XC40の新旧グレード徹底比較とEX40との違いを完全ガイド!最適な一台が見つかる

XC40の新旧グレード徹底比較とEX40との違いを完全ガイド!最適な一台が見つかる

こんにちは、Tです。

ボルボのコンパクトSUV、XC40。あのちょうど良いサイズ感とデザインは、本当に魅力的だと思います。

ただ、いざ購入を検討し始めると、「あれ、グレードが多すぎない?」「MomentumとかPlusとか…何が違うの?」「最近よく聞くEX40って、XC40と何が別物なの?」と、疑問符がたくさん浮かんでくるかもしれません。

僕もV90に乗っていた頃、ボルボのグレード体系が定期的に変わるのを何度も見てきました。

せっかくボルボに興味を持ってくれたのに、この複雑さで諦めてしまうのは、本当にもったいないなと感じます。

この記事では、元ボルボオーナーの視点から、その複雑なXC40の「新旧グレード」と「EX40との違い」を、できるだけ分かりやすく整理していきたいと思っています。

この記事で分かること
  • XC40の複雑なグレードの歴史がスッキリ分かります
  • ガソリン車(XC40)とEV(EX40)の具体的な違いが分かります
  • リアルな維持費やリセールバリューが把握できます
  • あなたに最適な一台を見つけるヒントが得られます
目次

XC40 新旧グレード徹底比較とEX40との違い(基本編)

https://www.volvocars.com/jp/cars/xc40/
  • XC40のグレード変遷をたどる
  • 旧グレードと現行グレードの装備差
  • XC40 RechargeからEX40への変更点
  • XC40とEX40の違いとパワートレイン比較
  • 外観・内装の比較ポイント

XC40のグレード変遷をたどる

まず、XC40の歴史を簡単におさらいさせてください。

ここが分かると、中古車選びの際にも役立つと思います。

XC40が日本にやってきたのは2018年。

当時のパワートレインは「T4」(2Lガソリンターボ・FF)と「T5」(2Lガソリンターボ・AWD)がメインでした。

そして、グレード構成は、ボルボ伝統の3本柱でしたね。

  • Momentum(モメンタム)
    • 標準グレード。布と本革のコンビシートなど、北欧らしいカジュアルさが魅力でした。
  • R-Design(アールデザイン)
    • スポーティグレード。専用グリルやブラックのルーフ、内装もスポーティな仕立て。
  • Inscription(インスクリプション)
    • 豪華グレード。僕が乗っていたV90もこれです。レザーシートや本物の木を使ったパネル、クリスタルのシフトノブ(T5)など、上質感が特徴でした。

その後、2020年頃から「B4」「B5」といったマイルドハイブリッドが登場します。

さらに、「Recharge」(リチャージ)という名前でプラグインハイブリッド(PHEV)電気自動車(EV)もラインナップに加わりました。

そして、2022年〜2023年頃に大きな変更があります。

このタイミングで、Googleのインフォテインメントシステムが標準搭載されるようになりました。

同時に、複雑だったグレード名が、現在のシンプルな体系に見直されたんです。

  • Essential(エッセンシャル)
    • 新しいベースグレード。日本では2025年7月に「Essential B3」が追加設定されましたね。これが今後どうなるか(Plusに統合されるなど)は、まだ公式な発表はないようです。
  • Plus(プラス)
    • 現在の中核グレード。旧Momentumに近いですが、装備は充実しています。
  • Ultra(ウルトラ)
    • 最上級グレード。旧InscriptionやR-Designの要素を引き継いだ、豪華でスポーティな位置づけです。(※当初Ultimateという名称でしたが、Ultraに変更されました)

少しややこしいですが、「2022年頃を境に、名前と中身(特にナビ)が変わったんだな」と覚えておくと分かりやすいかもしれません。

旧グレードと現行グレードの装備差

では、旧グレード(Momentumなど)と現行グレード(Plusなど)で、具体的に何が違うのか。

一番大きな違いは、間違いなく「インフォテインメントシステム」ですね。

旧モデル(〜2022年頃): SENSUS(センサス)

筆者撮影 ※画像はV90のもの

ボルボ独自のシステムです。僕のV90もこれでした。

日本車や外付けの2dinナビに慣れていると、純正のSENSUSナビの案内や表示のされ方が独特で慣れないかもしれません。

また、Apple CarPlayやAndroid Autoには対応していましたが、画面の下半分にしか表示できなくてせっかくの縦型9インチが勿体無かったり、動作が少しゆっくりだったり。

