ボルボES90は、S90後継のフラッグシップEVセダンです。ボルボ初の800Vアーキテクチャを採用し、航続距離700km(WLTP)、10分充電で300km回復、0-100km/h加速3.9秒という圧倒的なスペックを実現しています(ボルボ・カー・ジャパン公式プレスリリースより)。
欧州では2025年後半から注文受付が開始されており、英国での価格は69,760ポンド(約1,300万円)から。日本市場への導入時期は2026年以降とされていますが、正式な発表はまだありません。2026年4月にはTop Gear誌が実車試乗レビューを公開し、「極めて洗練された走りと上品な内装」と高評価を得ています。
この記事では、ES90の全3グレード(Single Motor/Twin Motor/Twin Motor Performance)のスペック比較、S90やEX90との違い、メルセデスEQE・BMW i5・アウディA6 e-tronとのライバル比較まで、元V90オーナーの視点で徹底解説します。
ボルボ新型ES90、その魅力と気になる価格をチェック!

- S90の後継?ES90ってどんなクルマ?
- ES90のスペックを分かりやすく解説!
- EVの心臓部!航続距離はどれくらい走れる?
- ES90のサイズ感は?室内は広いの?
- さすがボルボ!おしゃれな内装をのぞき見
S90の後継?ES90ってどんなクルマ?

ボルボES90は、これまでブランドの最上級セダンであったS90の事実上の後継モデル、と考えて差し支えないと思います。ただ、これは単なるモデルチェンジではありません。言ってしまえば、ボルボというブランドの未来を示す、全く新しいコンセプトのフラッグシップへの進化なのかもしれません。
その理由は、ボルボが掲げる電動化戦略にあります。当初は「2030年までに全新車をEV化」という目標を掲げていましたが、2024年9月に方針を修正し、現在は「2030年までに販売の90〜100%をBEV(完全EV)またはPHEV(プラグインハイブリッド)にする」という現実路線に切り替わりました(Volvo Cars公式プレスリリース 2024/9/4)。とはいえ長期ビジョンはEV中心のまま揺らがず、ガソリンエンジン前提だったS90の役割を引き継ぎつつ、ゼロからEVとして開発されたのがES90です。
全てを一新したEV専用プラットフォーム「SPA2」
ES90を理解する上で、まず大切なのが「SPA2アーキテクチャ」と呼ばれる新しい車台(プラットフォーム)です。これは先に登場した大型SUV「EX90」と共通のもので、開発の初期段階からEVであることを前提に設計されています。
このSPA2がもたらすメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
- フラットな床面
- エンジンや排気管がないため、室内、特に後席の床を完全に平らにできます。これにより足元の空間が広がり、乗り降りもしやすくなります。
- 低重心設計
- 重いバッテリーを床下に敷き詰めることで、クルマ全体の重心が下がります。これは、走行時の安定性や乗り心地の向上に直接つながります。
- 設計の自由度
- 前後のモーター配置を最適化できるため、室内空間を最大限に広げることが可能です。
従来のエンジン車では、どうしてもエンジンの置き場所や関連部品にスペースが割かれていました。しかし、ES90ではそうした制約から解放され、乗員のための空間を最優先にした設計が実現できた、と考えられます。
S90から受け継いだもの、進化したもの

では、具体的にS90と比べて何が変わったのでしょうか。最も大きな違いは、やはり室内空間の広さです。ES90のホイールベース(前輪と後輪の間の距離)は3,102mmと、S90の2,940mmから16cm以上も長くなっています。
この延長分の多くは後席のスペース拡大に使われており、まるでリムジンのようなゆったりとした足元空間が生まれています。これは、ビジネスでの送迎や大切な家族との長距離移動など、フラッグシップセダンに求められる快適性を、S90の時代よりもさらに高いレベルで満たしていると言えるでしょう。
一方で、ボルボらしい安全へのこだわりや、スカンジナビアデザインの思想に基づいたシンプルで温かみのある空間づくりは、S90からしっかりと受け継がれています。
このように考えると、ES90は単に「S90がEVになったクルマ」ではありません。ボルボが長年培ってきたフラッグシップセダンの本質はそのままに、EVならではの利点を最大限に活かして、快適性や走行性能を次のステージへと引き上げた、新しい時代のラグジュアリーセダンなのだと思います。
ES90のスペックを分かりやすく解説!

