コンパクトSUVの中でも、ひと際おしゃれで都会的な雰囲気を纏っているのがボルボのXC40です。
街中ですれ違うたびに、そのスカンジナビアン・デザインの洗練された佇まいに目を奪われる方も多いのではないでしょうか。
僕自身、以前はV90というステーションワゴンに乗っていましたが、ボルボの内装やデザインがもたらす「心地よさ」は、他メーカーでは味わえない特別な体験でした。
ただ、輸入車を検討する際、どうしても頭をよぎるのが「維持費」の問題ですよね。
「外車は壊れやすい?」「ガソリン代や車検代が高いのでは?」
そんな不安から、なかなか一歩を踏み出せないという声もよく耳にします。
特に私たちのように、これからライフステージが変わっていく世代にとっては、家計へのインパクトは無視できない要素です。
この記事では、オーナーの実体験や具体的なデータを元に、XC40の維持費のリアルな数字を紐解いていきます。
カタログだけでは見えてこない、所有して初めてわかるコストの裏側まで、包み隠さずお話しできればと思います。
- ガソリンモデルとEVモデルのリアルな燃費と維持費の違い
- 購入前に知っておきたい税金や保険料の具体的な金額
- 正規ディーラーと民間工場でのメンテナンス費用の大きな差
- 国産車と比較した際の年間コストの差額と節約のコツ
ボルボXC40の維持費内訳を徹底解説

まずは、車を所有するうえで避けられない固定費や、走行距離に応じてかかる変動費について見ていきましょう。
XC40にはガソリン(マイルドハイブリッド)モデルと、電気自動車のRechargeモデルがありますが、それぞれの特性によってコスト構造が大きく異なります。
- XC40の年間維持費とガソリン代、実燃費
- XC40の自動車税と重量税
- XC40の車検費用の相場
- XC40の任意保険料の目安
- XC40のメンテナンスパックは必要?
XC40の年間維持費とガソリン代、実燃費

維持費の中で、私たちが最も頻繁に支払うことになるのが燃料代です。
XC40の主力であるB4やB5といったマイルドハイブリッドモデルは、基本的に「ハイオク指定」となります。
ここが国産車から乗り換える際に、少し抵抗を感じるポイントかもしれません。
昨今のガソリン価格高騰もあり、レギュラーとハイオクではリッターあたり10円以上の差がつきますから、毎回の給油でじわじわと効いてきます。
実際の燃費についてですが、XC40は決して「燃費の良い車」とは言えません。
カタログ値(WLTCモード)もありますが、オーナーの実感値としては、街乗りでリッター10km〜11km程度というのがリアルなところでしょう。
これは、XC40はコンパクトSUVながら車両重量が1.6〜1.7トン台と重めで、とくにB4 AWDは約1,720kgとしっかりしたボディになっていることが大きく影響しています。
僕が乗っていたV90もそうでしたが、ボルボの「守られている感」のある重厚な走りの代償として、燃費はどうしても犠牲になりがちですね。
一方で、電気自動車の「XC40 Recharge」を選ぶ場合は、ガソリン代が電気代に置き換わります。
自宅に充電設備があり夜間の割安な電力プランを利用できる場合、条件次第ではランニングコストをガソリン車のおよそ3分の1程度まで抑えられる試算もあります。
ただし、マンション暮らしなどで公共の急速充電スタンドの料金はここ数年で値上げされており、家庭用夜間電力と比べるとコストメリットが小さくなる場合もある点には注意が必要です。

XC40の自動車税と重量税

毎年5月にやってくる自動車税と、車検のたびに支払う重量税。これらは排気量や車両重量によって決まるため、節約の余地がない固定費です。
まず自動車税ですが、B3/B4モデルのエンジンは約2.0リッター(1968cc)のため、2019年10月以降に初度登録された自家用乗用車の場合、自動車税(種別割)は年額36,000円の区分になります。
これは同クラスの国産SUVと同じ水準ですね。
一方、電気自動車のRechargeモデル(現行だとEX40ですね)は、排気量ゼロとみなされるため優遇措置があります。
特に、東京都や愛知県など一部自治体では、電気自動車に対して自動車税種別割を新車登録年度+5年度分、実質6年間免除する制度が設けられている時期があります(適用条件や実施期間は各自治体の最新情報を要確認)。
こうした制度を活用できれば、EVならではの大きなメリットと言えますね。
次に重量税ですが、ここでボルボ特有の「重さ」がネックになります。
XC40は安全装備が充実している分、車体が重く、ガソリンモデルでも1.5トンを超えてくるため、重量税の区分が一つ上になってしまうのです。
国産の軽量なSUVならもう一段階安い区分に収まることが多いので、ここは少し損をした気分になるかもしれません。
ただし、エコカー減税の適用によっては初回や2回目の車検時に免税・減税となる場合もあるので、購入時の制度をよく確認しておくことをお勧めします。
XC40の車検費用の相場