決して悪くはないんですが、今のスマホのサクサク感に慣れていると、少し物足りなさを感じるかもしれません。

現行モデル(2022年〜): Google搭載システム

https://www.volvocars.com/jp/cars/xc40/interior-design/

これはもう、ほとんど「タブレット」です。

Googleマップがそのまま車載ナビとして使えますし、「OK、Google」と話しかければエアコン操作なども可能。

動作も非常にスムーズで、スマホとの連携も抜群です。

もし僕が今V90を買い戻すなら、このGoogle搭載モデルを選ぶと思います。

それくらい大きな進化だと感じますね。

他にも、

  • 旧Momentum → 現Plus
    • 装備の標準化が進み、Plusの方が基本的に充実しています。
  • 旧Inscription/R-Design → 現Ultra
    • 旧モデルの豪華装備やスポーティな要素が、Ultraに集約されています。例えば、ハーマン・カードン(Harman/Kardon)のオーディオや、パノラマ・ガラス・サンルーフなどが標準装備(またはオプション)になります。

中古車を選ぶ際は、この「Google搭載かどうか」を一つの大きな判断基準にするのがおすすめです。

XC40 RechargeからEX40への変更点

EX40
https://www.volvocars.com/jp/cars/ex40-electric/

ここが最近のボルボで一番分かりにくいポイントかもしれません。

結論から言うと、「XC40 Recharge(EVモデル)」が、2024年モデルから「EX40」という名前に変わりました。

これは、ボルボが今後EV(電気自動車)のラインナップを「EX〜」という名前に統一していくためです。(EX30やEX90など)

ただし、クーペスタイルの「C40 Recharge」については、グローバルでは「EC40」という名前に変更されましたが、日本市場では「C40 Recharge」のまま販売が継続されています。ここは少しややこしい点ですね。

「なんだ、名前が変わっただけか」と思うかもしれませんが、XC40 RechargeからEX40への変更は、中身も進化しているのがポイントです。

  • パワートレインの刷新
    • これが大きいです。特にシングルモーター(二駆)モデルが、従来の前輪駆動(FF)から後輪駆動(RWD)に変更されました。これは走りのフィーリングに大きく影響します。
    • 併せてモーター自体の改良も行われ、航続距離や効率(電費)も改善されているのがポイントですね。
  • グレード名の変更
    • XC40 Rechargeの「Ultimate」が、EX40では「Ultra」に変更されています。
  • 外観
    • バッジ類が「EX40」になったほか、ホイールデザインなども新しくなっています。

つまり、単なる名称変更ではなく、EVとしての商品力を高めるためのモデルチェンジだった、と考えると分かりやすいと思います。

XC40とEX40の違いとパワートレイン比較

これが最も重要な違いですね。

すごくシンプルに言えば、「エンジン車」か「電気自動車」か、です。

  • XC40: マイルドハイブリッド(B3、B4)
  • EX40: 100%電気自動車(EV)

現在新車で買える「XC40」は、ガソリンエンジンに小さなモーター(48V)を組み合わせた「マイルドハイブリッド」です。

(※少し前までPHEVモデルもありましたが、現在、日本仕様の新車ラインナップには設定されていないようです)

「B4」はAWD(四輪駆動)で、よりパワフル。

「B3」はFF(前輪駆動)で、B4より少しマイルドですが、街乗りには十分な性能だと思います。

一方の「EX40」は、100%電気で走るEVです。

ガソリンスタンドには行かず、自宅や充電スポットで充電します。

それぞれのメリット・デメリットを整理してみますね。

XC40(マイルドハイブリッド)

  • メリット:
    • 航続距離の心配が一切ない(ガソリンさえ入れればOK)。
    • 車両価格がEX40より安い。
    • エンジンのフィーリングや音が好き、という方にはこちら。
  • デメリット:
    • 毎年の自動車税やガソリン代がかかる(EV比)。
    • EVほどの圧倒的な静かさや、瞬発力はない。

EX40(EV)

  • メリット:
    • 驚くほど静かで、加速がとにかくスムーズで速い。
    • 自宅充電ができれば、燃料代(電気代)がガソリンより格段に安い。
    • 自動車税(種別割)が標準で25,000円と安価です。さらに、新車登録の翌年度にはグリーン化特例が適用されて75%軽減(6,500円)になるなど、減免措置もあります(※適用条件や年度によって変わる可能性はあります)。
    • オイル交換などのメンテナンスが不要。
  • デメリット:
    • 車両価格が高い(ただし国の補助金が使えます)。
    • 充電インフラや、長距離ドライブ時の「充電待ち」が心配。
    • 自宅に充電設備がないと、運用はかなり大変。

