ボルボEX60完全ガイド|価格・グレード選び・XC60との違いを元V90オーナーが徹底解説

ボルボEX60完全ガイド|価格・グレード選び・XC60との違いを元V90オーナーが徹底解説

こんにちは、Tです。

2026年1月、ボルボが新型EV「EX60」を正式発表した瞬間、私はスマホを握りしめながら「うわ、本気だな……」と声が漏れました。航続距離810km、10分充電で340km。スペックシートを眺めるだけで、V90を手放した時の「いつかまたボルボに戻る」という気持ちが一気に加速したんですよね。

でも、冷静に考えると「日本でいくらになるの?」「グレードはどれがいいの?」「今のXC60と何が違うの?」と疑問が次々に浮かんできます。この記事では、ボルボEX60の購入を検討している方が知っておくべき情報を、元V90オーナーの視点ですべてまとめました。

この記事で分かること
  • ボルボEX60の基本スペックと日本発売時期の最新情報
  • 欧州価格から逆算した日本価格の予想とEV補助金の見通し
  • P6・P10・P12グレードの違いと後悔しない選び方
  • XC60との違いと「どちらを選ぶべきか」の判断基準
目次

ボルボEX60とは?次世代EVの全貌と日本発売時期

https://jp.volvocars.com/pressrelease/images/?pageID=13484#

EX60は、ボルボのベストセラーSUVであるXC60の電動後継モデルとして開発されました。「後継」とは言っても、XC60をそのままEVにしたのではなく、プラットフォームから完全に新設計された「次世代のボルボ」です。

SPA3とメガキャスティングで何が変わったのか

EX60の核となるのが、新世代プラットフォーム「SPA3」です。SPA3はEV専用設計で、バッテリーを車体構造に直接統合する「セル・トゥ・ボディ」技術を採用しています。これによりエネルギー密度が約20%向上し、CO2排出量も従来比で37%削減されているとのこと。

さらに注目したいのが「メガキャスティング」技術です。リアフロアを一体成型することで、部品点数を大幅に削減し、車両重量の軽量化を実現しています。テスラのモデルYで話題になった技術ですが、ボルボはこれをさらに進化させた形で投入してきました。

私がV90に乗っていた時、2トン近い車体を2リッターエンジンで走らせることに「よくこれで力不足を感じさせないもんだな」と感心していましたが、EX60はプラットフォームレベルで軽量化と剛性向上を両立させています。技術の進歩って、こういうところに出るんだなと。

充電まわりも革新的です。800Vの高電圧システムを採用し、最大400kWの急速充電に対応。対応する急速充電器を使えば、わずか10分で340km分の電力を充電できます。ボルボはこれを「コーヒーブレイク充電」と呼んでいますが、なかなかうまいネーミングですよね。

項目EX60(SPA3)XC60(SPA)
プラットフォームSPA3(EV専用設計)SPA(ICE/PHEV兼用)
バッテリー統合セル・トゥ・ボディ非該当
メガキャスティングありなし
電圧800V400V(PHEV)
最大充電出力400kW11kW(AC)
コアシステムHuginCoreSENSUS / Googleビルトイン

日本発売は2026年後半か?最新スケジュール

2026年4月現在、ボルボ・カー・ジャパンの公式発表では「2026年中に日本導入予定」とされています。もう少し具体的なタイムラインを整理してみます。

  • 2026年1月: EX60ワールドプレミア。欧州で受注開始
  • 2026年春: スウェーデン・トースランダ工場で生産開始
  • 2026年夏: 欧州でP6・P10の納車開始
  • 2026年後半: P12の納車開始。日本導入もこの時期か
  • 2026年4月: カナダで受注開始(P10 AWD: C$77,500〜)

日本での具体的な受注開始日や価格はまだ発表されていません。ただ、欧州ではすでに受注が始まっており、カナダでも2026年4月に受注開始。生産も2026年春からスタートしていることを考えると、2026年の夏〜秋頃に日本での受注がスタートし、年末から2027年初めにかけて納車が始まるというのが現実的な予想です。

