それを意のままに操れる精緻なシャシー性能から生まれています。

パワートレインエンジン種類最高出力最大トルク特徴
20 xDrive2.0L 直列4気筒ガソリン184PS300Nm滑らかに高回転まで吹け上がるバランス型
20d xDrive2.0L 直列4気筒ディーゼル190PS400Nm低回転から力強く、経済性も高い
M50 xDrive3.0L 直列6気筒ガソリン387PS500NmBMW伝統のシルキーで官能的な走り

この多彩なエンジンラインナップの中でも、特にBMWらしさを感じさせるのが、その卓越したハンドリング性能です。X3は、エンジンを車体の中心近くに縦置きに配置し、前後の重量配分を理想的とされる50:50に近づけています。これにより、カーブを曲がる際に車全体が一体となってスムーズに旋回するような、軽快な感覚が生まれます。

また、AWDシステム「xDrive」も、基本的には後輪に多くの駆動力を配分する後輪駆動(FR)ベースの設計です。これにより、アクセルを踏んで加速しながらカーブを曲がるような場面でも、車が内側に向こうとする自然な動きが生まれます。ハンドルを切った分だけ素直に曲がり、アクセルでその姿勢をコントロールできる感覚は、まさに「車と対話する」ような楽しさと言えるかもしれません。

もちろん、そのスポーティさと引き換えに、乗り心地はXC60に比べると少し硬めに感じられます。路面の細かな凹凸をドライバーに伝えるセッティングは、運転好きにとっては有益な情報ですが、快適な移動だけを求める同乗者にとっては、少し忙しなく感じられる可能性はあります。

これらのことから、XC60の走りの楽しさは「目的地までいかにリラックスして移動できるか」という点に、そしてX3の楽しさは「移動の過程そのものをいかに楽しめるか」という点にあると考えられます。ご自身が運転という行為に何を求めるかによって、評価は大きく変わってくると思います。

家族も喜ぶ!快適な乗り心地

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乗り心地は、自分だけでなく大切な同乗者のための重要な性能です。ここでも、両車の目指す方向性の違いが見えてきます。

前述の通り、XC60は快適性を最優先事項の一つとしています。その乗り心地は、路面の凹凸をカドの丸い、優しい衝撃に変えてくれる感覚です。これは、ボルボが長年研究を重ねてきたシートの性能も大きく貢献していると思います。整形外科医と共同開発されたというシートは、背骨のカーブに沿って体を支え、一部分に圧力が集中するのを防いでくれます。

このため、何時間座っていても疲れにくいと感じる人が多いようです。上級グレードのUltra B5 AWDでは、オプションで電子制御式エアサスペンションが選択可能で、これを装着すると最低地上高が210mmとなり、さらに上質な乗り心地を体験できるかもしれません。

X3の乗り心地は、スポーティなハンドリング性能を犠牲にしない範囲で、快適性を高めているという印象です。M Sportなどを選ばなければ、決して硬すぎることはありません。むしろ、路面の状況を適度にドライバーに伝えつつ、不快な突き上げは抑えるという、バランスの取れたセッティングだと思います。

このしっかりとした乗り味は、特に高速走行時に安定感として感じられるでしょう。静粛性も十分に高いレベルにありますが、ロードノイズやエンジン音の侵入は、XC60よりは少しだけ大きいかもしれません。これは、運転の楽しさを演出するための意図的なセッティングとも考えられます。

燃費の比較

ガソリン ハイオク

プレミアムSUVを選ぶとしても、日々のランニングコストである燃費はやはり気になるところです。両車とも最新の技術を取り入れ、燃費性能の向上を図っています。

具体的なWLTCモード燃費を、グレード別に比較してみましょう。

車種グレードパワートレインWLTCモード燃費
ボルボ XC60Plus B5マイルドハイブリッド12.6 km/L
ボルボ XC60Ultra B5 AWDマイルドハイブリッド12.2 km/L
ボルボ XC60Ultra T6 PHEVプラグインハイブリッド14.3 km/L
BMW X320 xDriveガソリン13.1 km/L
BMW X320d xDriveクリーンディーゼル16.3 km/L

この最新の数値を見ると、特にX3のディーゼルモデル(20d xDrive)の燃費性能の高さが際立っています。WLTCモードで16.3km/Lという数値は、このクラスのSUVとしては非常に優秀です。燃料である軽油がガソリンより安いことも考えると、年間走行距離が多い人にとっては経済的なメリットが大きいかもしれません。