これはもう、どちらが良い悪いではなく、完全にライフスタイルの問題ですね。

ご自身の使い方をイメージして選ぶのが一番だと思います。

外観・内装の比較ポイント

XC40とEX40、基本的な骨格は同じクルマなので、パッと見はそっくりです。

でも、見分けるための大きなポイントがいくつかあります。

外観の違い

  • フロントグリル: これが一番分かりやすいです。
    • XC40(マイルドハイブリッド): エンジンを冷やすため、穴の開いた伝統的な「グリル」が付いています。
    • EX40(EV): 冷やす必要がないので、ボディ同色の「パネル」で塞がっています。(※旧XC40 Rechargeも同様)
  • マフラー:
    • XC40: 後ろに回ると、もちろんマフラーがあります。
    • EX40: マフラーはありません。スッキリしていますね。
  • ホイールデザイン:
    • EX40(EV)は、空力(空気抵抗)を意識したデザインのホイールを採用していることが多いです。

内装の違い

内装のレイアウト、特にGoogle搭載モデル以降は、ほとんど同じです。

あの縦長のディスプレイや、使いやすい収納スペースは共通の魅力ですね。

ただ、使われている「素材」に違いがあります。

  • XC40
    • グレードによって、本革シートなども選べます。
  • EX40
    • こちらは100%レザーフリー(本革不使用)となっています。環境負荷低減のためのボルボの方針ですね。「テイラード・ウール・ブレンド」や「マイクロテック」といった、リサイクル素材などを使った高品質なシートが採用されています。

これはどちらも質感が高く、個人的にはレザーフリーの取り組みはとてもボルボらしくて好きですね。

僕がV90で愛用していたB&W(Bowers & Wilkins)オーディオは、残念ながらXC40/EX40には設定がありません。ですが、上位グレードのハーマン・カードン(Harman/Kardon)も、かなり良い音を聴かせてくれますよ。

XC40 新旧グレード徹底比較とEX40との違い(応用編)

https://chibachuo.vc-dealer.jp/news/4773/
  • カタログ燃費と実燃費はどれくらい?
  • 新車価格、中古車相場、リセールバリュー
  • 維持費の比較シミュレーション
  • 特別仕様車 Dark Editionなどを解説
  • 結論:最適な一台の選び方
  • XC40 新旧グレード徹底比較とEX40との違い総括

カタログ燃費と実燃費はどれくらい?

クルマ選びで重要な「燃費」について見てみましょう。

XC40はガソリン代、EX40は電気代(電費)ですね。

XC40(マイルドハイブリッド)

例えば2025年モデル(MY25)の日本公表値で見ると、「B3」(FF)が14.8km/L、「B4 AWD」(AWD)が14.2km/L(いずれもWLTCモード)となっています。もちろん、これは年式や仕様によって数値が異なる可能性があるので、あくまで目安としてくださいね。

では、実際の燃費(実燃費)はどうでしょうか。

口コミなどを見ていると、やはり乗り方で変わってくるようです。

  • 街乗り(ストップ&ゴーが多い): 8〜10km/L くらい
  • 郊外(流れの良い道): 11〜13km/L くらい
  • 高速道路(一定速): 14〜16km/L くらい

あくまで目安ですが、平均して11〜12km/L前後をイメージしておくと、現実と近いかもしれません。

僕のV90 T6(AWD)はハイオクで街乗り7km/L、高速11km/Lくらいだったので、それに比べるとXC40はかなり優秀だと感じます。

EX40(EV)

こちらは「電費(1kWhで何km走れるか)」と「航続距離」で見ます。

  • 航続距離(WLTCモード)
    • シングルモーター(RWD): 約590km
    • ツインモーター(AWD): 約560km

カタログ上はかなりの距離を走れますね。

ただ、これはEV全般に言えることですが、実際の航続距離はカタログ値をそのまま鵜呑みにしない方が良いかもしれません。

特にエアコンを多用する夏場や、バッテリー効率が落ちる冬場は短くなる傾向があります。

あくまで公式な保証値ではなく、経験則的な目安ですが、実際の使用環境(外気温、走行条件、空調の使い方)によって大きく変動するため、一般的に「カタログ値の7〜8割程度」で見積もっておくと安心、と言われることが多いですね。

