ステーションワゴンが人気ないのはなぜ?元V90オーナーが教える構造的理由とボルボの美学

ステーションワゴンが人気ないのはなぜ?元V90オーナーが教える構造的理由とボルボの美学

こんにちは、VOLVO LIFE JOURNALのTです。街中でSUVやミニバンを見かけない日はありませんが、一方でかつての主役だったステーションワゴンを見かける機会は随分と減ってしまいましたね。

今この記事を読んでいるあなたは、ステーションワゴンのスタイルに惹かれつつも、世間では人気ないと言われる理由や、なぜ選ばれなくなったのかという背景が気になっているのではないでしょうか。実際に購入を検討しようとしても、周りからはデメリットばかりを指摘されたり、おすすめの現行モデルが少なかったりと、不安を感じることもあるかもしれません。中には、独特の形状から霊柩車のようなイメージを持たれることを懸念している方もいるでしょう。

この記事では、元V90オーナーであり、今でもワゴンのプロポーションを愛してやまない私が、ステーションワゴンが置かれている現状と、それでもなお色褪せない本質的な魅力を、ボルボの歴史や実体験を交えて正直にお伝えします。この記事を読み終える頃には、あなたが本当に選ぶべき一台が、ワゴンなのかそれとも他の形なのか、その答えがはっきりと見えてくるはずです。

この記事で分かること
  • ステーションワゴンが市場で敬遠されるようになった構造的な理由
  • ファミリー層や都市部ユーザーが直面する具体的なメリットとデメリット
  • ボルボが築き上げてきたワゴンの歴史と現在のラインナップ状況
  • SUV全盛の時代にあえてワゴンを選ぶことがなぜ知的で合理的なのか
目次

日本でステーションワゴンがなぜ人気ないのか?背景と構造的要因

かつては日本の道路を席巻したステーションワゴンですが、今や「選ばれにくい車」の代表格になってしまいました。まずは、なぜここまで人気が低迷してしまったのか、その構造的な理由を冷静に分析してみましょう。

ミニバンやSUVとの比較でわかる居住空間と利便性の差

ミニバン SUV ステーションワゴン 比較イメージ
画像はイメージです

ステーションワゴンが衰退した最大の理由は、「車内での過ごしやすさ」という価値観の変化にあります。1990年代までは、車は「移動の道具」であり、その過程での走行性能が重視されていました。しかし現代では、車内は「リビングの延長」として捉えられるようになっています。セダンをベースにするワゴンは、どうしても天井が低く、車内での移動や着替え、小さなお子さんのケアには物理的に不向きです。

特にSUVとの比較では、「アイポイント(視線の高さ)」が決定的な差を生んでいます。SUVは着座位置が高いため、遠くまで見通しが良く、運転に不慣れな人でも安心感を得やすいという特徴があります。一方でステーションワゴンは低重心であるがゆえに視界がセダンと同等であり、周囲を大きな車に囲まれると圧迫感を感じるというユーザーも少なくありません。この「視界の開放感」という付加価値において、ワゴンは一歩譲る形となってしまいました。

また、荷室の使い勝手も変化しています。ワゴンの荷室は奥行きがあり、重い荷物を滑り込ませるのには適していますが、高さのある荷物(例えば観葉植物や自転車など)を立てたまま積むことはできません。ミニバンや一部の大型SUVであれば、こうした背の高い荷物も難なく飲み込みます。「何でも積める」という万能性において、かつてはワゴンが王様でしたが、より特化した性能を持つカテゴリーが現れたことで、その座を奪われてしまったのが現状です。

比較項目ステーションワゴンミニバンSUV
天井の高さ(室内)約1,100mm〜1,200mm約1,300mm〜1,400mm約1,200mm〜1,300mm
フロアの高さ低い(約600mm以下)非常に低い(約350mm〜)高い(約700mm以上)
運転のしやすさ乗用車感覚・安定感◎死角多め・横風に弱い視点が高く見通し◎
主な用途ロングツーリング・趣味多人数送迎・子育てレジャー・全天候型