ボルボES90のスペックは、2025年3月の正式発表で全貌が明らかになっています。ボルボ初の800Vアーキテクチャ採用が最大のトピックで、充電速度と航続距離が飛躍的に向上しました(ボルボ公式プレスリリース)。
バッテリーはグレードにより2種類。シングルモーター仕様が88kWh(使用可能容量)、ツインモーター仕様が102kWh(使用可能容量)を搭載します。800Vシステムの恩恵で、350kW級の急速充電器を使えば10分間でおよそ300km分を充電でき、10%から80%の充電もわずか20分で完了します。これは従来の400Vシステム(EX90など)と比べて約30%の時間短縮です。
グレード構成は全3種類。エントリーのSingle Motor(後輪駆動)でも329馬力を発揮し、日常使いには十分すぎるパワーです。中間のTwin Motor(全輪駆動)は442馬力で安定した走行性能、そしてフラッグシップのTwin Motor Performanceは最高出力670馬力・0-100km/h加速3.9秒というスポーツカー級の動力性能を誇ります。
ボルボらしい落ち着いた佇まいの中に、非常にパワフルな性能を秘めている。それがES90の最大の魅力と言えるでしょう。
| 項目 | Single Motor | Twin Motor | Twin Motor Performance |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | RWD(後輪駆動) | AWD(全輪駆動) | AWD(全輪駆動) |
| 最高出力 | 329馬力 | 442馬力 | 670馬力 |
| バッテリー容量 | 88kWh | 102kWh | 102kWh |
| 航続距離(WLTP) | 約644km | 約700km | 約680km |
| 0-100km/h | – | 5.3秒 | 3.9秒 |
| システム電圧 | 800V | ||
| 急速充電 | 最大350kW(10分で300km回復) | ||
| 10-80%充電 | 約20分 | ||
| Cd値 | 0.25(ボルボ史上最良) | ||
| プラットフォーム | SPA2アーキテクチャ | ||
EVの心臓部!航続距離はどれくらい走れる?
電気自動車を選ぶ上で、最も気になる航続距離。ボルボES90は、ツインモーター仕様でWLTPモード最大700km(CLTCでは740km相当)という数値を公式発表しています。シングルモーター仕様でも約644kmと、十分な航続距離を確保しています。
なお、2026年4月のTop Gear誌による実車テストでは、ツインモーター仕様で実測686kmを記録。カタログ値に対して約98%という高い再現率で、実際の使用環境でも「充電の心配がほぼない」レベルの航続性能が確認されています。
700kmという距離がどれくらいかと言うと、例えば東京から大阪まで、途中で充電することなく余裕を持って走り切れる計算になります。もちろん、実際の走行距離はエアコンの使用状況や走り方、外気温などによって変動しますが、日常生活はもちろん、週末のロングドライブでも充電の心配をすることはほとんどなくなるレベルと言えるでしょう。
この長い航続距離を支えているのが、徹底した空力性能の追求です。空気抵抗係数(Cd値)は0.25と、ボルボ史上最も優れた数値を達成しています。これは、走行中の空気の壁をスムーズに受け流し、無駄なエネルギー消費を抑えることに直結します。デザインの美しさだけでなく、機能性もしっかりと両立させているあたりは、さすがボルボだと感じます。
ES90のサイズ感は?室内は広いの?

