ボルボのステーションワゴン、気になりますよね。ただ、V40とV90は新車での生産が終了し、現在、新しく注文できるのはV60のみという状況です。選択肢が少し変わったことで、かえってどれが自分に合うのか悩むかもしれません。
この記事では、そういった方々のために、3つのモデルを改めて比較します。各モデルのサイズ比較やデザイン差はもちろん、インテリアの質感、そして気になる走行性能や燃費性能まで、あらゆる角度から情報を整理しました。日々の使い勝手や中古車市場での人気度、さらには後悔しないための選び方ポイントまで網羅しています。それぞれの価格差を理解した上で、あなたのライフスタイルに最適な一台を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。
- 3車種の明確なサイズ感とデザインの違い
- ライフスタイル別の走行性能と燃費性能
- インテリアや安全性能などボルボならではの魅力
- 後悔しないための賢い選び方と価格の目安

ボルボV40・V60・V90の基本スペックを徹底比較

- ボディタイプによるデザイン差
- 詳細なサイズ比較と室内空間
- 北欧思想が息づくインテリア
- 日常生活における使い勝手
- 中古車市場での人気度は?
ボディタイプによるデザイン差
ボルボのVシリーズを選ぶ上で、まず目に入るのがデザインの違いだと思います。V40、V60、V90は、同じ「V」の記号を冠してはいますが、それぞれが持つデザインの思想やボディタイプの考え方は、実は大きく異なっています。ここでは、それぞれのモデルがどのようなデザインコンセプトを持っているのか、もう少し深く見ていきたいと思います。
V40:伝統的なエステートの枠を超えたスポーツハッチバック

V40は、プレミアム・コンパクトカーに分類されるモデルです。ただ、そのスタイルは、ボルボが伝統的に得意としてきたステーションワゴン(エステート)というよりは、むしろ流麗な5ドアハッチバックに近いかもしれません。
その理由は、リアのデザインに色濃く表れているように思います。リアゲートはかなり傾斜しており、ルーフラインは後方に向かって滑らかに落ちていくクーペのようなシルエットを描いています。これは、荷室容量という実用性を最大限に追求する伝統的なエステートの考え方とは少し異なり、見た目の躍動感やスタイリッシュさを優先した結果と言えるでしょう。
言ってしまえば、ボルボのラインナップの中で最も若々しく、パーソナルな印象を与えるデザインです。都市の街並みに溶け込む軽快さや、スポーティーな雰囲気を求める方には、とても魅力的に映るのではないでしょうか。一方で、デザインを優先した分、後席の窓は少し小さめで、後方視界もV60やV90に比べるとやや限定的かもしれません。
V60:ダイナミズムと実用性が見事に融合したスポーツエステート

一方、V60はボルボの主力とも言える、まさに「スポーツエステート」と呼ぶにふさわしいモデルです。現行モデルとして唯一新車注文が可能なこのモデルは、ボルボの新世代プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」を採用した恩恵を、デザイン面で大きく受けています。
例えば、フロントタイヤからドアまでの距離が長く取られた、いわゆるロングノーズのプロポーションは、古典的なFRスポーツカーのような走りの良さを予感させます。ボディサイドを貫くシャープなショルダーラインは、リアに向かって少しだけ跳ね上がっており、静止していても前に進み出すかのような躍動感を演出しています。
北欧神話の雷神が持つハンマーをモチーフにした「トールハンマー」LEDヘッドライトも、V60のダイナミックな印象を決定づける重要な要素です。このように、V60は単に荷物が積める実用車ではなく、走りもデザインも楽しみたいという方のための、美しくバランスの取れた一台と言えるかもしれません。
V90:伝統を受け継ぐ、威厳と優雅さを備えたフラッグシップ

そしてV90は、生産が終了した今もなお、ボルボのフラッグシップエステートとしての風格を漂わせています。V60が「動」の美しさを表現しているとすれば、V90は「静」の美しさ、つまり、どっしりと落ち着いた佇まいの中に優雅さを感じさせるデザインではないでしょうか。
V60よりもさらに全長が長く、水平基調のデザインが強調されているため、非常に伸びやかで堂々とした印象を受けます。特に秀逸なのがリアビューのデザインです。
ボルボの伝統である縦型のテールランプを受け継ぎながら、ゲートを横断するような大胆な造形を取り入れることで、圧倒的なワイド感とモダンさを表現しています。これは、かつてのボルボ240エステートなどが持っていた実直なデザインの系譜に連なりながらも、現代のラグジュアリーカーとしての品格を融合させた、見事なデザインだと思います。
威厳と品格、そして他を圧倒する存在感を求めるなら、V90のデザインは今でも最良の選択肢の一つになるかもしれません。ただ、その大きさゆえに、都市部での取り回しには少し注意が必要な場面も出てくるでしょう。
詳細なサイズ比較と室内空間
デザインの次は、具体的なサイズ感を見ていくのが良いと思います。車の大きさは、日々の運転のしやすさから、同乗者の快適性、そして積める荷物の量まで、カーライフのあらゆる場面に直結する、とても大切な要素ですからね。
ここでは、各モデルの代表的な数値を比較してみます。特に、小回りのしやすさを示す「最小回転半径」は、日本で運転する上では重要な指標になるかもしれません。ただし、年式やグレードによって多少の違いがある点はご了承ください。
車種 | 全長 | 全幅 | 全高 | 荷室容量(通常時) |
V40(最終モデル) | 4,370mm | 1,800mm | 1,440mm | 335L |
V60(現行モデル) | 4,780mm | 1,850mm | 1,435mm | 519L |
V90(最終モデル) | 4,945mm | 1,890mm | 1,475mm | 551L |
V40:都市部で真価を発揮する、取り回しの良いサイズ