一方でXC60の魅力は、プラグインハイブリッド(T6 PHEV)の存在です。WLTCモードでのEV走行換算距離(等価EVレンジ)は81kmとされており、日常的な買い物や送迎など、近距離の移動であればガソリンを全く使わずに電気自動車として走行できます。自宅に充電設備があることが前提になりますが、ライフスタイルによっては最も環境に優しく、経済的な選択肢になり得ます。なお、日本の現行ラインアップにおいて、BMW X3にはプラグインハイブリッドの設定はありません。

購入後も重要!ボルボ XC60とBMW X3を比較

XC60
https://www.volvocars.com/jp/cars/xc60/
bmw-x3
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/x3/bmw-x3.html#driving-dynamics
  • 予算内で買える?気になる価格帯
  • 維持費と将来のリセールバリュー
  • 安心感で選ぶなら?注目の安全性能
  • 周りからどう見える?ブランドイメージ
  • オーナーたちのリアルな総合評価

予算内で買える?気になる価格帯

車選びにおいて、車両価格は最も現実的で重要な比較ポイントだと思います。ボルボ XC60とBMW X3は、どちらも800万円前後からスタートする高級SUVであり、決して手軽な買い物ではありません。ただ、両車の価格表を詳しく見ていくと、単に数字を比べるだけでは見えてこない、それぞれのブランドのグレード構成やオプションに対する考え方の違いが浮かび上がってきます。

ボルボ XC60:装備の充実度で選ぶ、分かりやすいグレード構成

XC60(旧モデル)
XC60(旧モデル)

ボルボの価格設定は、比較的シンプルで分かりやすいのが特徴かもしれません。装備内容が異なる「Plus」と「Ultra」という2つのグレードが基本となり、パワートレインを選ぶという構成になっています。

車種グレード価格(税込)
ボルボ XC60Plus B57,890,000円〜
ボルボ XC60Ultra B5 AWD8,790,000円〜
ボルボ XC60Ultra T6 PHEV10,290,000円〜

※参考:https://www.volvocars.com/jp/l/xc60/

Plus B5

これはXC60のベースグレードですが、いわゆる「素のグレード」とは全く異なり、装備は非常に充実しています。Google搭載のインフォテインメントシステムや、ボルボが誇る先進安全・運転支援機能「インテリセーフ」は全て標準装備です。

基本的な快適装備や安全装備に不足はなく、「ボルボならではの価値は欲しいけれど、過剰な豪華装備は不要」と考える人にとっては、最もバランスの取れた選択肢と言えるかもしれません。

Ultra B5 AWD / Ultra T6 PHEV

上級グレードの「Ultra」は、その名の通り、より豪華で快適な装備が標準で追加されます。例えば、肌触りの良いナッパレザーシート、Harman Kardonプレミアムサウンドオーディオシステム、開放的なパノラミック・ガラスサンルーフ、そして運転に必要な情報をフロントガラスに投影するヘッドアップ・ディスプレイなどが主な追加装備です。

Plusとの価格差は、これらの装備の価値を考えると十分に納得できるものだと思います。T6 PHEVは、この豪華装備に加えて、高性能なプラグインハイブリッドシステムが搭載されるため、1,000万円を超える価格設定になっています。

このように、XC60はグレードを上げることで装備が豪華になっていく、という非常に明快な選び方ができます。

BMW X3:基本性能を重視し、好みに合わせて仕上げる愉しみ

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一方、BMWの価格設定は、XC60とは少し考え方が異なります。まずパワートレインありきで、そこに好みのデザインラインやオプションを組み合わせて「自分好みの一台を仕立てていく」という楽しみがあります。

車種グレード価格(税込)備考
BMW X320 xDrive8,080,000円〜※2
BMW X320d xDrive8,740,000円〜※2
BMW X3M50 xDrive10,080,000円〜※2

※2:2025年8月以降生産モデルの公式価格表に基づきます。

20 xDrive / 20d xDrive

これらはX3の主力モデルであり、滑らかなガソリンエンジンか、力強く経済的なディーゼルエンジンか、というライフスタイルに合わせた選択が基本となります。

XC60と大きく違うのは、ここからがスタートラインだということです。例えば、多くのユーザーが選ぶ人気の「M Sportパッケージ」を追加すると、内外装がスポーティなデザインになり、足回りも引き締まったものに変わります。