とはいえ、実質的に400km以上走れれば、日常使いで困ることはまず無いと思います。

週末の遠出も、途中で1回充電すれば十分カバーできそうですね。

新車価格、中古車相場、リセールバリュー

XC40
https://www.volvocars.com/jp/cars/xc40/

価格は一番気になるところですよね。

新車価格(2025年モデル・税込)

  • XC40 Essential B3(FF): 5,090,000円
  • XC40 Plus B3(FF): 5,590,000円
  • XC40 Ultra B4 AWD(AWD): 6,290,000円
  • EX40 Plus Single Motor(RWD): 6,790,000円
  • EX40 Ultra Twin Motor(AWD): 7,890,000円

XC40とEX40では、例えば「Plus B3」と「Plus Single Motor」を比べても約120万円の価格差があります。

ただし、EX40は国のCEV補助金(令和6年度なら65万円など ※条件による)が利用できるので、実際の差額はもう少し縮まりますね。

中古車相場

XC40は2018年からと歴史が長いので、中古車のタマ数が豊富です。

  • 初期モデル(T4/T5, 2018〜2019年)
    • 走行距離が多めのものなら、200万円台前半から見つかるようになってきました。ボルボデビューには狙い目かもしれません。
  • 中期モデル(B4/B5, 〜2022年)
    • 300万円台〜400万円台が中心です。
  • 現行モデル(Google搭載)
    • 高年式なので、400万円台後半〜が相場になります。

リセールバリュー(売却時の価値)

昔は「ボルボはリセールが…」と言われることもありましたが、XC40は世界的に大人気なこともあり、リセールはかなり良い方だと思います。

特に白や黒の人気色、装備が充実した「Ultra(旧Inscription/R-Design)」は安定した価値が期待できそうです。

一方、EX40(旧Recharge含むEVモデル)のリセールは、まだ少し未知数な部分があります。

バッテリーの進化が早いため、数年後にどう評価されるか。これはEV全体の課題でもありますね。

維持費の比較シミュレーション

年間の維持費についても比べてみましょう。

年間10,000km走行すると仮定します。

項目XC40(B4 AWD)EX40(Single Motor)備考
自動車税36,000円25,000円※B4は1,968cc。EX40は翌年減免あり
燃料代/電気代約141,600円約50,000円※1
オイル交換約15,000円0円年1回交換として
合計(目安)約192,600円約75,000円

(※1)

  • XC40
    • 10,000km ÷ 12km/L(実燃費) × 170円/L(ハイオク)で計算
  • EX40
    • 電費 6km/kWh、自宅充電 30円/kWhで計算

こうして見ると、年間のランニングコストはEX40が圧倒的に安いですね。

特に自宅で充電できる環境なら、ガソリン代との差は歴然です。

もちろん、XC40にはエコカー減税、EX40には購入時の補助金がありますし、車検費用(EVはブレーキパッドが減りにくい等)も差が出ます。

初期費用(車両価格)の差は大きいですが、長く乗れば乗るほど、EX40はその差を詰めていく計算になりますね。

特別仕様車 Dark Editionなどを解説

ボルボは時々、とても魅力的な特別仕様車を出してくれます。

中古車市場で見かけることもあると思うので、いくつか紹介しますね。

Dark Edition(ダークエディション)
https://strong-volvo.com/xc40/MY25_XC40_B4_AWD_Dark_Edition_1st.pdf
  • 現行の「Ultra B4 AWD Dark Edition」など。
  • その名の通り、フロントグリル、ミラーキャップ、ルーフレール、ホイールなどがグロッシーブラック(艶あり黒)で統一されたモデルです。
  • 旧R-Designのスポーティさを引き継ぐ、精悍なスタイルが格好良いですよね。
Climate Selection(クライメートセレクション)
https://setagaya.vc-dealer.jp/news/5553/
  • Plus B3ベースなどで設定されました。
  • 日本のユーザーに人気の高い、前後シートヒーターステアリングヒーターを標準装備した、冬に嬉しい仕様です。
  • ただし、これは全国一律の恒常的な設定ではなく、ディーラー(販売会社)や時期によって設定される限定的な施策だった可能性が高いですね。
Plus B3 Selection
https://niigata.vc-dealer.jp/news/4798/
  • 2024年に300台限定で出たモデルです。
  • ベースの「Plus B3」に、上位の「Ultra」用だった本革シートやドリフトウッド・パネル、ハーマン・カードンのオーディオなどを装備した、非常にお得なモデルでした。
Digital Mirror Selection(デジタルミラーセレクション)
https://nishinomiya.vc-dealer.jp/news/5183/
  • ドライブレコーダー機能付きのデジタルルームミラーなどを装備したディーラー特別仕様車です。
https://nishinomiya.vc-dealer.jp/news/5183/