V40の数値を見ると、その魅力がどこにあるかが見えてくるようです。全長は約4.4m、全幅は1,800mmに抑えられています。これは、日本の都市部で運転する際に大きなメリットになると思います。例えば、都心部の狭い路地や、住宅街でのすれ違いでも、心理的な負担が少ないのではないでしょうか。
また、全幅1,800mmという数値は、都市部でよく見かける機械式駐車場の利用を考える上で、一つの目安になります。全ての駐車場に対応できるわけではありませんが、選択肢が広がるのは嬉しいポイントかもしれません。最小回転半径も5.2mと小さく、Uターンや車庫入れといった場面で、その扱いやすさを実感できるはずです。
室内空間については、大人2人が前席で快適に過ごすには十分な広さが確保されています。ただ、後部座席は、長時間の移動では大人が少し窮屈に感じる可能性もあります。荷室容量の335Lは、日常の買い物や2人分の小旅行の荷物であれば問題なく積めるでしょう。しかし、家族でのキャンプや、大きなベビーカーを積むといった用途には、少し工夫が必要になるかもしれません。
V60:あらゆるシーンに対応する、絶妙なバランス感覚

V60は、サイズと実用性のバランスが非常に良いモデルだと思います。全長は約4.8mとV40よりは長くなりますが、これが広々とした室内空間を生み出しています。後部座席にも大人がゆったりと座れるだけの足元と頭上のスペースがあり、ファミリーカーとしての役割を十分に果たしてくれます。
そして、V60の大きな魅力の一つが、519Lという広大な荷室容量です。これは、単に数値が大きいというだけでなく、開口部が広く、床面がフラットでスクエアな形状をしているため、非常に荷物が積みやすいです。後部座席を倒せば、さらに広大なフラットスペースが出現し、家具のような長尺物や、たくさんのアウトドア用品も飲み込んでしまいます。
全長が伸びたことで最小回転半径は5.7mとなりますが、これは同クラスのセダンやワゴンと比べても標準的な数値です。日常的な取り回しで極端に不便を感じることは少なく、それでいて長距離移動の快適性と高い実用性を両立している。まさに、多くの人にとって「ちょうどいい」サイズ感と言えるのではないでしょうか。
V90:すべてに余裕を感じさせる、フラッグシップの空間

V90のサイズは、やはり元フラッグシップならではの堂々としたものです。全長は約5mに迫り、全幅も1,880mmありますから、その存在感は圧倒的です。この大きさは、ゆとりある走りや高い衝突安全性にも貢献していますが、運転する場所を選ぶ可能性がある点は、正直に伝えておくべきかもしれません。特に、古い市街地の狭い道や、駐車スペースが限られた場所では、少し気を使う場面が出てくるでしょう。
しかし、その大きさがもたらす室内空間の恩恵は絶大です。特に後部座席は、まるで高級セダンのように足元が広々としており、どんな体格の乗員でもリラックスして過ごせるはずです。これは、大切なゲストをもてなす場面や、家族での長距離旅行で大きな価値を発揮します。
荷室容量は551Lと、数値上はV60と大きな差がないように見えるかもしれません。しかし、V90の荷室は奥行きと幅に余裕があるため、大きなスーツケースを複数積んだり、ゴルフバッグを横向きに置いたりといった使い方が容易になります。あらゆる面で「余裕」を感じさせてくれるのが、V90のサイズが持つ最大の魅力だと思います。
北欧思想が息づくインテリア
ドイツのプレミアムブランドが、どちらかと言えば先進性やスポーティーさを前面に押し出したデザインを得意とする中で、ボルボのインテリアは少し違う方向を向いているように思います。それは、派手な演出でドライバーを興奮させるのではなく、まるで細部までこだわって作り込まれた居心地の良いリビングのように、乗る人を優しく包み込むような空間づくりです。このボルボならではの感覚は、背景にある「スカンナビアン・デザイン」という北欧の思想から生まれています。
ここでは、V40、V60、V90が、それぞれの個性の中で、どのようにしてこの「リビングのような居心地の良さ」を表現しているのか、詳しく見ていきたいと思います。
V40:機能的でパーソナルな書斎のような空間