個人的には、「あと半年くらいで実車がディーラーに並ぶかも」と思うと、ちょっとソワソワしますね(笑)。

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ボルボEX60の日本価格を予想する

ボルボEX60のリアビュー

EX60の価格は、購入を検討するうえで最も気になるポイントでしょう。まだ日本価格は未発表ですが、すでに公開されている海外価格とボルボの既存モデルの価格体系から、かなり精度の高い予想ができます。

欧州価格から逆算する日本価格

2026年4月時点で判明している海外価格を整理します。

市場開始価格日本円換算(参考)
ドイツ€62,990〜約1,020万円〜
英国£56,850〜£70,360約1,100万〜1,360万円
カナダC$77,500〜約830万円〜

ここで重要なのは、ボルボの既存モデルの日本価格との整合性です。現行XC60のUltra B5 AWDが879万円〜、T6 AWD プラグインハイブリッドが1,029万円〜であることを考えると、EX60はXC60の上位グレードに近い価格帯になるはずです。

ドイツでのEX60の開始価格€62,990は、現地のXC60ハイブリッドとほぼ同じ水準。この関係を日本に当てはめると、EX60のエントリーグレード(P6)は880万〜950万円、最上位のP12 Ultraは1,100万〜1,200万円あたりが妥当なラインだと考えています。

正直、「V90を350万円で買った自分」からすると、1,000万円前後の車は別世界の話に聞こえます(笑)。でも、現行XC60のT6 PHEVが1,029万円で売れていることを思えば、ボルボの顧客層にとっては非現実的な価格ではないんですよね。

EV補助金で実質いくらになるか

EV購入時に気になるのがCEV補助金です。2026年4月現在、EX60はまだ次世代自動車振興センターのCEV補助金対象車リストに掲載されていません。これは日本で型式認証が完了していないためで、発売時には登録されるのが通例です。

参考までに、同じボルボのEVであるEX30はグレードに応じて最大92万円のCEV補助金を受けています(2026年度)。EX60も同等以上の補助金が適用される可能性が高く、さらに自治体独自の補助金を合わせると最大100万円以上の実質値引きになる可能性があります。

また、EV購入のもうひとつの隠れたメリットが、自動車税・重量税・環境性能割の減税です。排気量ゼロのEVはこれらの税負担が大幅に軽減されるため、長期の維持費を含めたトータルコストで考えると、ガソリン車との差は見かけほど大きくないかもしれません。

P6・P10・P12グレード比較と選び方

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EX60には3つのパワートレインと3つの装備グレードが用意されています。組み合わせで全7バリエーション。選択肢が多いのは嬉しい反面、「結局どれがいいの?」と迷う方も多いはず。ここでは実用性と満足度の両面からベストな選び方を解説します。

3つのパワートレインを徹底比較

項目P6 ElectricP10 AWD ElectricP12 AWD Electric
駆動方式RWD(後輪駆動)AWD(全輪駆動)AWD(全輪駆動)
バッテリー容量83 kWh95 kWh117 kWh
航続距離(WLTP)620 km660 km810 km
最高出力275 kW(374 PS)375 kW(510 PS)500 kW(680 PS)
最大トルク480 Nm710 Nm790 Nm
0-100km/h5.9秒4.6秒3.9秒
車両重量約2,115 kg約2,220 kg約2,330 kg

P6は後輪駆動のエントリーモデルですが、374PSの出力と620kmの航続距離は日常使いには十分すぎるスペックです。積雪地域でなければP6でまったく問題ないでしょう。ただし、ボルボといえばAWD。「安全性のボルボ」を選ぶならAWDにしたいという気持ちもわかります。

P10は実質的な「ベストバランス」モデル。AWDの安心感と660kmの航続距離、510PSの余裕あるパワーを備えつつ、P12ほどの価格にはならない。私が買うなら、間違いなくP10を選びます。V90のT6 AWDに乗っていた経験から言うと、AWDの安定感は一度知ると手放せないんですよね。

P12は「最高のEX60が欲しい」という方向けの究極仕様。810kmの航続距離と680PSは圧倒的ですが、バッテリー容量が大きい分、車重も2,330kgと重くなります。航続距離に対するこだわりが特に強い方以外は、P10で十分満足できるはずです。