子育て世代がスライドドアのない車を避ける実用的なデメリット

日本独自の駐車事情や育児環境を考えると、「スライドドア」の不在はステーションワゴンにとって致命的な弱点となっています。日本の都市部の駐車場は非常に狭く、隣の車との間隔が数十センチしかないことも珍しくありません。この状況で、長い後部ドアをヒンジ(開き戸)で開閉するのは、子育て世代にとって相当なストレスになります。

赤ちゃんを抱っこしながら、あるいは重いマザーズバッグを肩にかけながら、隣の高級車にドアを当てないよう慎重に開け、無理な姿勢でチャイルドシートに子供を乗せる。この一連の動作を毎日繰り返すのは現実的ではありません。対してミニバンや軽スーパーハイトワゴンに備わる電動スライドドアは、スイッチ一つで開閉し、狭い場所でも全開にできるため、乗降性において圧倒的なアドバンテージを誇ります。この利便性を一度でも体験してしまうと、どんなにデザインが良くてもヒンジドアのワゴンは選択肢から外れてしまうのです。

さらに、車内での動線も重要です。ミニバンのように高い天井とウォークスルーが可能な構造であれば、雨の日に外に出ることなく運転席から後部座席へ移動し、子供の世話をすることができます。しかしステーションワゴンでは一度外に出る必要があります。こうした「日常の小さな不便」の積み重ねが、ファミリー層のワゴン離れを加速させた要因であることは間違いありません。

ファミリー層がワゴンを検討する際の注意点
  • 後席ドアの開口角度と、自宅駐車場の幅を事前に確認してください。
  • チャイルドシートへの乗せ降ろしが、自分の腰に負担をかけないか実車で試しましょう。
  • スライドドアに代わる利便性(例えば荷室の低さなど)が、家族にとって十分なメリットになるか話し合う必要があります。

実際、今はシエンタに乗っているのですが、後席スライドドアの日常使いにおける便利さは異常です。ただ個人的には見た目や高速走行時のアドバンテージを考えるとステーションワゴンの方が満足度は高いですね。妻からは理解されないと思いますが…

霊柩車のイメージや古いデザインに対する心理的バイアスの影響

霊柩車のイメージ画像

日本市場において、ステーションワゴンの普及を阻む意外な壁が「心理的なバイアス」です。特に年配層や、特定の地域では「ステーションワゴンは霊柩車を連想させる」という意見が根強く残っています。かつての霊柩車といえば豪華な宮型が主流でしたが、現在は近隣への配慮から、目立たない「洋型」や「バン型」が一般的になりました。この洋型霊柩車の多くが、大型のステーションワゴンやそれをベースにした車両であるため、シルエットが重なってしまうのです。

また、デザインの流行サイクルも影響しています。1990年代、スバル・レガシィやボルボ850が大ブームとなった際、街中にはワゴンが溢れかえりました。あまりにも爆発的に普及しすぎたがゆえに、現代の若年層から見ると「一世代前の、親が乗っていた古いスタイルの車」という印象を与えてしまっています。SUVが「アクティブで現代的」という記号性を手に入れたのに対し、ワゴンは「コンサバティブで保守的」というイメージに固定化されてしまった側面は否定できません。

しかし、これはあくまで日本独自の、あるいは一時的な偏見に過ぎません。欧州ではステーションワゴンは「知的で成功したビジネスマンの移動手段」として高いステータスを維持しています。私自身、V90を所有していた際に「霊柩車みたいだ」と言われたこともありましたが、その洗練されたディテールを理解してくれる人からは、常に「センスが良い」と褒められたものです。こうしたバイアスを気にするよりも、自分自身がその造形に価値を感じられるかどうかが、納得のいく車選びの鍵となります。

中古車のリセールバリューや維持費から見る経済的な懸念点

V90のカーセンサー検索結果
https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?CARC=VO_S012&SKIND=1