V40のインテリアは、リビングルームに隣接した、機能的で少しだけパーソナルな書斎のような空間かもしれません。ドライバーが座ると、操作系のスイッチ類が整然と並んだセンターコンソールが目に入ります。

https://www.volvocars.com/jp/cars/legacy-models/v40-generation-2/
特に象徴的なのが、「フリーフローティング・センタースタック」です。宙に浮いたようなユニークなデザインは、見た目の面白さだけでなく、まるで書斎デスクの棚のような収納スペースを生み出しています。そこに並ぶ物理的なボタンやダイヤルは、カチッとした確かな操作感があります。これは、まるで高級オーディオのボリュームを回すような心地よさに似ていて、タッチパネルにはない愛着を感じさせてくれるかもしれません。クールなアルミ調のパネルと、温かみのあるソフトな素材が組み合わされており、コンパクトながら自分のための特別な空間だと感じさせてくれる設えです。
V60:自然素材と光が調和する、モダンなリビング

現行V60のドアを開けると、そこにはまさに現代的なスカンナビアン・リビングが広がっています。ダッシュボード中央の縦型タッチスクリーンは、多くの機能をスマートに統合し、空間から物理的なノイズを消し去っています。これは、リビングの壁に美しく埋め込まれた、最新のホームコントロールパネルのようです。

そして、このモダンな空間に温もりを与えているのが、巧みに使われた天然素材です。「ドリフトウッド・パネル」のような仕上げは、まるで上質な無垢材の家具のよう。その自然な手触りは、思わず指でなぞりたくなります。さらに、整形外科医の知見を得て作られたというシートは、リビングに置かれた最高級のパーソナルチェアと言えるかもしれません。体を預けた瞬間からリラックスできるこのシートは、ただの移動時間を、心からくつろげる時間へと変えてくれます。
V90:すべてが調和した、贅沢なゲストラウンジ

V90のインテリアは、V60が持つリビングの心地よさを、さらに広やかで贅沢なゲストラウンジの領域へと高めています。もしV60が家族と過ごすためのリビングなら、V90は大切な客人を招き入れるための、特別な応接室かもしれません。
室内幅の余裕から生まれる開放感の中で、より上質なナッパレザーや、木目の美しいウッドパネルが惜しみなく使われています。エンジンのスターターノブやスピーカーグリルといった細部に至るまで、まるで工芸品のような緻密なデザインが施されており、空間全体の質感を高めています。

この空間で体験するハイエンドなオーディオシステム「Bowers & Wilkins」の音色は、もはやカーオーディオの域を超えています。静粛性の高い車内で目を閉じれば、そこはまるで専用のリスニングルームのようです。このように、V90は単なる移動の道具ではなく、その空間に身を置くこと自体が目的となりうる、唯一無二のインテリアだと思います。
日常生活における使い勝手