ボルボの特別仕様車は、装備が充実していて「お買い得」なことが多いです。

新車でタイミングが合えばラッキーですし、中古車で探してみるのも賢い選択だと思います。

結論:最適な一台の選び方

ここまで色々と比較してきましたが、結局「じゃあ、自分にはどれが合うの?」となりますよね。

Tとしての個人的な意見も含めて、選び方のヒントを提案させてください。

1. 自宅に充電設備が「ある」or「設置できる」方

→ EX40(EV)を強く推奨します。

  • あの静かさとスムーズな加速は、一度体験すると戻れない魅力があります。
  • 毎日のように乗る方ほど、ランニングコストの安さ(電気代や税金)の恩恵を受けられます。
  • 特に僕のように音楽が好きなら、走行音が静かなEVは、オーディオを楽しむ環境として最高だと思いますよ。

2. 自宅充電は「難しい」or「長距離移動がメイン」の方

→ XC40(マイルドハイブリッド)が現実的です。

  • 充電のストレスを抱えながら乗るのは、せっかくのボルボライフが楽しめないかもしれません。
  • B4(AWD)ならパワフルで安定感がありますし、B3(FF)でも街乗りなら十分軽快です。
  • ガソリン車としての完成度は非常に高いので、満足度は高いはずです。

3. 中古車で「賢くボルボデビュー」したい方

→ XC40(T4 / T5 / B4)の中古車がおすすめです。

  • 予算300万円台でも、十分に状態の良い「Momentum」や「Inscription」が狙えます。
  • もし可能なら、2022年モデル以降の「Google搭載車」を探してみてください。ナビの快適さが全く違います。
  • 初期のT4/T5は、マイルドハイブリッド(B4など)と比べると、発進時などに少し昔ながらのガソリン車っぽさ(わずかな振動や音)を感じるかもしれませんが、力強さは十分です。

XC40 新旧グレード徹底比較とEX40との違い総括

最後に、この記事の要点をまとめますね。

記事のまとめ
  • XC40は2018年にデビュー
  • 当初のグレードはMomentum、R-Design、Inscription
  • 当初のエンジンはT4、T5(ガソリン)
  • その後B4、B5(マイルドハイブリッド)やEVが追加
  • 2022年頃にGoogleインフォテインメントシステムを搭載
  • 現行グレードはEssential、Plus、Ultraがメイン
  • 旧グレードと現行グレードの最大の違いはナビシステム
  • XC40 Recharge(旧EV)は2024年からEX40に名称変更
  • C40 Rechargeは日本では名称変更なし
  • EX40はRWD化など中身も進化した
  • XC40はマイルドハイブリッド(日本仕様PHEVは現在なし)
  • EX40は100%電気自動車(EV)
  • 外観の一番の違いはフロントグリル(穴あきか、パネルか)
  • EX40の内装は100%レザーフリーを採用
  • XC40 B3燃費14.8km/L、B4は14.2km/L(MY25)
  • EVの実航続距離は環境要因で変動(目安7-8割)
  • 新車価格はXC40が509万円〜、EX40が679万円〜
  • EX40は補助金あり、XC40と価格差あり
  • 中古車は初期モデルなら200万円台から狙える
  • リセールはXC40(ガソリン車)の方が安定している傾向
  • 年間の維持費(燃料代・税金)はEX40が圧倒的に安い
  • Dark Editionなどお得な特別仕様車も存在する
  • 自宅充電できるならEX40、できないならXC40がおすすめ
  • 中古ならGoogle搭載モデル(2022年〜)が一押し

XC40もEX40も、それぞれに強い魅力を持った、ボルボらしい素晴らしいクルマだと思います。

ぜひご自身のライフスタイルに当てはめて、最高の一台を見つけてください。

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この記事を書いた人

Tと申します。27歳です。元V90乗りで、ボルボ大好き人間。新型情報から維持費まで、購入検討中の方やオーナーの方に役立つ情報を発信しています。

もともとステーションワゴンが好きで、レガシィツーリングワゴンからの乗り換えの際に「デザイン・性能・ブランドイメージ、全部を満たすのはV90しかない!」と思い、社会人2年目に無理して購入しました。結婚を機に家計の事情で一度手放しましたが、いつかまたV90に乗るために、このブログを続けています。

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