M50 xDrive

これは単なる上級グレードではなく、「Mパフォーマンスモデル」という特別な位置づけです。BMW伝統の3.0L直列6気筒エンジンを搭載し、MアダプティブサスペンションやMスポーツブレーキといった専用装備が奢られます。走りの性能を最優先する人のための、特別な一台と言えるでしょう。

BMWでは、レザーシートやサンルーフ、高品質なオーディオシステムなどが、個別のオプションやパッケージとして用意されていることが多いです。このため、ベースモデルのX3にオプションをたくさん追加していくと、XC60の上級グレードと価格が逆転する、ということも十分にあり得ます。

この柔軟性の高さがBMWの魅力ですが、一方で、あれもこれもと選んでいくと、最終的な支払額が分かりにくくなる可能性はあります。

乗り出し価格と注意点

以上のことから、XC60の「Ultra B5 AWD」(約879万円)と、X3の「20d xDrive」(約874万円)に人気のM Sportパッケージやレザーシートなどのオプションを追加した仕様を比較すると、最終的な乗り出し価格は非常に近い水準になることが予想されます。

カタログの価格だけを比べるのではなく、ボルボでは「どのグレードを選ぶか」、BMWでは「ベース車にどのオプションを加えるか」という視点で考えることが大切です。ご自身が絶対に欲しい装備をリストアップした上で、両方のディーラーでじっくりと見積もりを取ることをお勧めします。

維持費と将来のリセールバリュー

車を選ぶとき、つい車両本体価格に目が行きがちですが、実際に所有していく上で重要になるのが、購入後に発生する維持費と、手放すときに関わってくるリセールバリューだと思います。これらは、車の「見えないコスト」とも言えるかもしれません。ここでは、税金や燃料費といった具体的な維持費と、将来の資産価値について、もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

税金と保険料:避けられない固定費の比較

自動車にかかる税

まずは、毎年あるいは車検ごとに必ず支払いが必要になる固定費を見ていきましょう。

自動車税・重量税

毎年の自動車税は、エンジンの排気量によって決まります。XC60とX3の主力となる2.0Lモデルは同じ区分ですが、X3 M50のみ排気量が大きくなるため、税額が変わってきます。

排気量区分該当モデル年間自動車税(2025年時点)
1,501cc~2,000ccXC60全モデル、X3 (20, 20d)36,000円
2,501cc~3,000ccX3 (M50)50,000円

また、新車購入時と車検時に支払う重量税については、両車とも1.5トンから2.0トンの区分に属するため、基本的な税額は同じです。ただ、XC60のプラグインハイブリッドモデル(T6 PHEV)はエコカー減税の対象となるため、購入時の税負担が免除または軽減される場合があります。これは、初期費用を抑える上で少し嬉しいポイントかもしれません。

自動車保険料

保険料は年齢や等級、車両保険の有無によって大きく変わるため、一概にどちらが高いとは言えません。ただ、一つの傾向として、ボルボは先進安全装備「インテリセーフ」の性能が高く評価されており、一部の保険会社では自動ブレーキ割引などの料率が有利に働く可能性が指摘されることもあります。

もちろん、これはあくまで可能性の一つですが、見積もりを取る際に比較してみる価値はありそうです。

燃料費とメンテナンス:乗り方で変わる変動費

次に、日々の使い方によって変動する費用を考えてみましょう。

燃料費(年間1万km走行時のシミュレーション)

前述の通り、燃料費はX3のディーゼルモデルに大きな強みがあります。仮に年間1万km走行すると仮定した場合、年間の燃料費は以下のようになると試算できます。

モデル年間燃料費の目安
XC60 B5 AWD (12.2km/L)約151,600円
X3 20 xDrive (13.1km/L)約141,200円
X3 20d xDrive (16.3km/L)約101,200円

※レギュラー175円/L、ハイオク185円/L、軽油165円/Lで計算

このように、乗り方や走行距離にもよりますが、ディーゼルを選ぶことで年間数万円の差が生まれる可能性があります。ちなみに、XC60 T6 PHEVは、自宅での充電を基本とし、近距離移動が中心であれば、このシミュレーションよりも燃料費を劇的に抑えることが可能です。