毎日使うクルマだからこそ、カタログの数値だけでは分からない「使い勝手」は、車選びでとても大切なポイントになります。これは、例えばスーパーでの駐車のしやすさや、雨の日に荷物を積み込む時の手間、後部座席に人を乗せる際の気遣いなど、日々の小さな出来事の積み重ねで感じられるものだと思います。
ここでは、それぞれのモデルがオーナーの日常にどのように寄り添ってくれるのか、具体的なシーンを想像しながら考えてみたいと思います。
V40:都市を軽快に駆け抜ける、パーソナルなパートナー
V40の使い勝手は、やはりそのコンパクトなボディサイズに集約されていると言えるでしょう。前述の通り、全長が約4.4m、最小回転半径が5.2mという数値は、都市部での生活において大きな恩恵をもたらしてくれます。
例えば、名古屋の都心部や古い住宅街で見かけるような、道幅の狭い一方通行の路地でも、対向車とのすれ違いにそれほど神経を使うことはないかもしれません。また、デパートの自走式立体駐車場や、少し狭いコインパーキングに入れる際も、その取り回しの良さが光ります。日々の買い物や家族の送迎といったシーンで、運転のストレスを軽減してくれるのは、大きなメリットだと思います。
一方で、少し注意が必要な点もあります。スタイリッシュなデザインのため、後部ドアの開口部はV60などと比べると少しコンパクトです。そのため、お子様をチャイルドシートに乗せ降ろしする際には、少し窮屈に感じるかもしれません。また、荷室も日常的な買い物には十分ですが、家族4人分の旅行の荷物や、大きなアウトドア用品を積むには、少し工夫が必要になるでしょう。
V60:平日から週末まで寄り添う、万能のオールラウンダー
V60は、一台で様々な役割をこなしてくれる、非常にバランスの取れた使い勝手の良さが魅力です。平日の市街地走行では、V40ほどの軽快感はありませんが、視界が広く運転しやすいため、大きさをそれほど意識させないかもしれません。
このモデルの真価が発揮されるのは、荷物を積むシーンだと思います。特に荷室の設計は秀逸です。開口部の下端(リアバンパーの上)が低く抑えられており、床面もフラットなので、重いスーツケースやスーパーで買い込んだ飲料の箱などを、高く持ち上げることなくスムーズに積み込めます。ハンズフリー・パワーテールゲート機能が付いているモデルであれば、両手が塞がっていても足の操作だけでゲートを開閉できるので、雨の日などは特に重宝するはずです。
休日に家族で出かける際も、後部座席には大人が快適に座れる空間が確保されています。ベビーカーを畳まずに積めるほどの荷室容量と合わせれば、まさに「これ一台あれば、何も諦めなくていい」と感じさせてくれる、頼もしいオールラウンダーと言えるのではないでしょうか。
V90:長距離を快適に旅するための、優雅なグランツアラー
V90の使い勝手は、日常の細かな利便性というよりは、移動時間そのものを豊かにするという点に最大の価値があるように思います。もちろん、V60と同様に実用的な荷室を備えていますが、この車が最も輝くのは高速道路を使った長距離移動のシーンです。
長いホイールベースがもたらす圧倒的な走行安定性と、静かで上質な室内空間は、ドライバーと同乗者の疲労を劇的に軽減してくれます。目的地に着いた時の「まだ走っていたい」と思わせる感覚は、V90ならではの体験かもしれません。後部座席の広さは、大切なゲストをもてなす際にも最適です。窮屈さを一切感じさせない足元の広さは、それだけで最高のおもてなしになるでしょう。
もちろん、その大きなボディには少しだけ注意が必要です。全長が約5mあるため、旅先の古い温泉街の駐車場や、都市部の狭いコインパーキングなどでは、駐車を諦めなければならない場面もあるかもしれません。日々の買い物に使うには少し気を遣うけれど、それを補って余りあるほどの快適な移動体験を提供してくれる。V90は、そんな優雅なカーライフを約束してくれる一台だと思います。
中古車市場での人気度は?

現在、V40とV90は中古車で探すのが基本となります。V60は新車も選べますが、中古車の選択肢も豊富です。
V40は、ボルボのエントリーモデルとして人気が高かったため、中古車市場での流通量は今でも豊富です。手頃な価格でボルボの安全思想やデザインに触れられるため、初めて輸入車に乗る方からも選ばれているように思います。
V60は、現行で唯一新車が買えるモデルということもあり、非常に高い人気を維持しています。中古車市場でも、最新の装備を備えた現行モデルから、より手頃な先代モデルまで、幅広い選択肢があるのが魅力です。
V90は、生産が終了したことで、その価値が改めて見直されているかもしれません。新車での購入は在庫車のみとなりますが、中古車市場ではかつてのフラッグシップモデルを現実的な価格で手に入れるチャンスがあります。上質な走りと空間を求める方にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。
V40・V60・V90の性能や価格差を多角的に比較

