ボルボXC40の購入を考えているけれど、どのグレードを選べばいいか迷っていませんか。
XC40は魅力的なコンパクトSUVですが、グレードによる違いが少し分かりにくいかもしれませんね。
新車価格はもちろん、それぞれのグレードの違い、実際に乗ってる人の評判、そして人気色も気になるところだと思います。
一方で、燃費が悪いとか、買ってはやめとけ、といった少し気になる噂や、具体的な弱点について知っておきたい、という方もいるかもしれません。
また、中古はなぜ安いのか、お得な中古の狙い目はあるのか、そしてアウディやBMWといったライバル車と比べてどうなのか、購入前にはっきりさせておきたい疑問は多いはずです。
この記事では、そんなあなたの疑問を一つひとつ解消していきます。
最後まで読めば、きっと自分にぴったりのXC40が見つかるはずです。
- XC40のグレードごとの特徴と価格の違い
- 購入前に知っておきたいメリットと注意点
- お得な中古車の見極め方と選び方
- あなたに最適なXC40のグレードが見つかる
ボルボXC40のおすすめグレード選びの基礎知識

- ボルボXC40のグレード別新車価格
- グレードの違いを分かりやすく解説
- XC40に乗ってる人の特徴とは?
- XC40で選ばれる人気色トップ3
- 燃費が悪いという噂は本当か検証
ボルボXC40のグレード別新車価格
ボルボXC40を選ぶ上で、まず気になるのは価格だと思います。
XC40には、ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド(B3/B4)と、電気自動車(EX40)のラインナップがあります。
ここでは、それぞれの新車価格を見ていきましょう。
現在の主なグレードと価格は以下のようになっています。
もちろん、オプションによって価格は変動するので、あくまで目安として考えてくださいね。
パワートレイン | グレード | 駆動方式 | 車両本体価格(税込) |
マイルドハイブリッド | Plus B3 | FF | 5,590,000円 |
マイルドハイブリッド | Ultra B3 | FF | 5,990,000円 |
マイルドハイブリッド | Ultra B4 AWD | AWD | 6,390,000円 |
電気自動車 (EX40) | Plus Single Motor | RWD | 6,790,000円 |
電気自動車 (EX40) | Ultra Single Motor | RWD | 7,190,000円 |
電気自動車 (EX40) | Ultra Twin Motor | AWD | 7,890,000円 |
このように見ると、エントリーグレードの「Plus B3」でも500万円台半ばからと、プレミアムコンパクトSUVとして納得感のある価格設定かもしれません。
最上級の電気自動車モデル「Ultra Twin Motor」は800万円に迫る価格となり、性能や装備が大きく異なることが分かります。
予算と求める性能を考えながら、どのあたりが自分に合っているか、大枠を掴むのがいいと思います。
グレードの違いを分かりやすく解説
価格の次に知りたいのは、グレードによる具体的な違いですよね。
XC40のグレードは、主に「Plus」と「Ultra」の2種類で構成されています。
どちらを選んでもボルボならではの高い安全性は標準装備されているので、その点は安心できるポイントだと思います。
違いが表れるのは、主に快適装備や内外装の質感です。
Plusグレード
「Plus」は、基本的な装備が充実したスタンダードなグレードと言えます。
Google搭載のインフォテインメントシステムや、先進の安全運転支援機能など、ボルボの魅力を十分に味わえる装備は一通り揃っています。
日常使いで不満を感じることは少ないはずです。コストパフォーマンスを重視するなら、魅力的な選択肢になるかもしれません。
Ultraグレード
一方、「Ultra」は、より上質さと快適性を高めた上級グレードです。
例えば、以下のような装備が追加・アップグレードされます。
- harman/kardonプレミアムサウンドオーディオシステム
- より臨場感のある音楽体験ができます。
- パノラマ・ガラス・サンルーフ
- 開放感あふれる室内空間を演出します。
- ピクセルLEDヘッドライト
- より細やかな配光制御で夜間の視認性を高めます。
- 内装のマテリアル
- ドリフト・ウッド・パネルなど、より質感の高い素材が使われます。
- シートベンチレーション(フロント)
- 夏場の快適性が向上します。
このように、「Ultra」は所有する満足感をより高めてくれる装備が満載です。
ロングドライブが多い方や、車内で過ごす時間の質を重視する方には、こちらのグレードがおすすめと言えるかもしれません。
どちらのグレードが良いかは、何を重視するか次第です。
実際にディーラーで装備の違いを見比べてみるのが一番分かりやすいと思います。
XC40に乗ってる人の特徴とは?