メンテナンス費用

どちらも輸入車のため、国産車に比べると部品代や工賃が高くなる傾向はあります。ただ、両ブランドとも新車保証やメンテナンスパッケージが充実しています。

例えば、新車保証はボルボが5年BMWが3年(延長可能)となっており、保証期間中は大きな出費の心配は少ないでしょう。 また、初回から数年間の点検や消耗品交換をカバーする有償のメンテナンスパッケージ(ボルボ「サービス・パスポート」、BMW「サービス・インクルーシブ」など)に加入すれば、期間中のメンテナンス費用を固定化できるため、計画的に維持していく上では心強い制度だと思います。

リセールバリュー:将来の資産価値を考える

将来車を乗り換える際の資産価値、つまりリセールバリューは、最終的な車のコストを考える上で非常に重要です。

これについては、中古車市場での人気や需給バランスによって変動するため、一概にどちらが高いと断定することは難しいのが実情です。ただ、リセールバリューを高く維持しやすい車の傾向というものは確かに存在します。

人気のある仕様を選ぶ

一般的に、白(パールホワイト)や黒系のボディカラーは、どの車種でも安定した人気があります。また、開放感のあるパノラミック・ガラスサンルーフは、中古車市場でも非常に人気の高いオプションです。

グレードやパッケージの選択

BMW X3の場合、スポーティな内外装を持つ「M Sport」は中古車市場で圧倒的な人気を誇り、リセールバリューを大きく左右する要素です。ボルボ XC60では、豪華装備が揃う上級グレード「Ultra」が評価される傾向にあります。

ブランドごとの傾向

BMWはスポーティなブランドイメージとM Sportの人気が根強く、安定した需要があります。特に経済的なディーゼルモデルは中古車市場でも人気です。一方でボルボも、近年そのデザイン性や安全性が高く評価され、リセールバリューは大きく改善しています。特に、今後の市場が電動化をさらに重視するようになれば、PHEVモデルの価値が再評価される可能性も秘めているかもしれません。

結局のところ、リセールバリューを最大化する鍵は、ブランド選びそのものよりも、「人気のある色やグレード、オプションを選び、丁寧に乗って良いコンディションを保つこと」にあると言えるでしょう。

安心感で選ぶなら?注目の安全性能

車を選ぶ上で、安全性能は決して妥協できない大切な要素だと思います。この点において、ボルボ XC60とBMW X3は、どちらも世界最高水準の評価を得ているモデルであり、安心して選択できる2台と言えるでしょう。ただ、その安全性に対するアプローチや思想には、それぞれのブランドが長年培ってきた歴史や文化が反映された、興味深い違いが存在します。

ボルボ XC60:乗員すべてを守る「プロアクティブ・セーフティ」

https://www.sweden-cars.jp/blog

ボルボの安全思想は、「プロアクティブ」、つまり「予防安全」という言葉に集約されるかもしれません。これは、万が一の事故が起きたときに乗員を守る(パッシブセーフティ)だけでなく、そもそも事故を未然に防ぐための技術(アクティブセーフティ)を最優先するという考え方です。

IntelliSafe(インテリセーフ)の具体的な機能

XC60には、この思想を具現化した先進安全・運転支援技術群「インテリセーフ」が全車に標準装備されています。その中核となるのが、「City Safety」と呼ばれる衝突回避・被害軽減ブレーキシステムです。

このシステムのすごいところは、検知対象の幅広さにあります。前方の車はもちろん、歩行者や自転車、そして夜間でも検知が可能です。さらに、他のメーカーにはあまり見られない大型動物(シカやイノシシなど)まで検知対象としている点は、様々な環境で起こりうる実際の事故を徹底的に分析してきたボルボならではの機能かもしれません。

また、特徴的な機能として「対向車対応機能」が挙げられます。これは、センターラインをはみ出して対向車と衝突する危険を検知した場合、自動でステアリングを制御し、自車線内に戻すよう支援してくれるものです。同様に、意図せず車線を逸脱して道路から飛び出しそうになった際に作動する「ランオフロード・ミティゲーション」も、実際の死亡重傷事故の原因分析から生まれた、ボルボらしい安全装備と言えるでしょう。

高速道路などでの運転疲労を軽減してくれる「パイロット・アシスト」も、単なる追従機能付きクルーズコントロールではありません。車線の中央を維持するようにステアリングを穏やかに支援してくれるため、ドライバーは精神的な余裕を持って運転に集中できます。

BMW X3:ドライバーを支える「インテリジェント・セーフティ」

https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/technology/visionary_safety/scene.html