- エンジンから見る走行性能の違い
- ライフスタイルに合う燃費性能
- 世界トップクラスの安全性能
- 購入前に知りたい価格差
- あなたに最適な一台の選び方ポイント
- まとめ:V40・V60・V90比較で理想の愛車を
エンジンから見る走行性能の違い
ボルボは、環境性能への意識が高まる中で、エンジンのラインナップを大きく変化させてきました。そのため、V40、V60、V90では、搭載されるエンジンの種類が異なり、それがそれぞれのモデルの「走行性能」の印象を大きく左右しています。
単に速いか遅いかだけでなく、その車がどのような運転感覚を提供してくれるのか。まずは、それぞれのパワートレインがもたらす走行性能の違いを、特徴ごとにまとめた表で見てみましょう。
パワートレイン | 主な搭載モデル | 最高出力/トルク(参考値) | 加速感の印象 | 得意な走行シーン | 乗り心地 |
2.0Lディーゼル (D4) | V40 | 190ps / 400Nm | 低回転から力強く、瞬発力がある | 市街地のストップ&ゴー、高速巡航 | 引き締まったスポーティーな感覚 |
2.0L MHEV (B4/B5) | V60, V90 | 197ps / 300Nm | 非常に滑らかで静か、シームレス | 全てのシーンでバランスが良い、特に市街地 | しなやかで快適、上質 |
PHEV (Recharge) | V60, V90 | 318ps~ / 400Nm~ (システム合計) | モーターによる静かで鋭い加速と、圧倒的なパワーを両立 | EV走行での静かな市街地走行、パワフルな高速走行 | 状況により変化、基本は重厚で安定 |
この表を基に、それぞれのパワートレインがどのような走行体験をもたらしてくれるのか、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
V40(ディーゼル):トルクフルでキビキビとした走り
表にあるように、V40のD4ディーゼルは400Nmという、大排気量のガソリンエンジンのような力強いトルクが特徴です。このおかげで、街中の信号からの発進時など、アクセルを軽く踏み込むだけで、背中をグッと押されるような瞬発力のある加速を味わえます。コンパクトなボディと相まって、その走りは非常にキビキビとしており、運転そのものの楽しさを感じさせてくれるかもしれません。
また、高速道路の合流や、山道の登り坂といった場面でも、エンジンの回転数をあまり上げることなく、余裕を持ってスムーズに速度を乗せていくことができます。乗り心地は、どちらかと言えば少し引き締まったスポーティーな味付けで、路面の状況をドライバーに正直に伝えてくれる感覚があります。
V60 / V90(マイルドハイブリッド):上質さを追求した、シームレスな走り
V60やV90のマイルドハイブリッドモデルは、V40のディーゼルとは対照的に、「上質さ」や「滑らかさ」を追求した走りを提供してくれます。表中の「非常に滑らかで静か、シームレス」という印象は、48Vバッテリーと小型モーターがエンジンの働きを巧みにアシストすることで生まれます。
特に、停車状態からの走り出しは、まるで高級EVのように静かでスムーズです。従来のエンジン車で感じられた始動時のわずかな振動や音がほとんどなく、いつの間にかスッと走り出しているような感覚です。これは、市街地での運転が多い方にとって、日々のストレスを大きく軽減してくれる要素だと思います。
高速道路では、安定感のあるどっしりとした走りが印象的です。サスペンションは路面からの不快な衝撃を巧みにいなし、常にフラットな乗り心地を保ってくれます。まるで絨毯の上を滑るような、非常に快適で落ち着いた大人の走りを楽しめるでしょう。
V60 / V90(プラグインハイブリッド):二つの顔を持つ、圧倒的なパフォーマンス
プラグインハイブリッド(PHEV)モデルは、表にあるように、他のパワートレインとは一線を画す性能を持っています。これは、静かでエコな「EVとしての顔」と、パワフルな「ハイパフォーマンスカーとしての顔」を併せ持っているからです。
「ピュアモード」を選べば、バッテリーの電力だけで静かに街を駆け抜けることができます。モーター特有の、踏み込んだ瞬間から最大トルクが発生する鋭い加速は、これまでのガソリン車では味わえなかった新しい感覚かもしれません。
一方で、エンジンとモーターの力を合わせた時のパフォーマンスは圧倒的です。システム合計で300馬力を超えるパワーは、重量級のボディをものともせず、異次元の加速を味わわせてくれます。乗り心地は、重いバッテリーを床下に搭載しているおかげで、非常にどっしりとしており、高速走行時の安定感は抜群です。静かな走りから刺激的な走りまで、その日の気分や状況に合わせて全く異なるキャラクターを楽しめるのが、このパワートレインの最大の魅力だと思います。
ライフスタイルに合う燃費性能