ボルボXC40は、どんな人が選んでいるのでしょうか。
乗ってる人の特徴を考えてみると、この車の持つキャラクターがより見えてくる気がします。
私が思うに、XC40を選ぶ人は「自分らしい価値観を大切にする人」が多いのかもしれません。
例えば、ドイツのプレミアムブランドとは少し違う、北欧ならではの洗練されたデザインや温かみのある雰囲気に惹かれる人。
ただの移動手段としてではなく、ライフスタイルを豊かにするパートナーとして車を選んでいるように感じます。
また、ボルボの最大の魅力である「安全性」を重視する方も多いはずです。
自分自身はもちろん、大切な家族や友人を乗せる機会が多いからこそ、世界トップクラスの安全性能を備えた車を選びたい、と考えるのは自然なことだと思います。
デザインの良さと安全性の高さを両立させたい、というニーズにXC40はぴったり合うのかもしれません。
まとめると、XC40のオーナーは、
- 北欧デザインや独自の価値観に共感する人
- 安全性に高い意識を持つ人
- 本質的な物の良さを理解できる人といった特徴が考えられます。
見栄を張るのではなく、自分の価値観で良いと思ったものを選ぶ、スマートな方が多い印象です。
XC40で選ばれる人気色トップ3
車の印象を大きく左右するボディカラー。XC40ではどんな色が人気なのでしょうか。
もちろん時代や好みで変動はありますが、一般的に人気が高いと言われるカラーを紹介します。
1位:クリスタルホワイト・プレミアムメタリック

定番のホワイトですが、XC40のクリーンでモダンなデザインを一層引き立ててくれます。
リセールバリューを考えても安定した人気があり、間違いのない選択肢と言えるかもしれません。
シンプルながらも上質感が漂うカラーです。
2位:オニキスブラックメタリック

こちらも定番のブラックです。
XC40の都会的で引き締まったスタイリングを強調し、クールで精悍な印象を与えます。
汚れは少し目立ちやすいかもしれませんが、重厚感と高級感を求める方にはぴったりの色だと思います。
3位:セージグリーン

少し意外かもしれませんが、このセージグリーンはボルボらしいアースカラーで、XC40の個性を際立たせる色として人気があるようです。
自然にも都市にも馴染む絶妙な色合いで、他の人と少し違う選択をしたい、という方に支持されています。
おしゃれで落ち着いた雰囲気が魅力的ですね。
この他にも、最近では「サンドデューン」といった温かみのあるメタリックカラーも登場しています。
カタログやネットで見るのと実車では印象が違うことも多いので、ぜひ実車で確認してみてください。
燃費が悪いという噂は本当か検証

輸入車、特にSUVとなると「燃費が悪いのでは?」と心配になる方もいるかもしれません。
XC40の燃費は実際のところどうなのでしょうか。
結論から言うと、パワートレインによって大きく異なりますが、決して「極端に悪い」わけではないと思います。
マイルドハイブリッドモデル(B3/B4)のWLTCモード燃費を見てみましょう。
- Plus B3 (FF): 14.8 km/L
- Ultra B4 AWD (AWD): 14.2 km/L
この数値は、同クラスの輸入プレミアムSUVと比較しても、平均的なレベルか、むしろ少し良いくらいかもしれません。
ただ、車両重量が1.6トンを超えるため、ストップ&ゴーの多い都心部などでは、燃費が伸び悩む場面もあると考えられます。
一方で、燃費を特に重視するのであれば、電気自動車のEX40が選択肢に入ってきます。
もちろん充電環境を整える必要はありますが、ランニングコストを抑えることが可能です。
「燃費が悪い」という噂は、おそらく初期の純ガソリンモデル(T4/T5)のイメージや、SUV全般に対する先入観から来ている部分もあるかもしれません。
現在のマイルドハイブリッドモデルであれば、過度に心配する必要はない、というのが私の考えです。