一方、BMWの安全思想は、あくまで主役はドライバーであるという考えに基づいているように思います。システムが一方的に車を制御するというよりは、ドライバーの能力を拡張し、より安全で正確な運転操作をインテリジェントに支援するというアプローチです。

ドライビング・アシスト・プロフェッショナルの具体的な機能

X3に標準装備される「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」は、その名の通り、プロの運転技術を持つ相棒のような存在です。システムの根幹を支えるのが、3眼カメラと高性能レーダーです。長距離・中距離・短距離をそれぞれ得意とする3つのカメラを同時に使うことで、より遠くの状況からすぐ近くの細かな対象物までを正確に認識できます。

これにより、高速道路での渋滞時に先行車に追従する「アクティブ・クルーズ・コントロール」は、極めてスムーズで人間的な加減速を実現しています。また、衝突の危険がある場合には、ブレーキだけでなく「事故回避ステアリング」によって、ドライバーの回避操作をアシストすることもあります。システムが危険を察知し、ドライバーが回避しようとハンドルを切った際、その操作がよりスムーズかつ的確になるように力を添えてくれるのです。

そして、BMWならではのユニークで非常に便利な機能が「リバース・アシスト」です。これは、前進で進んできた最大50mの道のりを車が記憶し、スイッチ一つで、今来た道を全く同じように自動でステアリング操作をしてバックしてくれる機能です。狭い路地に入り込んでしまった場合や、駐車枠からバックで出る際などに、絶大な安心感をもたらしてくれると思います。

ボルボ XC60 (IntelliSafe)BMW X3 (Driving Assistant Professional)
基本思想危険を予測し、事故を未然に防ぐ「予防安全」ドライバーの能力を拡張し、操作を支援する「運転支援」
特徴的な機能対向車・大型動物検知、道路逸脱回避支援3眼カメラによる高精度認識、リバース・アシスト

このように、両車が目指す安全の頂は同じですが、そこに至るまでの道のりが異なります。あらゆる危険から乗員を保護しようとする「守護神」のような安心感を求めるならXC60が、自らの運転技術を最新テクノロジーで支えてくれる「優秀な副操縦士」のような信頼感を求めるならX3が、よりしっくりくる選択になるかもしれません。

周りからどう見える?ブランドイメージ

車は単なる移動手段ではなく、時としてオーナーの価値観やライフスタイルを映し出す鏡のような存在になることがあります。性能や価格といった合理的な判断基準と同じくらい、「その車に乗っている自分がどう見えるか」というブランドイメージも、不思議と私たちの心に影響を与えるものかもしれません。ここでは、ボルボとBMWがそれぞれ社会に対して発信している、独自のブランドイメージについて深く掘り下げてみたいと思います。

ボルボ:知性と倫理観をまとう「思慮深き選択」

ボルボというブランドには、長年にわたって築き上げられてきた、知的で誠実なイメージがあるように思います。

その根底にあるのは、やはり「安全」という揺るぎない哲学です。前述の通り、1959年に3点式シートベルトの特許を無償で公開したという逸話は、自社の利益よりも人命を優先するという、高い倫理観を象徴しています。この歴史が、「ボルボに乗る」という行為に、単なる移動以上の「思慮深い選択」という意味合いを与えているのかもしれません。

また、そのイメージは近年、「人への配慮」から「地球環境への配慮」へと広がりを見せています。内装にサステナブルな素材を積極的に採用したり、全モデルの電動化を推し進めたりする姿勢は、現代的な価値観を持つ人々から強く支持されています。派手さや豪華さを誇示するのではなく、本質的な価値を静かに大切にする。この姿勢は、スウェーデンの「Lagom(ラーゴム)」という「多すぎず、少なすぎず、ちょうど良い」を良しとする文化的背景とも通じるところがあるように思います。

これらのことから、ボルボのオーナーは、例えば医師や建築家、デザイナーといった、専門的な知識を持ち、物事の本質を見極める職業の人々というイメージと結び付けられることが多いかもしれません。見栄やステータスよりも、家族との時間や自分自身の心の平穏、そして社会への貢献といった事柄に価値を見出す、成熟した大人の姿がそこにはあります。

BMW:揺るぎない自信を映す「ダイナミックな象徴」

一方のBMWは、そのエンブレムが象徴するように、ダイナミックで揺るぎない自信に満ちたブランドイメージを確立しています。

その核となっているのは、ブランドスローガンである「Freude am Fahren(駆けぬける歓び)」に他なりません。BMWは、車を単なる移動の道具ではなく、運転操作そのものを楽しむための「機械」として捉えています。モータースポーツの厳しい世界で鍛え上げられたエンジン技術や、ドライバーの意思に即座に反応するシャシー性能は、この哲学を裏付けるためのものです。