車の維持費を考える上で、燃費性能はやはり無視できない要素です。ただ、単にカタログの数値が良いというだけでなく、ご自身の乗り方に合ったパワートレインを選ぶことが、結果的に満足度と経済性の両方を高める鍵になると思います。ボルボのパワートレインは時代と共に大きく進化しているため、V40、V60、V90では、その考え方が少しずつ異なっています。
まずは、各モデルの代表的なパワートレインの燃費性能を一覧で見てみましょう。
車種 | グレード/パワートレイン | 燃費消費率(km/L) | EV走行距離 | 測定モード |
V40 | D4 (2.0Lディーゼル) | 20.0 | – | JC08 |
T4 (2.0Lガソリン) | 15.9 | – | JC08 | |
V60 | B4 (2.0L MHEV) | 13.7 | – | WLTC |
Recharge T6 (PHEV) | 13.7 (ハイブリッド時) | 87 km | WLTC | |
V90 | B5 (2.0L MHEV) | 13.0 | – | WLTC |
Recharge T8 (PHEV) | 13.3 (ハイブリッド時) | 81 km | WLTC |
ここで注意したいのは、V40で使われている「JC08モード」と、V60/V90で使われている「WLTCモード」では、測定方法が異なるという点です。WLTCモードの方がより実際の走行に近い、厳しい条件で測定されているため、単純に数値を比較することはできません。この表は、それぞれの車が持つ燃費性能の「性格」を理解するための目安として見るのが良いと思います。
V40 D4:長距離でこそ輝く、ディーゼルエンジンの経済性
上の表を見ると、V40のディーゼルモデル(D4)の数値が際立っているように見えるかもしれません。これは、高速道路などを一定の速度で走り続けるような場面で、ディーゼルエンジンが持つ優れた効率の良さが表れた結果です。
また、軽油はレギュラーガソリンよりも価格が安いので、走れば走るほど燃料代の面で恩恵を感じられます。そのため、毎日の通勤距離が長い方や、週末に高速道路を使って遠出することが多い方にとっては、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
ただ、ここで一つ注意しておきたい点があります。近年のディーゼルエンジンには、排出ガスをきれいにするための「DPF」というフィルターが装着されています。このフィルターは、走行中に高温になることで、溜まった煤を自動的に燃焼させる仕組みです。もし、近所の買い物のような短い距離の走行ばかりを繰り返していると、フィルターが十分に高温にならず、煤が溜まって警告灯が点灯し、最悪の場合は高額な交換費用が発生する可能性があります。まさに、そのライフスタイルが燃費性能のメリットを最大限に引き出すか、逆にデメリットを生むかを左右する良い例かもしれません。
V60/V90:あらゆる場面でスマートに走る、マイルドハイブリッド
現在V60の主流であり、最終モデルのV90にも搭載されていたのが、48Vマイルドハイブリッドです。これは、従来のハイブリッドカーのようにモーターだけで走行するものではありません。その役割は、発進や加速といった、エンジンが最も燃料を消費する場面で、小型のモーターがさりげなく手助け(アシスト)をすることです。
この仕組みの恩恵は、特に信号の多い市街地で感じられます。停車状態からの発進が驚くほど滑らかで、エンジン再始動の振動もほとんどありません。燃費の落ち込みやすいストップ&ゴーの場面で、モーターが効率よく介入してくれるためです。V60 B4の燃費は13.7km/L(WLTCモード)ですが、このクラスの大きさと重量を持つ輸入車ワゴンとしては、十分に納得のいく数値だと思います。
市街地から高速道路まで、どんなシーンでもバランスの取れた効率の良さを発揮してくれるため、特定の乗り方に偏らない、多くの方のライフスタイルに合う現代的な選択肢と言えるでしょう。
プラグインハイブリッド:ライフスタイルが合致すれば最強の選択肢
そして、もしご自宅に充電設備を設置できる環境があるのなら、プラグインハイブリッド(PHEV)は最も経済的な選択肢になる可能性があります。表にあるように、V60であれば最長87kmもの距離を電気だけで走ることができます。これは、二つの顔を持つ車、と言えるかもしれません。
例えば、毎日の通勤や買い物の総距離がこの範囲内であれば、ガソリンをほとんど、あるいは全く使わずに生活できるかもしれません。夜間に自宅で充電しておけば、日中は静かで力強いモーター走行を楽しめます。これは、燃料代を劇的に節約できるだけでなく、非常に上質な移動体験でもあります。
ただし、この恩恵を最大限に受けるには、日々の充電が不可欠です。もし充電をせずに乗り続けると、重いバッテリーを常に積んだまま走ることになり、表中のハイブリッド燃費よりも実際の燃費は悪化してしまう場面も考えられます。まさに、そのライフスタイルがこの車の価値を決定づける、先進的で面白い選択肢だと思います。
世界トップクラスの安全性能
「安全な車」と聞いて、多くの方がボルボを思い浮かべるのではないでしょうか。これは長年にわたり、ボルボが単に頑丈な車を作るだけでなく、「事故そのものを起こさせない」という未来を見据えて、安全技術を追求し続けてきた結果だと思います。この安全に対する深い哲学は、もちろんV40、V60、V90の3車種にも、それぞれの時代の最新の形で受け継がれています。
ボルボの安全思想は、大きく二つの柱で成り立っているように思います。一つは、万が一の衝突時に乗員を守る「パッシブセーフティ」。そしてもう一つは、そもそも事故を未然に防ぐための「アクティブセーフティ」です。
V40:時代の先を行く安全装備の標準化

V40が販売されていた当時、その安全装備はクラスの基準を大きく超えるものでした。特に、ボルボの安全哲学を象徴する二つの技術が搭載されていたことは、今でも特筆すべき点です。
一つ目は、世界で初めて標準装備された「歩行者エアバッグ」です。これは、万が一歩行者と衝突してしまった際に、ボンネット後方が持ち上がってエアバッグが展開し、歩行者の頭部への衝撃を和らげるという画期的な仕組みでした。乗員だけでなく、車の外にいる人のことまで考えるという、ボルボらしい人間中心の思想が表れています。
二つ目は、「シティ・セーフティ」と呼ばれる低速時用の自動ブレーキシステムです。例えば、名古屋の栄や名駅周辺での渋滞中、つい前方への注意が逸れた際に、システムが衝突の危険を検知して自動でブレーキを作動させ、衝突を回避、あるいは被害を軽減してくれます。V40に搭載されていた初期のシステムは、主に時速50km以下で作動するものでしたが、当時、このような予防安全技術をコンパクトカーにまで標準装備したことは、非常に先進的な取り組みだったと言えるでしょう。
V60 / V90:「IntelliSafe」が実現する、包括的な予防安全