Core・Plus・Ultraの装備差と狙い目

装備グレードはCore・Plus・Ultraの3段階です。注意点として、CoreグレードはP6のみ選択可能で、P10やP12を選ぶ場合はPlus以上が必要になります。

装備CorePlusUltra
選べるパワートレインP6のみP6 / P10 / P12P6 / P10 / P12
B&Wオーディオ(28スピーカー)標準
Dolby Atmos対応Apple Music標準
ヘッドアップディスプレイ標準標準
ヘッドレスト内蔵スピーカー標準
Google Gemini AIアシスタント標準標準標準
HuginCoreシステム標準標準標準

元V90乗りとして声を大にして言いたいのは、B&Wオーディオは絶対につけてほしいということ。V90のB&Wオーディオは私がこの車で一番好きだった装備です。家にホームシアターを組んでいましたが、V90のB&Wはそれを超える空間表現でした。EX60ではさらに進化して28スピーカー+ドルビーAtmos対応。これは体験してからでないと判断できない類の装備ですが、一度聴いたら戻れなくなる可能性が高いです。

というわけで、私のおすすめは「P10 AWD × Ultra」。AWDの安心感とB&Wの感動を両立できるこの組み合わせが、長く乗るなら一番満足度が高いと確信しています。もちろん予算との相談にはなりますが。

ちなみに、EX60には通常モデルに加えて「EX60クロスカントリー」も用意されています。最低地上高がEX60より20mm高く、エアサスペンションを標準装備。アウトドア志向の方やオフロードを走る機会がある方には魅力的な選択肢です。パワートレインはP10とP12のAWDのみで、専用カラー「フロストグリーン」も設定されています。

XC60とEX60の違いを徹底比較

XC60
https://www.volvocars.com/jp/cars/xc60/

「XC60とEX60、結局どっちがいいの?」という疑問を持っている方は多いはずです。ボルボも当面は両モデルを並行販売すると明言しています。ここでは、両者の違いを実用面から比較してみます。

パワートレインと走行性能の違い

最も大きな違いは、もちろんパワートレインです。XC60はマイルドハイブリッド(B5: 250PS)とプラグインハイブリッド(T6 PHEV: 350PS)の2本立て。対するEX60は完全電動で、エントリーのP6でも374PS、P12に至っては680PSを発揮します。

項目XC60 B5 AWDXC60 T6 AWD PHEVEX60 P10 AWD
駆動方式ガソリン + 48Vマイルドハイブリッドガソリン + PHEV完全電動(BEV)
最高出力250 PS350 PS(システム合計)510 PS
0-100km/h7.3秒5.7秒4.6秒
航続距離約700km(燃料タンク)EV: 約81km / 合計: 約700km660km(WLTP)
急速充電 10-80%約18分
日本価格(2026年4月)879万円〜1,029万円〜予想: 950万〜1,050万円

注目すべきは、EX60のP10がXC60の最上位T6 PHEVを出力でも加速でも上回っているという事実。しかも電動モーターはアクセルを踏んだ瞬間にフルトルクが立ち上がるので、体感的な速さはスペック以上の差があります。

V90のT6 AWD(320PS)に乗っていた私としては、「電動になるとここまで変わるのか」と正直驚きです。当時はターボ+スーパーチャージャーの加速に感動していましたが、EVのリニアな加速はまた別次元なんだろうなと。

内装とテクノロジーの進化ポイント

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EX60の内装で最も大きな変化は、コアシステム「HuginCore」の搭載です。NVIDIAやQualcommの最新チップを採用し、Google Gemini AIアシスタントをボルボとして初搭載。自然な会話で車の操作ができるようになっています。

私がV90で不満だったSENSUSのインフォテインメントシステム。CarPlayが有線のみだったり、液晶メーターのカスタマイズが限定的だったり。EX60ではこうした不満が根本から解消されていると期待しています。HuginCoreの処理能力は従来比で大幅に向上しているとのことなので、操作のもたつきとも無縁になるでしょう。