経済的な側面から見ると、ステーションワゴンは「新車で購入して数年で乗り換える」というサイクルにはあまり向きません。自動車の価値は需要と供給のバランスで決まるため、現在SUVに人気が集中している以上、中古車市場でのワゴンの買取価格はどうしても低くなりがちです。特に5年、7年と経過した際の値落ち率は、同クラスのSUVと比較すると10%〜20%ほど差が出ることも珍しくありません。

一方で、維持費に関しては必ずしもワゴンが不利というわけではありません。むしろ、車両重量が軽く空気抵抗も少ないワゴンは、タイヤ代や燃費性能においてSUVよりも優位に立つことが多いです。SUVは大径の重いタイヤを装着するため、交換費用が1.5倍近くかかることもあります。しかし、残念ながら多くのユーザーは目先の「売却価格(リセール)」を重視するため、ワゴンの経済的なメリットは見過ごされがちです。

リセールの低さを逆手に取った「賢い買い方」

新車では700万円以上するボルボのプレミアムワゴンも、3年落ちの中古車になれば、驚くほど手の届きやすい価格まで下がることがあります。SUVであればまだ高値で維持されている時期でも、ワゴンなら「高年式・低走行」の個体を安く狙えるのです。資産価値よりも「良い車を長く安く楽しむ」というスタンスであれば、これほどコストパフォーマンスに優れた選択肢はありません。

維持費の目安比較(同クラスSUV vs ワゴン)

一般的に、同じエンジンを搭載したモデルであれば、ワゴンの方が燃費は5〜10%程度良好です。また、洗車機での制限も少なく、自宅での手入れも屋根が低いため格段に楽です。これらの「日々のコストと手間」を合算すれば、トータルでの経済性は決して悪くないことがわかります。

240エステートから続くボルボとワゴンの歴史的な系譜

VOLVO 240 エステート
VOLVO 240 Estate

ボルボの歴史を語る上で、ステーションワゴン(エステート)は欠かせない存在です。1950年代の「デュエット」に始まり、1970年代に登場した「240シリーズ」で、ボルボワゴンのアイデンティティは確立されました。当時の240は、圧倒的な安全性と積載能力を誇り、質実剛健な「道具」としての美しさを持っていました。日本でも、感度の高い文化人や写真家たちが好んで乗り、知的でタフなイメージが定着したのです。

その後、1990年代に登場した「850エステート」は、それまでのボルボのイメージを劇的に変えました。四角いフォルムはそのままに、FF化による軽快な走りと強力なターボエンジンを搭載し、BTCC(英国ツーリングカー選手権)にワゴンで参戦するという驚きのパフォーマンスを見せたのです。これが日本での「ボルボ=おしゃれで走れるワゴン」という不動の地位を築くきっかけとなりました。私の乗っていたV90も、この850から続く「美しさと機能の両立」というDNAを色濃く継承していました。

VOLVO 850 Estate
https://www.volvocars.com/jp/cars/legacy-models/850-estate/

ボルボにとってワゴンは単なる一形態ではなく、ブランドの根幹を成す哲学そのものです。SUV全盛の今、ボルボもSUVラインナップを拡充していますが、それでもワゴンのプロポーションにこだわり続けるのは、この長い歴史の中で培われた「ワゴンならではの豊かさ」を信じているからに他なりません。ボルボのワゴンを選ぶということは、その半世紀以上にわたる歴史と、安全への執念を共に所有することと同じなのです。

ステーションワゴンが人気のない時代でも選ぶ理由

T(筆者)が乗っていたV90 T6 Inscription
T(筆者)が乗っていたV90 T6 Inscription

世間ではSUVがもてはやされていますが、それでも私はステーションワゴン、特にボルボのワゴンには代えがたい価値があると考えています。ここからは、実利と感性の両面からその理由をお話しします。