ES90は、ボルボのフラッグシップにふさわしい、堂々としたボディサイズを持っています。
公式発表によると、全長5,000mm、全幅1,942mm、全高1,546mm、そしてホイールベースが3,102mmとされています。これは、メルセデス・ベンツのEQEセダンやBMW i5といったライバルと比べても遜色のない、ゆったりとした大きさです。
特に注目したいのが、3,102mmという長いホイールベースです。これは前述の通り、EV専用プラットフォームの恩恵によるもので、S90と比較しても10cm以上長くなっています。
| ボルボ ES90 | ボルボ S90(参考) | |
|---|---|---|
| 全長 | 5,000mm | 4,970mm |
| ホイールベース | 3,102mm | 2,940mm |
この延長分のほとんどが後席の足元スペースの拡大に使われており、大人が足を組んでもくつろげるほどの、広々とした空間が生まれています。
一方で、全長が5mを超えるサイズなので、日本の都市部、特に狭い道や駐車場での取り回しには少し気を使う場面があるかもしれません。ただ、ボルボには高性能なカメラやセンサーによる駐車支援システムが搭載されるはずなので、運転に不安がある方でもサポートしてくれる機能が充実していると考えられます。
ラゲッジスペースも十分な容量が確保されており、後部座席を倒せばさらに拡大できます。フロントにも充電ケーブルなどを収納できるトランク(フランク)が備わっており、実用性も高い一台です。
さすがボルボ!おしゃれな内装をのぞき見

ボルボの魅力は、なんと言ってもその洗練された内装デザインだと思います。 ES90も、その期待を裏切らない、上質で心地よい空間に仕上がっているようです。
全体のデザインは、無駄な装飾を排したスカンジナビアン・ミニマリズムが貫かれています。水平基調のダッシュボードの中心には、大型の縦型タッチスクリーンが配置され、ほとんどの操作をここで行います。主な特徴は以下の通りです。
- Google搭載インフォテインメント
-

https://jp.volvocars.com/pressrelease/images/?pageID=11352#modal-11216 GoogleマップやGoogleアシスタントが標準搭載され、スマートフォン感覚で直感的に操作できます。
- サステナブルな素材
-
FSC認証のウッドパネルやリサイクル素材を積極的に採用し、環境に配慮しています。
- パノラミックルーフ
-

https://jp.volvocars.com/pressrelease/images/?pageID=11352#modal-11216 最大99.9%の紫外線をカットするガラスルーフが、室内に明るさと開放感をもたらします。
- プレミアムサウンド
-

https://jp.volvocars.com/pressrelease/images/?pageID=11352# オプションでBowers & Wilkinsのサウンドシステムが選択可能。25個のスピーカーが臨場感あふれる音響空間を創り出します。
素材選びにも、ボルボらしいこだわりが見られます。レザーに代わる新たなサステナブル素材のシートも選択できるようです。まさに、心地よさと環境への配慮が両立した空間と言えるかもしれません。
ボルボES90を買う前に!価格と知っておきたいこと