オーディオ面では、B&Wの28スピーカーシステムがボルボ初のDolby Atmosに対応。さらに、前後4席すべてのヘッドレストにスピーカーが内蔵されるという新しい試みも。V90のB&Wオーディオで音に包まれる感覚に感動した私としては、これがどこまで進化しているのか、正直一番気になるポイントです。

安全装備も進化しています。ボルボが世界で初めて発明したシートベルトの新世代版「マルチアダプティブ・シートベルト」を初搭載。乗員の体格や衝突の種類に応じてベルトの張力を自動調整する画期的なシステムです。

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元V90オーナーが語るボルボEX60の本音まとめ

https://jp.volvocars.com/pressrelease/images/?pageID=13541#

ここまでEX60の情報を整理してきましたが、最後に元V90オーナーとしての正直な気持ちをお話しさせてください。

ボルボEX60は「買い」なのか正直に語る

結論から言うと、EX60はボルボのEVとして初めて「これなら本気で買いたい」と思えるモデルです。

EX30は魅力的でしたがコンパクトすぎて、V90乗りだった私にはちょっと物足りない。EX90は素晴らしいけど価格帯がかなり上。EX60はサイズ感(全長4,803mm)も価格帯もちょうどいい(とはいえ高いので買えませんが・・・)。「ちょうどいい」って、ボルボっぽくない表現かもしれませんが(笑)、実際にそうなんです。

ただし、正直に懸念点も挙げておきます。

  • 日本の充電インフラ
    • 400kW急速充電器はまだほとんど普及していない。当面は実力の一部しか発揮できない
  • デザインの好み
    • SPA時代のデザインが完成されすぎていると感じる私としては、EX系の新しい顔つきにはまだ慣れきれていない部分がある
  • リセールの不透明さ
    • EVのリセールバリューは読みにくい。バッテリー保証10年は安心材料だが、5年後の中古市場がどうなるかは誰にもわからない

それでも、810kmの航続距離・10分で340kmの充電速度・B&W 28スピーカーにDolby Atmos・世界初のマルチアダプティブシートベルト。これだけの装備を積んだミッドサイズSUVが1,000万円前後で買えるなら、ボルボの本気を感じざるを得ません。

私は「いつかまたボルボに乗る」と決めていますが、EX60はその選択肢のなかでも最有力候補になりました。V90の再購入と迷うところですが、未来に進むならEX60なのかもしれません。まだ実車に触れていないので断言はできませんが、ディーラーに実車が並んだ日には真っ先に見に行くつもりです。

ボルボEX60は「EVだから選ぶ」のではなく、「ボルボだから選ぶ」と思わせてくれる一台。購入を検討している方は、まず実車を見て、B&Wオーディオを聴いて、それから判断しても遅くないと思います。

EX60への乗り換えを見据えて、今の愛車を最高値で手放す準備を

EX60の日本発売が近づいてきた今、「今の車をいくらで売れるのか」を把握しておくことは、乗り換え計画の第一歩です。EX60の価格帯を考えると、今の車の売却額が1万円でも高ければ、その分グレードを上げたりオプションを追加したりする余裕が生まれます。

私自身の経験から言える結論は、「ディーラーの下取りだけで決めてしまうと、数十万円単位で損をする可能性がある」ということです。少しの手間で、次のボルボのオプションを一つ増やせるかもしれません。

今乗っている車に合わせて、私が実際に活用して「これなら安心」と確信した売却方法を記事にまとめています。愛車を手放す前に、ぜひチェックしてみてくださいね。

「あの時、あっちで査定しておけばよかった……」という後悔だけはしてほしくないので、まずは私の失敗と成功の記録を参考にしていただければ嬉しいです!

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この記事を書いた人

Tと申します。27歳です。元V90乗りで、ボルボ大好き人間。新型情報から維持費まで、購入検討中の方やオーナーの方に役立つ情報を発信しています。

もともとステーションワゴンが好きで、レガシィツーリングワゴンからの乗り換えの際に「デザイン・性能・ブランドイメージ、全部を満たすのはV90しかない!」と思い、社会人2年目に無理して購入しました。結婚を機に家計の事情で一度手放しましたが、いつかまたV90に乗るために、このブログを続けています。

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