1550mm制限の立体駐車場に適応する都市部での高い実用性

日本の、特に東京都心や大阪、名古屋などの大都市圏で車を所有する場合、直面するのが「1,550mmの壁」です。築年数のあるマンションや駅前の機械式駐車場の多くは、パレットの高さ制限が1,550mm以下に設定されています。昨今のSUVブームで登場したモデルのほとんどは全高が1,600mmを超えており、この時点で駐車不可という厳しい現実に直面します。

ここでステーションワゴンの真価が発揮されます。例えば、現行のボルボV60の全高は1,435mm(クロスカントリーを除く)。このサイズであれば、都心のほぼすべての機械式駐車場に余裕を持って入庫可能です。SUVを検討していた友人が、気に入ったモデルがマンションの駐車場に入らないことを契約直前に知り、泣く泣く諦める姿を何度も見てきました。ワゴンであれば、外出先の駐車場で「SUVお断り」の看板を見て途方に暮れることもありません。この「どこへでも行ける、どこでも停められる」という安心感は、都市生活者にとって計り知れないメリットです。

都市部ユーザーへのアドバイス

SUVを検討する際は、必ず自宅だけでなく「よく行く目的地」の駐車場情報も調べてください。最新の大型ショッピングモールは改善されていますが、古い都心部のビルやタワーパーキングでは、今でも全高制限がネックになります。ワゴンの「低さ」は、都会をスマートに移動するための最大の武器なのです。

850から継承された安全性と北欧デザインが生む様式美

筆者撮影

ボルボのワゴンを語る上で、「安全性」と「デザイン」を切り離すことはできません。かつての850が世界に示した「ワゴンでも最高水準の安全を」という思想は、現代のV60やV90ではさらに高度な次元へと進化しています。ボルボ独自の「Vision 2020(新しいボルボ車での死亡者・重傷者をゼロにする)」という目標の下、歩行者検知機能付きの自動ブレーキや、車線逸脱防止支援などの先進安全技術が全車に標準装備されています。これは単なるスペック競争ではなく、ドライバーとその家族の命を守るという、ボルボの誠実な姿勢の現れです。

そして、その安全なシェルターを包み込むのが、洗練された「スカンジナビアン・デザイン」です。派手なメッキパーツや威圧的なグリルで飾るのではなく、光の当たり方で表情を変える柔らかな曲線と、機能的な美しさ。内装に目を向ければ、ドリフトウッド(流木)を用いたウッドパネルや、人間工学に基づいて設計された「極上のソファ」と評されるシートがあなたを迎えてくれます。私がV90で最も気に入っていたBowers & Wilkinsのオーディオシステムは、まるでコンサートホールの特等席にいるような感動を与えてくれました。この「上質な空間で安全に守られている」という感覚こそが、ボルボワゴンを選ぶ最大の贅沢なのです。

インテリアのこだわり:ハイエンドオーディオの魅力

ボルボの上位グレードに搭載されるBowers & Wilkinsは、スウェーデンのイェーテボリ・コンサートホールの音響を再現するモードを備えています。移動時間を「ただの移動」から「至高の音楽鑑賞の時間」に変えてくれるこの装備は、内装の静粛性が高いワゴンだからこそ、その真価を100%引き出すことができます。

V60とV90の比較から考える最新モデルの選び方と魅力

https://www.volvocars.com/jp/cars/v60/
https://jp.volvocars.com/spec_price/model/v90/my23.pdf

ボルボのワゴンラインナップには、現在「V60」と「V90」の2つの大きな柱があります(V90は2025年モデルで終了のため在庫限り)。どちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。V60は「機敏さとジャストサイズ」が魅力です。全長約4.7m、全幅1.85mというサイズは、日本の細い路地や駐車場でも扱いやすく、かつ後席や荷室も十分な広さを確保しています。走りのフィーリングも軽快で、ドライバーズカーとしての性格が強くなっています。