- 日本発売はいつ?待ちきれない!
- プロの試乗評価は?乗り心地をチェック
- 賢く買うなら!補助金は使えるの?
- ライバル車(EQE, i5, A6)と比較してみた
- ES90とEX90の違いは?セダンとSUVどちらを選ぶ?
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:ボルボES90の価格は「買い」なのか?
日本発売はいつ?待ちきれない!
ES90の日本導入時期は、2026年4月現在まだ正式発表されていません。欧州では2025年後半から順次注文受付・納車が開始されており、その他の市場へは2025年後半から2026年にかけて展開予定とボルボは発表しています。
参考として海外での価格を見ると、英国ではPlus仕様が69,760ポンド(約1,300万円)、Ultra仕様が79,160ポンド(約1,480万円)。米国では約75,000ドル(約1,125万円)からとなっています。日本市場での価格は未定ですが、S90の最終価格帯やEX90の価格動向を考えると、1,000万から1,400万円程度が予想されます。
ボルボは日本市場でのEV導入を段階的に進めており、既にEX30の販売を開始しています。ES90についても日本導入は時間の問題でしょう。正式な発売日や予約開始時期は、ボルボ・カー・ジャパンからの公式発表をお待ちください。
フラッグシップモデルということもあり、発売当初は注文が集中することも考えられます。購入を本格的に検討する場合は、早めにディーラーに相談しておくことをおすすめします。
プロの試乗評価は?乗り心地をチェック
2026年4月、英国のTop Gear誌がES90の実車試乗レビューを公開しました。日本国内での試乗はまだできませんが、プロの評価から具体的な乗り味を把握することができます。
主な評価ポイントを以下にまとめます。
- 極めて洗練された乗り心地
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Top Gear誌は「極めて洗練された走り、上品さ、美しいインテリア」と評価。徹底した遮音・吸音対策と800Vシステムの軽量化効果により、フラットで安定した乗り心地が実現されています。
- 実測686kmの航続距離
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ツインモーター仕様の試乗車で実測686kmを記録。WLTPカタログ値700kmに対して約98%の再現率で、実際の使用環境でも充電の心配がほぼないレベルの航続性能が確認されています。
- 静粛性はクラストップレベル
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徹底した遮音対策により非常に静かな室内空間を実現。3.1mのロングホイールベースと相まって、後席の快適性はライバルを凌駕するレベルです。
- 課題: ドライビングの個性
-
一方で「ドライビング体験にはもう少し個性が欲しい」という指摘も。BMW i5のようなスポーティーな走りを求める方には物足りない面があるかもしれません。ES90の本領は「快適で安全な移動空間」にあり、運転の楽しさよりも乗員全員の心地よさを優先した味付けです。
ボルボが長年培ってきた安全技術も惜しみなく投入されており、デュアルのNvidia Drive AGX Orinプロセッサ(508TOPS)を搭載した最新のADASが、安全で快適な長距離移動をサポートします。
賢く買うなら!補助金は使えるの?
ボルボES90のような電気自動車を購入する際には、国や地方自治体が実施している補助金制度を利用できる場合があります。これは、購入時の負担を軽減するための重要なポイントです。
利用できる可能性のある補助金は、主に以下の2種類です。
- 国のCEV補助金:
- 「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」と呼ばれる国の制度です。車両の性能に応じて金額が決まり、ES90のような高性能EVは高い水準の補助金が期待できます。
- 地方自治体の補助金
- お住まいの都道府県や市区町村が独自に設けている制度です。国の補助金に上乗せして利用できる場合が多くあります。
ただし、これらの補助金は予算の上限が決まっており、申請期間も定められています。また、年度によって制度内容が変更されることもあります。ES90の正式な車両価格やスペックが発表された段階で、どの補助金がいくら利用できるのか、最新の情報を国や自治体のウェブサイトで確認することが大切です。
ライバル車(EQE, i5, A6)と比較してみた
ボルボES90が参入する1,000万円クラスの電動セダン市場は、まさに欧州のプレミアムブランドがしのぎを削る激戦区です。ここでは、特に個性が際立つ代表的な3つのライバルとES90を比較してみたいと思います。どのクルマを選ぶかによって、得られる体験が大きく変わってくるかもしれません。
メルセデス・ベンツ EQEセダン

まず、メルセデス・ベンツのEQEセダンです。これは、長年世界のビジネスセダンの指標とされてきたEクラスのEV版と考えると分かりやすいと思います。
EQEの最大の特徴は、メルセデスが考える「電動ラグジュアリー」の表現方法にあるかもしれません。エクステリアは「ワン・ボウ(弓)」と呼ばれる、継ぎ目のない滑らかなシルエットが目を引きます。これは空力性能を追求した結果のデザインですが、同時に未来的な印象も与えます。
内装に目を向けると、オプションですが助手席の前まで一枚のガラスパネルで覆われた「MBUXハイパースクリーン」が、その世界観を象徴しています。圧倒的な情報量と先進的な見た目は、まさにデジタル時代の豪華さと言えるでしょう。乗り心地は伝統的なメルセデスらしく、重厚感があり、路面の凹凸を巧みにいなす快適なものです。伝統と革新を高いレベルで融合させたいと考える方には、魅力的に映る一台だと思います。
BMW i5