懸念点を解消!ボルボXC40のおすすめグレード

- XC40はやめとけと言われる理由
- 購入前に知っておきたいXC40の弱点
- XC40の中古はなぜ安いのか?
- お得な中古の狙い目モデルを紹介
- XC40の強力なライバル車と比較
XC40はやめとけと言われる理由
インターネットで検索すると、「XC40 はやめとけ」という少し気になる言葉を見かけることがあります。
どんな車にもネガティブな意見はありますが、購入前にその理由を知っておくのは大切なことだと思います。
主に挙げられる理由は、いくつか考えられます。
一つは、価格です。
前述の通り、エントリーモデルでも500万円を超える価格帯のため、国産SUVと比較すると高価に感じるかもしれません。
同等の予算で、より大きな国産車が買えるため、コストパフォーマンスを最優先する方には向かない、という意見です。
二つ目は、後部座席の広さです。
コンパクトSUVとしては十分なスペースが確保されていますが、同クラスのライバル車と比較して、特別広いわけではありません。
大柄な方が後部座席に長時間乗る場合、少し窮屈に感じる可能性がある、という声もあるようです。
三つ目は、Google搭載のインフォテインメントシステムに関するものです。
先進的でスマートフォンライクな操作性が魅力ですが、従来のカーナビに慣れている方からは「少し使いにくい」「起動が遅く感じることがある」といった意見も聞かれます。
こればかりは、慣れの部分も大きいかもしれません。
これらの理由は、人によっては大きなデメリットに感じるかもしれません。
ただ、これらはXC40が持つ個性や特性の裏返しでもあります。
価格に見合うデザインや安全性、先進性をどう評価するか。
後部座席の広さよりも、運転のしやすさやデザインを優先するか。
購入を検討する際は、これらの点を実際に試乗して、自分自身の価値観と合うかどうかを確かめるのがいいと思います。

購入前に知っておきたいXC40の弱点

「やめとけ」と言われる理由と少し重なりますが、客観的なデータから見えるXC40の弱点についても触れておきたいと思います。
まず、最小回転半径が少し大きい点です。
XC40の最小回転半径は5.7m。これは、同クラスのライバルであるBMW X1(5.4m)やアウディ Q3(5.4m)と比較すると、少しだけ大回りになります。
Uターンや狭い駐車場での切り返しなど、日本の道路環境では、この差が気になる場面があるかもしれません。
とはいえ、運転が極端に難しいというレベルではないので、試乗の際に車庫入れなどを試してみることをおすすめします。
次に、荷室容量です。
XC40の荷室容量は452リットル。これも決して狭いわけではありませんが、ライバルの中にはより大きなスペースを持つ車もあります。
例えば、アウディ Q3は530リットルと、より多くの荷物を積むことができます。
普段使いで困ることは少ないと思いますが、大きな荷物を積む機会が多い方は、実際に荷室の広さや使い勝手を確認しておくと安心です。
最後に、乗り心地に関する意見です。
XC40の乗り心地は、少し硬めだと感じる方がいるようです。
特にインチの大きなタイヤを装着する上級グレードでは、路面の凹凸を拾いやすいと感じるかもしれません。
これはスポーティでしっかりとした走り味とも言えるので、好みが分かれる部分だと思います。
ぜひ、異なるグレードで乗り比べてみるのが良いでしょう。
これらの弱点は、XC40の購入を決定的に妨げるものではないかもしれません。
ただ、こういった点を事前に知っておくことで、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができるはずです。
XC40の中古はなぜ安いのか?
新車では少し手が届きにくいと感じるXC40ですが、中古車市場に目を向けると、魅力的な価格の車両が見つかることがあります。
では、XC40の中古車はなぜ比較的安く感じられるのでしょうか。
これにはいくつかの理由が考えられます。
第一に、輸入車全般の値下がり率が関係しています。
一般的に、輸入車は国産車に比べて、新車からの価格下落が大きい傾向があります。
これは、故障時の修理費への懸念や、ブランドイメージの変化などが影響していると言われています。ボルボも例外ではありません。
第二に、市場に出回る台数の増加です。
XC40は2018年のデビュー以来、世界的な人気モデルとなりました。
そのため、デビューから数年が経ち、最初の車検やリースアップのタイミングで手放すユーザーが増え、中古車市場の流通台数が豊富になってきています。
供給が増えれば、価格が落ち着きやすいのは自然な流れかもしれません。
第三に、ボルボのブランドイメージの変化も影響しているかもしれません。
かつてのボルボは「質実剛健で安全だけど、少し地味」というイメージを持つ人もいました。
現在の洗練されたブランドイメージが定着する前のモデルは、今の中古車市場では少し割安に見える可能性があります。
これらの理由から、XC40の中古車は魅力的な価格で手に入るチャンスがあると言えます。
もちろん、車両の状態は一台一台異なるので、購入の際は慎重な見極めが大切です。

お得な中古の狙い目モデルを紹介
それでは、具体的にどんな中古車が狙い目なのでしょうか。
ここでは、予算や目的に合わせたおすすめのモデルをいくつか紹介します。
コストパフォーマンス重視なら「T4 Momentum」