対してV90は、ボルボが誇るフラッグシップ。全長は約5mに迫り、その佇まいは圧倒的な優雅さを放ちます。ホイールベースが長いため、乗り心地は「船で進むよう」と形容されるほどしっとりと落ち着いており、高速道路での巡航性能はV60の一段上を行きます。V90は「究極のラグジュアリー・ツーリング」を求める方に最適です。残念ながらV90の日本販売終了が決定してしまいましたが、新車を狙うなら今が最後のチャンスであり、中古車市場でもその希少性とクオリティから高い注目を集めています。

スペック比較V60 (Ultra B4)V90 (Recharge Ultimate)
全長 × 全幅 × 全高4,760 × 1,850 × 1,435mm4,945 × 1,880 × 1,475mm
最小回転半径5.7m5.9m
パワートレインマイルドハイブリッドプラグインハイブリッド等
キャラクター軽快・スポーティ重厚・ラグジュアリー

SUVにはない低い重心による走行安定性と長距離移動の快適さ

「SUVの方が視界が良くて楽」という意見がある一方で、一度ワゴンの走行安定性を知ってしまうと、SUVの挙動に違和感を覚えるようになるかもしれません。これは物理の法則に基づいた違いです。ステーションワゴンはセダンと同様に重心が低いため、カーブを曲がる際や車線変更をする時の「グラつき(ロール)」が極めて小さく抑えられています。この「意図した通りに車が動く」という感覚が、ドライバーの安心感に直結し、結果として長距離移動での疲労を大幅に軽減してくれるのです。

特に高速道路での走行において、重心の低さは「直進安定性」となって現れます。風の強い日の橋の上や、大型トラックの横を通過する際、背の高いSUVやミニバンは風に煽られてフラつきやすいですが、ワゴンは地面に張り付いたように安定して走り続けます。また、空気抵抗が少ないため風切り音も小さく、車内は非常に静かです。私がV90で東京から青森まで往復した際も、この安定感のおかげで、到着後にそのまま観光を楽しめるほど体力が温存できていました。「移動を苦痛にせず、楽しみに変える」。これこそがステーションワゴンの本質的な機能なのです。

空気抵抗係数(Cd値)の重要性

一般的なSUVのCd値が0.30〜0.35程度であるのに対し、ボルボV60やV90は0.2台後半を実現しています。この差は、高速走行時の燃費だけでなく、静粛性やハンドリングの正確さにまで影響を及ぼします。見えない空気の流れさえも見方に付ける設計が、ワゴンには施されているのです。

生産終了したV90の再来を願い究極のプロポーションを愛す

私にとってV90を手放したことは、今でも人生の大きな心残りです。あの、どこまでも伸びやかで、一切の無駄を削ぎ落としたサイドビューは、見るたびに惚れ惚れする美しさでした。特にリアゲートが垂直に切り立ったボルボ伝統の「ボルボ・シェイプ」を残しながらも、Dピラーに適度な傾斜を持たせた現代的なアレンジは、機能と美学の究極の妥協点だったと感じています。あのプロポーションは、背の高いSUVでは絶対に出すことができない「大人の品格」を体現していました。

時代の流れはEV(電気自動車)へとシフトしており、ボルボもまたその先頭を走っています。新型のEX60やEX30といったSUVの完成度は素晴らしいものですが、それでも私は「ステーションワゴンのEV」の登場を心待ちにしています。低いフォルムが生み出す圧倒的な航続距離と、静寂に包まれたラグジュアリーなワゴン。V90という旗艦モデルが一度ラインナップから消えてしまったのは寂しいですが、ボルボの長い歴史を見れば、いつか必ずそのDNAが新たな形で再来することを願っています。

もしあなたが今、V90を検討しているなら、ぜひその感覚を大切にしてください。世の中のトレンドとは逆行するかもしれませんが、自分の直感を信じて選んだ車は、所有する喜びを毎日与えてくれます。SUVにはない、ワゴンだけが持つ「知的な色気」は、一度手に入れると病みつきになりますよ。