次に、BMW i5です。これは、スポーティーセダンの代名詞である5シリーズをEVにしたモデルです。BMWが掲げる「駆けぬける歓び」を、電気自動車でどう表現するかに挑戦した一台と言えます。
i5は、EQEが曲線的なデザインを多用するのとは対照的に、BMWらしいダイナミックで力強いデザインが特徴です。実際に運転してみると、その違いはさらに明確になるかもしれません。ステアリングを切った時の反応の良さや、アクセルを踏み込んだ時の俊敏な加速感など、ドライバーがクルマと一体になって運転を楽しめるような味付けがされています。
内装も、ドライバーが運転に集中しやすいように設計された、伝統的なコクピットの思想が受け継がれています。もちろん、大型のカーブド・ディスプレイなど先進的な装備も備わっていますが、その中心にあるのはあくまで「走り」です。日々の移動でも運転そのものを楽しみたい、という方にとって、i5は有力な候補になるでしょう。
アウディ A6 e-tron

そして、アウディ A6 e-tronです。ポルシェと共同開発したPPEプラットフォームを採用し、ES90と同じく800Vシステムによる急速充電に対応しています。
アウディは「技術による先進」を哲学としており、A6 e-tronもその思想を色濃く反映しています。スポーツバックとアバントの2ボディが用意され、航続距離はWLTPで最大756km。ES90との大きな違いは、よりスポーティーなドライビング体験を重視している点にあります。
デザインは、アウディらしい知的でクリーンな印象です。特に、デジタル技術を駆使したヘッドライトやテールランプの表現は、他のブランドにはない独自の魅力を持っています。内外装の質感も非常に高く、先進技術と洗練されたデザインの融合を求めるユーザーにとって、魅力的な一台です。
ボルボ ES90の立ち位置
では、これらの強力なライバルに対して、ボルボES90はどのような個性を持っているのでしょうか。私であれば、その価値は「人と環境を中心にした、心地よいラグジュアリー」という点にあると考えます。
ドイツの3ブランドが、それぞれの伝統に基づいた「豪華さ」や「走り」、「先進性」を追求しているのに対し、ES90が提供するのは、少し趣の異なる価値観かもしれません。
例えば、スカンジナビアデザインに基づいたシンプルで温かみのある内装。FSC認証の木材やリサイクル素材を積極的に使い、サステナビリティ(持続可能性)を追求する姿勢。そして、何よりも乗員を守ることを最優先する、世界トップクラスの安全性能。これらは、単に高性能であることや豪華であることとは別の次元の豊かさを感じさせてくれます。
スペックを比較するだけでなく、それぞれのブランドがどのような未来を描いているのかを知ることで、自分にとって本当に価値のある一台が見えてくるかもしれません。
| 車種 | 全長 | ホイールベース | バッテリー容量 | 航続距離(WLTP) | システム電圧 | 価格帯(参考) |
| ボルボ ES90 | 5,000mm | 3,102mm | 88〜102kWh | 最大700km | 800V | 約1,000〜1,400万円 |
| メルセデス EQE | 4,955mm | 3,120mm | 90.6kWh | 最大647km | 400V | 1,040万円〜 |
| BMW i5 | 5,060mm | 2,995mm | 83.9kWh | 最大582km | 400V | 1,028万円〜 |
| アウディ A6 e-tron | 4,960mm | 2,950mm | 約100kWh | 最大756km | 800V | 1,200万円〜 |
※数値はグレードにより異なります。日本価格は予想値を含みます(2026年4月時点)
ES90とEX90の違いは?セダンとSUVどちらを選ぶ?
ボルボのフラッグシップEVには、セダンのES90とSUVのEX90があります。どちらもSPA2プラットフォームを共有していますが、性格はかなり異なります。
| ES90(セダン) | EX90(SUV) | |
|---|---|---|
| ボディタイプ | セダン(5ドア) | 3列シートSUV |
| システム電圧 | 800V | 400V |