「外車の車検は高い」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
結論から言うと、正規ディーラーにすべてお任せする場合、やはり国産車よりは高めに見積もっておく必要があります。
まず初回車検(3年目)は、新車時に付帯するボルボ・サービス・プラン(VSP)により定期点検や一部消耗品の費用負担が軽減されますが、車検基本料や追加整備は別途必要です。
実際の支払いは『法定費用+車検整備費』で、内容次第ですが十数万円前後になるケースもあります。
「初回はタダ同然で済む」と思っていると、意外な出費に驚くかもしれません。
さらに2回目(5年目)以降、あるいはメンテナンスパックが切れた状態で迎える車検では、予防整備としてブレーキパッドやバッテリーなどの消耗品交換を提案されることが多く、総額で20万円〜25万円程度の見積もりが出ることも珍しくありません。
ボルボのディーラーは非常に丁寧で安心感がありますが、その分、工賃や部品代はプレミアムブランド価格に設定されています。
一方で、街の整備工場や車検専門店を利用し、必要最低限の整備内容に絞れば、XC40でも総額10万円台前半〜中盤程度に抑えられる事例もあります(走行距離や車両状態により大きく変動します)。
僕自身も、保証が切れた後の整備は信頼できる専門店にお願いすることがありましたが、ディーラーとの価格差には驚かされました。
XC40の任意保険料の目安

任意保険料については、運転する方の年齢や等級、補償内容によって大きく変わるため一概には言えませんが、国産車と比較して極端に高いということはありません。
ボルボは先進安全機能(インテリセーフ)が全車に標準装備されており、事故リスクが低いと判断される「ASV割引」などが適用される場合があるからです。
ただ、XC40の現在の新車価格はグレードにもよりますが、おおむね509万〜665万円前後と、500〜600万円台クラスの価格帯となっています(年式や特別仕様車により異なります)。
そのため、車両保険をしっかり付けると保険料は跳ね上がります。
万が一の事故や、昨今増えている水害などのリスクを考えると、車両保険は外せないポイントですよね。
ネット型保険などを上手に活用して、補償内容と保険料のバランスを見極めることが大切だと思います。
XC40のメンテナンスパックは必要?

ボルボには、「ボルボ・サービスプラン(Volvo Service Plan)」と呼ばれるメンテナンスプログラムがあります。
まず大前提として、ボルボの新車には「5年間の新車保証(Volvo Warranty)」が標準で付いています。 これは非常に手厚いもので、万が一エンジンやエアコン、センサー類が故障しても、5年目までは無償で修理してもらえます。 つまり、「壊れたときの修理代」に関しては、この標準保証があるので心配無用です。
では、なぜ多くの方が4年目・5年目の有償メンテナンスプラン(サービスプラン プラス)への加入を迷うのでしょうか?
それは、保証でカバーされない「定期点検の工賃」と「消耗品代」が、輸入車は意外と高いからです。 もしプランに入らずにディーラーで4年目・5年目の12ヶ月点検を受ける場合、以下のような費用がその都度発生します。
- 12ヶ月点検の基本工賃
- エンジンオイル&フィルター交換(ボルボ指定オイルは高価です)
- ワイパーゴムやエアコンフィルター等の交換
これらを合計すると、1回あたり数万円の出費になることは珍しくありません。 有償プラン(サービスプラン プラス)に加入しておけば、これらの費用がパッケージ化されているため、割安になるケースが多いのです。
個人的な結論としては、「ディーラーで点検を受け続ける予定なら、加入した方がトータルでお得で安心」だと考えています。 逆に、「4年目からは近所の詳しい整備工場にお願いする」と決めている方であれば、加入しないという選択肢も十分にありですね。
ボルボXC40の維持費節約と注意点
ここまでは基本的な維持費についてお話ししましたが、ここからはもう少し踏み込んで、具体的な出費のリスクや、少しでもコストを抑えるための知恵について深掘りしていきます。
- XC40の維持費を国産車と比較!安い?高い?
- XC40のタイヤ交換費用
- XC40のバッテリー交換費用
- XC40の故障修理代
- XC40の中古車維持費
- ボルボXC40の維持費を抑えて楽しむ
XC40の維持費を国産車と比較!安い?高い?
よく比較対象になるトヨタのハリアー(ハイブリッド)などと比べると、正直なところXC40の維持費は「高い」と言わざるを得ません。
ざっくりとした試算ですが、ガソリン代(ハイオク差額と燃費差)、メンテナンス費用の違いなどを積み上げると、年間で10万円〜15万円ほどの差が出ることがあります。
月々に換算すれば1万円強のコスト増ですね。
この差額をどう捉えるかが、XC40選びの分かれ道になると思います。
単なる移動手段としてコストパフォーマンスを最優先するなら、国産ハイブリッド車には敵いません。
ですが、ボルボにはその差額を埋めて余りある魅力があります。
ドアを閉めた瞬間の静寂、長距離運転でも疲れないシート、そして何より「世界一安全な車に乗っている」という安心感。
これらに価値を感じられる方であれば、この追加コストは決して高い買い物ではないと、僕は思います。
XC40のタイヤ交換費用