現行のV60と最終モデルのV90では、安全技術はさらに大きく進化しました。「IntelliSafe(インテリセーフ)」とは、単一の機能名ではなく、ボルボが持つ先進安全・運転支援技術の総称です。これは、レーダーやカメラといった複数のセンサーで常に車両の周囲360度を監視し、危険を予測してドライバーに警告したり、運転操作に介入したりする、非常に高度なシステムです。
V40の「シティ・セーフティ」も、IntelliSafeの一部として大幅に進化しました。検知能力が向上し、前方の車だけでなく、歩行者やサイクリスト、さらには夜間のシカのような大型動物まで認識して、あらゆる速度域で自動ブレーキが作動するようになりました。
さらに、IntelliSafeには運転の負担を軽減してくれる機能も含まれています。
- パイロット・アシスト(運転支援機能)
- これは、高速道路などで車が車線の中央を維持するように、ステアリング操作を優しくアシストしてくれる機能です。東名高速道路や新名神高速道路での長距離運転時に、ドライバーの疲労を大幅に軽減してくれます。
- 全車速追従機能付ACC:
- の車に合わせて速度を自動で調整し、渋滞時には停止まで行ってくれるクルーズコントロールです。
- BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
- 死角に他の車がいることを、ドアミラーのランプで知らせてくれます。
- CTA(クロス・トラフィック・アラート)
- スーパーの駐車場からバックで出る際に、左右から近づく車を検知して音で警告してくれます。
このように、V60とV90では、日常のヒヤリとする場面から高速道路での長時間運転まで、様々なシーンでドライバーを賢くサポートしてくれます。
ただ、ここで大切なのは、これらの機能はあくまで「運転支援システム」であり、自動運転ではないということです。最終的な安全の責任は、常にドライバーにあります。しかし、どのモデルを選んでも、世界トップクラスの安全思想に守られているという高い安心感を得られるのは、ボルボならではの大きな魅力だと思います。
購入前に知りたい価格差
車選びにおいて、最終的に「価格」はとても重要な決定要因になります。ただ、単に車両本体の価格を見るだけでなく、その価格でどのような価値が得られるのかを考えることが、後悔しない選択につながると思います。特にボルボのVシリーズは、新車での選択肢が限られているモデルと、中古車でしか手に入らないモデルが混在しているため、現在の市場状況を正確に把握しておくことが大切です。
ここでは、各モデルが新車・中古車市場でどのような価格帯にあるのかを、現在の市場状況を踏まえてまとめてみました。
車種 | 販売形態 | 主な価格帯(参考) | 特徴と価格要因 |
V40 | 中古車のみ | 100万円台前半~300万円程度 | ボルボ入門に最適。年式、走行距離、グレード(D4、R-DESIGN)で変動。維持費はプレミアムカー水準。 |
V60 | 新車・中古車 | 新車:約699万円~ 中古車:300万円台後半~ | 新車で唯一注文可能。中古は現行モデルと先代モデルで価格差大。バランスの良さが魅力。 |
V90 | 新車在庫・中古車 | 新車在庫:要問い合わせ 中古車:250万円台~ | 生産終了のフラッグシップ。中古は初期型(2017-2019年)で価格が手頃に。高年式・低走行は高値。 |
この表はあくまで参考価格であり、実際の車両の状態や装備、販売店によって価格は変動します。この点を踏まえた上で、それぞれのモデルがどのような価値と価格バランスを持っているのかを詳しく見ていきたいと思います。
V40(中古車):ボルボの世界への、最も身近な入口
V40はすでに新車の販売が終了しているため、購入の選択肢は中古車のみとなります。しかし、だからこそ、非常に手頃な予算でボルボが誇る安全性やデザイン、そして走りの魅力を体験できる、魅力的なエントリーモデルと言えるかもしれません。
表にあるように、V40の中古車価格は、おおよそ100万円台前半から300万円程度が中心的な価格帯となっているようです。
例えば、100万円台前半の予算で購入できる個体は、初期のモデルであったり、走行距離が少し伸びていたりするケースが多いです。しかし、きちんとメンテナンスされてきた記録が確認できる車両であれば、ボルボ入門として非常に賢い選択になる可能性があります。
一方で、200万円台の予算を確保できると、選択肢はぐっと広がります。最終モデルに近い高年式の個体や、スポーティーな内外装が人気の「R-DESIGN」、そして経済性に優れたディーゼルモデル「D4」といった、条件の良い車両が視野に入ってきます。この価格帯は、V40の魅力を存分に味わえる、いわば「スイートスポット」かもしれません。
ただ、ここで一つ注意しておきたいのは、購入価格が手頃であっても、維持費はプレミアムブランドの輸入車であるという点です。定期的なメンテナンスや、万が一の際の部品代は、同クラスの国産車に比べると高くなる可能性があります。その点を理解した上で探すことが、満足のいくカーライフにつながると思います。
V60(新車・中古車):多様な選択肢が魅力の現行主力モデル