| 最大航続距離 | 約700km | 約580km |
| 最大充電出力 | 350kW | 250kW |
| 10-80%充電 | 約20分 | 約30分 |
| コンピューティング | Nvidia Orin x2(508TOPS) | Nvidia Orin x1(254TOPS) |
| 乗車定員 | 5名 | 6〜7名 |
| 全長 | 5,000mm | 5,037mm |
最大の技術的な違いは電圧システムです。ES90の800Vは、EX90の400Vに対して充電速度と効率で大きなアドバンテージがあります。コンピューティング性能も2倍で、将来のOTAアップデートによる機能拡張にも余裕があります。
選び方の目安としては、3列目シートが必要な方やアウトドア用途が多い方はEX90、長距離移動が多く充電効率を重視する方や後席の快適性を最優先にする方はES90がおすすめです。
ボルボES90に関するよくある質問(FAQ)
ES90の日本発売日はいつ?
2026年4月時点で、日本での正式な発売日は未発表です。欧州では2025年後半から順次販売が開始されており、日本市場への導入は2026年後半から2027年が見込まれます。ボルボ・カー・ジャパンの公式発表をお待ちください。
ES90の日本価格はいくら?
日本価格は未発表ですが、英国価格(69,760〜79,160ポンド)や米国価格(約75,000ドルから)を参考にすると、1,000万から1,400万円程度と予想されます。EV補助金の適用により実質負担額はさらに下がる可能性があります。
ES90はS90の後継モデル?
はい、ES90はS90の事実上の後継モデルです。ただし単なるモデルチェンジではなく、EV専用プラットフォーム(SPA2)で一から開発された全く新しいクルマです。ホイールベースは3,102mm(S90比+162mm)と大幅に延長されています。
ES90の航続距離は実際どれくらい?
WLTPカタログ値はツインモーター仕様で最大700km、シングルモーター仕様で約644kmです。Top Gear誌の実車テストではツインモーターで実測686kmを記録しており、カタログ値に近い実用航続距離が確認されています。
ES90とEX90、どちらがおすすめ?
用途次第です。3列シートが必要な方やアウトドア用途が多い方はEX90。長距離移動が多く充電効率を重視する方や後席の快適性を最優先にする方はES90がおすすめです。ES90は800Vシステム採用で充電速度がEX90の約1.5倍速く、コンピューティング性能も2倍です。
まとめ:ボルボES90の価格は「買い」なのか?
ボルボES90は、800V充電・航続距離700km・全3グレード構成と、フラッグシップにふさわしいスペックを備えたEVセダンです。この記事で解説した重要なポイントをまとめます。
- ES90はS90後継のEV専用フラッグシップセダン(SPA2プラットフォーム)
- ボルボ初の800Vアーキテクチャで充電速度と航続距離が飛躍的に向上
- 全3グレード: Single Motor(329馬力)/ Twin Motor(442馬力)/ Performance(670馬力)
- 航続距離はWLTP最大700km、Top Gear誌の実車テストでも686kmを記録
- 10分充電で300km回復、10-80%充電は約20分で完了
- 全長5,000mm、ホイールベース3,102mm(S90比+162mm)で後席が大幅拡大
- Top Gear誌の試乗評価は「極めて洗練された走りと上品な内装」
- 日本価格は未発表、海外価格から1,000〜1,400万円程度と予想
- 日本導入時期は2026年後半〜2027年が見込まれる
- EX90との違いは800V vs 400V、充電速度約1.5倍、コンピューティング性能2倍
- メルセデスEQE・BMW i5・アウディA6 e-tronが主なライバル
- 北欧デザインの心地よさと安全・環境性能がES90ならではの個性

個人的には外装デザインより内装デザインが好きですね。最新のエクステリアは先進的すぎてまだ自分の感性が追いついていないです。。



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