意外と盲点になりがちなのが、タイヤ交換の費用です。
XC40は現行の主なグレードでは18〜20インチの大径タイヤを装着しているモデルが多く、グレードや年式によっては17インチが標準の時期もあります。
特に大径サイズになると、タイヤ自体の価格もかなり高額になります。
ディーラーですべて新品に交換しようとすると、工賃込みで20万円を超える見積もりが出てくることもあります。
特にEVのRechargeモデルは車両重量が重くモーターのトルクも強いため、使用状況によってはガソリン車よりタイヤ摩耗が早まる可能性があります。
「気付いたらスリップサインが出ていた」なんてことにならないよう、早めの資金準備が必要です。
少しでも安く済ませるなら、ネット通販でタイヤを安く購入し、持ち込み交換に対応してくれる整備工場に依頼するのが鉄則です。
これだけで、ディーラー価格の半額近くまで抑えられることもありますよ。
XC40のバッテリー交換費用
最近のボルボはアイドリングストップ機能などが付いているため、高性能なAGMバッテリーが搭載されています。
このバッテリー、寿命が来ると交換が必要なのですが、これもまた高価なんです。
AGMバッテリー採用のXC40では、ディーラーや専門業者での交換費用は、部品代込みでおおよそ5万〜6万円前後となるケースが多いです。
「自分で交換すれば安いのでは?」と思われるかもしれませんが、最近の車はバッテリー交換時に車両のコンピューター(BMS)のリセット作業が必要になることが多く、専用の診断機がないとトラブルの原因になることがあります。
DIYはあまり推奨できませんが、バッテリー自体をネットで安く調達(VARTA製など)して、持ち込み対応のショップにお願いすることで、費用を数万円節約することは可能です。
XC40の故障修理代
「輸入車は壊れる」というのは過去の話になりつつありますが、それでも機械である以上、故障のリスクはゼロではありません。 XC40の場合、Google搭載のインフォテインメントシステムのフリーズなど、ソフトウェア周りのトラブルがいくつか報告されています。
多くはアップデートで治りますが、もしハードウェア(部品)の交換が必要になると、部品代だけで高額な出費になるリスクがあります。
ただ、朗報なのは、現在のボルボには「5年間の新車保証」が標準で付帯しており、なんと「走行距離無制限」だということです。 これは輸入車ブランドの中でもトップクラスの手厚さです。
以前は「3年」や「距離制限あり」が一般的でしたが、今は5年間、どれだけ走っても守られているというのは、長距離ドライブが好きなボルボオーナーにとっては涙が出るほど嬉しいポイントですよね。
エアコンのコンプレッサーやLEDヘッドライトユニットなど、もし自費で直せば十数万円〜数十万円コースの故障も、5年目までは無償修理の対象(自然故障に限る)となります。
注意が必要なのは、その保証が切れる6年目以降です。 最近の車は電子制御の塊ですから、一つの部品不具合がアッセンブリー(丸ごと)交換になりがちです。
もしXC40を6年以上長く乗り続ける予定であれば、新車延長保証をつける、あるいは「6年目以降は維持費が上がる」と割り切って、修繕費を積み立てておくのが賢明なオーナーシップだと言えるでしょう。
XC40の中古車維持費
新車価格が上がっている今、中古のXC40を狙っている方も多いでしょう。
中古車を選ぶ際は、車両価格だけでなく「これからの維持費」を見据えた選び方が重要です。
特に注意したいのが、3年落ち(初回車検直後)や5年落ちの車両では、走行距離や使用状況によってはタイヤやバッテリー、ブレーキパッドなどの消耗品が交換時期に近づいている場合があります。
車両価格が安くても、乗り出し直後に30万円以上の整備費用がかかってしまっては本末転倒ですよね。
中古車を買うなら、ボルボの認定中古車「SELEKT」で、消耗品がある程度リフレッシュされている個体を選ぶか、あるいは前のオーナーがしっかりとメンテナンスを行っていた記録簿付きの車両を探すのがベターです。
また、前オーナーがVSP(メンテナンスパック)に加入しており、所定の名義変更・継承手続きを行えば、残りのサービス期間を引き継げる場合がありますので、購入店で必ず確認してみてください。
今の愛車を最高額で売却し、購入資金を手に入れる方法
ボルボ XC40の購入を決意されたなら、次のステップは「どうやって購入資金を準備するか」ですよね。
多くの方が、今乗っている愛車を売却(下取り)されると思います。
ここで、僕がV90を手放した時の経験から、一つだけアドバイスさせてください。
ディーラーでの「下取り」は、最後の手段にした方が良いかもしれません。
もちろん楽ではあるのですが、多くの場合、専門の買取業者に売却する方が、数十万円単位で高く売れる可能性が非常に高いです。
僕もV90を売却する時、複数の業者に見積もりを取りました。
僕がV90を売却した「輸入車買取センター」
もし、今あなたが輸入車(ボルボ、ベンツ、BMWなど)にお乗りなら、僕が実際に使った「輸入車買取センター」
を強くおすすめします。
理由はシンプルで、対面でのやり取りが無いためスケジュール調整の手間なし。対応の手間なし。しかも高かったからです。