V60は、ボルボVシリーズの中で現在唯一、新車で注文購入できるモデルです。そのため、最新の技術やデザイン、メーカー保証という安心感を最も重視する方にとっては、新車が主な選択肢になるでしょう。
表にあるように、現行V60の新車価格は、公式サイトによるとエントリーグレードの「Plus B4」で約699万円からとされています(2025年9月現在)。ここから、上級グレードやプラグインハイブリッドモデル(Recharge)を選ぶと、さらに価格は上がっていきます。これは、ドイツのプレミアムブランドの同クラスと比べても、十分に競争力のある価格帯だと言えるかもしれません。
一方で、V60は中古車市場でも非常に豊富な選択肢があります。ここで重要なのは、現行モデル(2018年以降)か、それ以前の先代モデルかという点です。 現行モデルの中古車であれば、走行距離や年式にもよりますが、300万円台後半から見つけることが可能です。新車は少し予算オーバーでも、新しいデザインや装備を手に入れたい方には魅力的な選択肢になるでしょう。
さらに、先代モデルまで視野を広げると、150万円台くらいから探せる個体も出てきます。もちろんデザインや技術は一世代前のものになりますが、「ボルボのエステート」としての実用性や安全性は確かです。予算を抑えつつ、V60というブランドを手に入れたい方にとっては、こちらも十分に検討の価値があると思います。
V90(新車在庫・中古車):元フラッグシップの価値をお得に享受する
V90は残念ながら生産が終了してしまいました。そのため、新車での購入は、国内に残っているごくわずかな在庫車を探すことになります。もし運良く見つけられたなら、それは非常に希少な機会かもしれません。
そのため、V90を探すとなると、ほとんどの場合が中古車市場が中心となります。元々がボルボのフラッグシップモデルだったため、新車価格は高価でした。そのため、中古車になると新車価格からの下落幅が大きく、比較的手頃な価格で憧れのモデルを手に入れられる可能性があるのが魅力です。
表にあるように、価格帯は非常に幅広く、例えばカーセンサーなどの情報によると、走行距離が伸びている初期型(2017〜2019年頃)のモデルであれば、250万円台くらいから流通しているのを確認しています。新車時の価格を考えれば、これは驚くべき価格と言えるかもしれません。
もちろん、この価格帯の車両を選ぶ際には、これまでの整備履歴をしっかりと確認し、今後のメンテナンス費用もある程度見込んでおく必要があります。しかし、それを差し引いても、この価格でV90が持つ広大な室内空間、優雅な乗り心地、そして圧倒的な存在感を手に入れられるのは、中古車ならではの大きな魅力です。
一方で、高年式・低走行の個体は、500万円を超える価格で取引されています。これは、新車のV60とほぼ同じ価格帯です。どちらを選ぶかは非常に悩ましい問題ですが、「最新のモデルを新車で乗る価値」と、「少し前のモデルでも最上級のクラスに乗る価値」を天秤にかける、車選びの面白い局面だと思います。
あなたに最適な一台の選び方ポイント
ここまで色々な比較をしてきましたが、最後に、どのような方にどのモデルが合うのか、選び方のポイントをまとめてみたいと思います。
・都市部での運転がメインで、取り回しの良さを重視する
・手頃な予算でボルボの品質と安全性を体験したい
・中古車でスポーティーなコンパクトカーを探している
・最新のボルボを新車で手に入れたい
・デザイン、走行性能、実用性のバランスを重視する
・家族での利用も考えているオールマイティな一台が欲しい
・生産終了したフラッグシップモデルの価値に魅力を感じる
・中古車で、広大な室内空間と優雅な乗り心地を手に入れたい
・長距離移動が多く、ゆとりある走りを重視する
あなたのライフスタイルや、新車にこだわるか、中古車で賢く探すかといった価値観によって、最適な一台は変わってくると思います。
まとめ:V40・V60・V90比較で理想の愛車を
この記事では、ボルボのステーションワゴン、V40、V60、V90について、現在の市場状況を反映して比較してきました。最後に、今回のポイントをまとめてみます。
- 現在、新車で注文購入できるのはV60のみ
- V40とV90は生産を終了しており中古車が主な選択肢
- V40は都市部に最適な中古コンパクトカー
- V60はデザインと実用性を両立した現行主力エステート
- V90は中古車でお得に狙える元フラッグシップモデル
- V90の初期モデルは250万円台から流通している場合がある
- サイズはV40が最も小さく日本の道路で扱いやすい
- V60とV90は全長が長く広々とした室内空間を持つ
- インテリアはどのモデルも北欧デザインの思想が息づく
- 走行性能はV40のディーゼルが力強くスポーティー
- 現行V60はマイルドハイブリッドで滑らかな走り
- 安全性能はどのモデルも世界トップクラスで安心感が高い
- 価格はV40中古車が最も手頃な選択肢
- V60は新車も中古車も選べる
- 最終的には自身のライフスタイルや価値観で選ぶことが大切

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