かつては、その高性能さや価格から「成功者のステータスシンボル」という側面が強調されることもありました。もちろん、今でもそうしたイメージが皆無というわけではありません。しかし、近年では少し意味合いが変化し、「目標に向かって積極的に行動する、ダイナミックなライフスタイル」の象徴として捉えられることが多くなったように思います。

BMWを選ぶ人は、自分の感性や判断に自信を持ち、人生のあらゆる場面で主導権を握ることを好む傾向があるかもしれません。車に対しても、ただ快適に移動させてくれるだけでなく、精密な機械を意のままに操る達成感や、車との一体感といったエモーショナルな繋がりを求めます。BMWに乗るという行為は、自らの情熱やこだわりを表現する、一つの手段となっていると言えるでしょう。

要するに、ボルボが「他者や環境を思いやる優しさ」を表現するブランドであるとすれば、BMWは「自らの意思で道を切り拓く力強さ」を表現するブランドと考えることができます。どちらのブランドイメージがご自身の姿と重なるか、想像してみるのも面白い車選びの一つの方法だと思います。

オーナーたちのリアルな総合評価

実際に乗っている人の声は、とても参考になります。

XC60のオーナーからは、「デザインがとにかく気に入っている」「長距離を走っても全く疲れないシートは最高」「安全性能のおかげで安心して運転できる」といった満足の声が多く聞かれます。一方で、「ナビの操作性が独特で慣れが必要だった」「燃費がもう少し良いと嬉しい」といった意見もあるようです。

X3のオーナーからは、「ハンドリングが軽快で運転していて楽しい」「ディーゼルエンジンの力強さと燃費の良さに満足」「SUVなのにキビビ走る」といった、走りに関する高評価が目立ちます。逆に、「乗り心地が少し硬めに感じる」「内装が少しシンプルすぎるかも」といった声も時折見られます。

これらの評価は、まさにこれまで比較してきた両車の特徴を裏付けていると言えそうです。

結論!ボルボ XC60とBMW X3比較まとめ

ここまで、ボルボ XC60とBMW X3を様々な角度から比較してきました。最後に、この記事のポイントをまとめてみたいと思います。

記事のまとめ
  • デザインは温かみのあるモダンなXC60と、より大きくダイナミックになったX3
  • インテリアはリビングのように心地よいXC60と、機能的なコクピットのX3
  • 走行性能は安定・快適志向のXC60と、軽快でスポーティなX3
  • 乗り心地はXC60がよりソフトで、X3は引き締まった印象
  • 燃費はX3のディーゼルモデルが非常に優秀
  • XC60にはPHEVという、ライフスタイルによっては最適な選択肢がある
  • 価格帯は主要グレードでほぼ同等、オプション構成が鍵となる
  • リセールバリューは市場動向によるため断定は難しい
  • 安全性能はどちらも最高水準のシステムを全車標準装備
  • ブランドイメージは「知的なXC60」と「アクティブなX3」
  • XC60はデザイン、乗り心地、そしてボルボならではの安心感を重視する人におすすめ
  • X3は運転の楽しさ、優れた燃費性能、そしてスポーティな走りを重視する人におすすめ
  • どちらも非常に完成度が高いプレミアムSUVであることは間違いない
  • 静かで快適な移動空間を求めるならXC60が有力候補
  • ドライバーズカーとしての資質をSUVに求めるならX3が魅力的
  • 最終的には必ず両方の車に試乗して、ご自身の感覚で確かめることが大切
T(筆者)のひとこと

その日の気分によってXC60とX3を乗り換えられるのがベストですね。笑
ただ、個人的にはやっぱりボルボのデザインが好きですね。

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この記事を書いた人

Tと申します。27歳です。元V90乗りで、ボルボ大好き人間。新型情報から維持費まで、購入検討中の方やオーナーの方に役立つ情報を発信しています。

もともとステーションワゴンが好きで、レガシィツーリングワゴンからの乗り換えの際に「デザイン・性能・ブランドイメージ、全部を満たすのはV90しかない!」と思い、社会人2年目に無理して購入しました。結婚を機に家計の事情で一度手放しましたが、いつかまたV90に乗るために、このブログを続けています。

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