ステーションワゴンがなぜ人気ないのか理解し理想の1台を

ここまで、日本でステーションワゴンがなぜ人気ないのか、その背景にある実用的な課題から心理的な要因、そしてボルボが提供し続ける唯一無二の価値について詳しく見てきました。結論として言えるのは、ワゴンが「不人気」なのは、製品としての質が劣っているからではなく、単に現代の「多人数・多目的」というマジョリティなニーズから外れているだけ、ということです。

しかし、車の価値は販売台数だけで決まるものではありません。むしろ、SUVが街に溢れかえっている今だからこそ、低く構えたスタイリッシュなワゴンを乗りこなす姿は、非常に知的で、かつ自分のライフスタイルをしっかりと確立しているように映ります。1,550mmの制限がある都市部での使い勝手、高速道路での圧倒的な安定感、そして何より、ガレージに置かれた姿を見るだけで心が満たされるあの美しいプロポーション。これらに価値を感じる人にとって、ワゴンに代わる選択肢は他に存在しないのです。

まとめ:あなたがステーションワゴンを選ぶべき理由
  • 「走り」への妥協をしたくない:SUVのロール感が苦手なら、迷わずワゴンへ。
  • 「美意識」を大切にしたい:ボルボのスカンジナビアン・デザインは、見るたびに心を落ち着かせてくれます。
  • 「都市の制約」をクリアしたい:駐車場問題に悩まされることなく、プレミアムなカーライフを楽しめます。
  • 「安全性」を何より重視する:ボルボの伝統である最高水準の安全装備が、あなたと家族を守ります。

流行を追うのも一つの正解ですが、自分自身の感性と向き合い、本質的な価値を見抜いて選んだ一台は、あなたの人生の素晴らしい相棒になります。ステーションワゴンが置かれている「なぜ人気ないのか」という現状を正しく理解した上で、それでもなおそのスタイルに惹かれるのであれば、それはあなたが「本質を知るユーザー」である証拠です。ボルボのディーラーでV60や、在庫のあるV90のシートに腰掛けてみてください。その瞬間に感じる「これだ」という確信こそが、最高の車選びの答えなのです。

※本記事に掲載しているスペックや価格、販売状況は執筆時点の一般的な目安であり、2026年現在の最新状況を反映するよう努めていますが、正確な情報はボルボ・カー・ジャパン公式サイトをご確認いただくか、お近くの正規ディーラーへご相談ください。最終的な購入判断はご自身の責任において行われますようお願い申し上げます。

愛車を高く売って、最高のボルボライフを!

ボルボのワゴンを手にいれると意気込み、今乗っている車を販売店に下取りに出して契約するだけでは損してしまうかもしれません。賢く買うなら、一番の鍵になるのは「今乗っている車をいかに高く売って、軍資金を確保するか」です。

私自身の経験から言える結論は、「ディーラーの下取りだけで決めてしまうと、数十万円単位で損をする可能性がある」ということです。少しの手間で、次のボルボのオプションを一つ増やせるかもしれません。

今乗っている車に合わせて、私が実際に活用して「これなら安心」と確信した売却方法を記事にまとめています。愛車を手放す前に、ぜひチェックしてみてくださいね。

「あの時、あっちで査定しておけばよかった……」という後悔だけはしてほしくないので、まずは私の失敗と成功の記録を参考にしていただければ嬉しいです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Tと申します。27歳です。元V90乗りで、ボルボ大好き人間。新型情報から維持費まで、購入検討中の方やオーナーの方に役立つ情報を発信しています。

もともとステーションワゴンが好きで、レガシィツーリングワゴンからの乗り換えの際に「デザイン・性能・ブランドイメージ、全部を満たすのはV90しかない!」と思い、社会人2年目に無理して購入しました。結婚を機に家計の事情で一度手放しましたが、いつかまたV90に乗るために、このブログを続けています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次