初期モデルのガソリンエンジン「T4」を搭載した、当時のベースグレード「Momentum」は、かなり手頃な価格で見つかることがあります。
走行距離や年式は少し進んでいますが、200万円台から探すことも可能です。
ボルボの安全思想やデザインの基本はしっかり押さえられているので、「とにかく一度XC40に乗ってみたい」という方には良い選択肢かもしれません。
ただし、購入後のメンテナンス費用も考慮に入れておくのが賢明です。
装備と価格のバランスなら「B4 AWD R-Design / Inscription」

現行のマイルドハイブリッドが登場する直前の、純ガソリンモデル(T4/T5)の上級グレードもおすすめです。
特に2020年以降のモデルは、インフォテインメントシステムも改良されており、古さを感じにくいと思います。
スポーティな「R-Design」や豪華な「Inscription」といった、個性的な内外装を持つモデルが、新車価格から考えるとかなりお得感のある価格で流通しています。
走行性能と充実した装備を両立したいなら、このあたりが狙い目です。
安心感を求めるなら「認定中古車(VOLVO SELEKT)」

価格は少し高めになりますが、ディーラーが販売する認定中古車は大きな安心感があります。
厳しい基準をクリアした高品質な車両が多く、保証も付いているため、輸入中古車に不安がある方でも安心して選ぶことができます。
特に、年式の新しいマイルドハイブリッドモデル(B3/B4)を探している場合は、認定中古車を中心に探すのが良い選択だと思います。
中古車選びは一期一会です。
こまめに市場をチェックして、自分の条件に合う一台を見つけてくださいね。
XC40の強力なライバル車と比較
XC40を検討する上で、他のブランドの同クラスのSUVも気になりますよね。
ここでは、代表的なライバル車と比較して、XC40の立ち位置を考えてみましょう。
車種 | 特徴 | こんな人におすすめ |
ボルボ XC40 | 安全性、北欧デザイン、上質な内装 | 安全性を最優先し、個性的で温かみのあるデザインを好む人 |
BMW X1 | スポーティな走り、運転の楽しさ | 走行性能やキビキビとしたハンドリングを重視する人 |
アウディ Q3 | 先進的なデザイン、広い荷室、バランスの良さ | クールでモダンな雰囲気を好み、実用性も重視する人 |
メルセデス・ベンツ GLA | ブランド力、豪華な内装、先進装備 | ブランドイメージや華やかさを重視し、最新の機能を求める人 |
走行性能で選ぶなら
運転そのものの楽しさや、スポーティな走りを求めるなら、BMW X1に軍配が上がるかもしれません。
「駆けぬける歓び」を標榜するブランドだけあって、ハンドリングの正確さやエンジンのフィーリングは高く評価されています。
実用性と先進性なら
クールで先進的なイメージと、広い荷室などの実用性を両立したいなら、アウディ Q3が有力な候補になると思います。
内外装のデザインもシャープで、デジタルメーターなどの先進的な装備も魅力です。
ブランドの華やかさなら
メルセデス・ベンツというブランドが持つステータスや、豪華で先進的な内装を重視するなら、GLAが魅力的に映るでしょう。
MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)など、独自の先進機能も特徴です。
XC40の独自の魅力
こうして比較すると、XC40の魅力は、「トップクラスの安全性」と「温かみのある北欧デザイン」という独自の立ち位置にあることが分かります。
他とは違う、自分らしい選択をしたい。そして何より、自分と大切な人の安全を守りたい。
そう考える人にとって、XC40は他のどの車にも代えがたい、最良のパートナーになる可能性を秘めている、と私は思います。
まとめ:あなたに合うボルボXC40おすすめグレード
- ボルボXC40は安全性と北欧デザインが魅力のコンパクトSUV
- グレードは主にスタンダードな「Plus」と上級な「Ultra」
- 安全装備はどのグレードでも充実している
- 「Ultra」はオーディオやサンルーフなど快適装備が追加される
- 新車価格はマイルドハイブリッドで500万円台から
- 人気色はホワイト、ブラック、そして個性的なセージグリーン
- 燃費はライバルと比較して平均的なレベル
- 「やめとけ」と言われる理由は価格や後席の広さなど
- 弱点として最小回転半径が少し大きい点が挙げられる
- 中古車は輸入車の値下がり率や流通量の増加で狙い目に
- コスパ重視なら初期のガソリンモデルがおすすめ
- 安心感を求めるなら認定中古車が良い選択
- ライバルはBMW X1やアウディ Q3など
- 走行性能ならX1、実用性ならQ3に強みがある
- XC40の独自の価値は他にはない魅力と言える

故障した時のことを考えると、初期のガソリンモデルの中古を選ぶのは割とありかも。ただ、新車5年保証の間に不具合は直されている個体を選ぶ必要があるので、やっぱりSELEKTから選ぶのがおすすめですね。
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