僕のV90は、公式サイトにも「お客様の声」として掲載されています。
スマホで外装と内装の写真を撮って送るだけで、すぐに査定額が出ました。あとは電話で少しやり取りするだけで、面倒な現車確認の駆け引きもありません。
一括査定サービスで同一時間に各社(僕の時は3社でした)に来てもらって同時査定をしたり、ボルボを専門的に取り扱っている販売店に行き査定をしてもらったり、オークション出品サービスなど、色々なサービスを使って査定をしてもらいました。
最終的に他社査定のなかで最も高い金額の1万円高い金額を提示していただき、ここに決めました。輸入車の価値を本当に分かってくれる、信頼できるサービスだと感じます。
購入資金を少しでも多く確保するために、試してみる価値は絶対にあります。

今、国産車に乗っている方へ
もし国産車からの乗り換えなら、CTN一括査定 が今の最適解だと思います。
一括査定と聞くと、「登録した瞬間に鬼のような営業電話がかかってくる」という悪いイメージがありませんか? 僕はあれが本当に苦手で、考えるだけで疲れてしまうんですが、CTNはそこを完全に解決してくれています。
- 電話ラッシュ一切なし
- これが最大の特徴です。CTN側で事前に価格を競わせ、高値をつけた上位3社(だけ)からしか連絡が来ない仕組みになっています。何十社もの対応をする必要がありません。
- 専門店が競り合うから高い
- 全国1,000店舗以上のネットワークを持っていて、そこには「SUV専門店」や「軽自動車専門店」も含まれます。 例えば、あなたがハリアーやN-BOXなどに乗っている場合、一般的な買取店よりも、その車種を喉から手が出るほど欲しがっている専門店の方が、驚くほど高い値段をつけてくれることが多いんです。
「ディーラーの下取りでいいや」と判子を押す前に、一度だけ試してみてください。 上位3社とだけ話せば良いので、忙しい仕事の合間でもサクッと終わります。
新しい相棒を迎えるための資金、少しでも多く残しましょう。
ボルボXC40の維持費を抑えて楽しむ
最後に、この記事の要点をまとめます。
維持費は確かに安くはありませんが、工夫次第でコントロールすることは可能です。
- XC40のガソリン車はハイオク仕様で燃料費が高め
- 実燃費は車重があるため、街乗りで10〜11km/L程度と割り切る
- EVモデルは自宅充電なら低コストだが、公共充電は値上げ傾向
- 自動車税は2.0L相当だが、重量税は1.5トン超で高くなる
- EVの自動車税は自治体によって長期免税の優遇がある
- 車検はVSPがあっても基本料などで十数万円かかるケースがある
- 民間工場を活用すれば車検費用は10万円台前半〜中盤も可能
- 新車付帯のメンテナンスパック(VSP)は5年目まで延長推奨
- 国産ハイブリッド車と比較すると年間10〜15万円のコスト差
- 18〜20インチの大径タイヤは交換費用が高額になる
- タイヤ交換は「ネット購入+持ち込み取り付け」が最大の節約術
- 高性能バッテリーの交換も専門店で5〜6万円程度が目安
- Google OSなどのソフト不具合リスクには延長保証で備える
- 中古車は購入直後の「消耗品交換時期」に注意
- VSPは手続きをすれば中古車でも継承できる場合がある
XC40との生活は、単なる移動の時間を、豊かで心地よいものに変えてくれます。
コストの仕組みを正しく理解して、賢く付き合っていけば、きっと満足度の高いカーライフが待っていますよ。


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