ボルボのハイマイレージ・クラブとは?20万キロ超えを目指す秘訣と日本独自の保証制度を徹底解説

ボルボのハイマイレージ・クラブとは?20万キロ超えを目指す秘訣と日本独自の保証制度を徹底解説

こんにちは、Tです。

今日は、世界中のボルボファンが憧れる「ハイマイレージ・クラブ」の基礎知識や、その高いハードルについて詳しくお伝えしていきます。ボルボがいかに「長く乗ること」を称賛しているかが分かるはずです。

走行距離15万マイルから始まる公式の認定条件

https://www.osteenvolvocarsofjacksonville.com

ボルボの本国や海外市場で展開されているハイマイレージ・クラブですが、その入会資格は想像以上にハードルが高いものです。最初の認定基準となるのは、走行距離が150,000マイルに達した時点。これを日本でおなじみのキロメートルに換算すると、なんと約241,400kmにもなります。

日本では「10年10万キロ」が買い替えの目安なんて言われることもありますが、ボルボの世界では24万キロを超えてようやく「スタートライン」に立てるというわけです。この距離を走り抜くには、単に運が良いだけではなく、適切なオイル交換や消耗品の管理など、オーナーの深い愛情とマメなメンテナンスが欠かせません。

ハイマイレージ・クラブの主な走行距離基準
  • 150,000マイル(約24万km):クラブへの正式入会
  • 300,000マイル(約48万km):ブロンズ・クラス
  • 500,000マイル(約80万km):シルバー・クラス
  • 750,000マイル(約120万km):ゴールド・クラス

私が以前乗っていたV90も、もし手放さずに乗り続けていたら、いつかは20万キロを超えてこのクラブを目指したかったな……なんて、思ったりもしました。

フロントグリルに輝く専用バッジと認定証の価値

https://www.mercedesbenz-net.com/yhblog/32402563.html

無事に認定されると、オーナーにはその証として専用のグリルバッジと認定証が授与されます。このバッジは、ボルボオーナーの間では「勲章」のような存在です。ドイツ車のハイパフォーマンスモデルがつけるエンブレムとはまた違う、「一台のクルマをどれだけ大切にしてきたか」という知的な誇りを感じさせてくれますよね。

フロントグリルにこのバッジが光っているボルボを見かけたら、それは「このクルマはプロの手で完璧にケアされ、地球を何周分も旅してきたんだ」という信頼の証でもあります。派手さはありませんが、本質を理解している人には一目でその価値が伝わる。そんなボルボらしい奥ゆかしいステータスシンボルと言えます。

達成者だけが手にする特別な記念品とステータス

バッジ以外にも、走行距離のステージに応じて特別な記念品が贈られることがあります。これらは非売品であり、お金を出しても買えない「継続の証」です。海外の事例では、公式ロゴ入りのレターや特別なギフトが用意されることもあるようで、ブランド側がいかに長期保有ユーザーを大切にしているかが伝わってきます。

単なる「古いクルマのオーナー」ではなく、ブランドの歴史を共に作ってきた「パートナー」として扱われる。この体験こそが、ハイマイレージ・クラブの真の価値かもしれません。私も、あのリビングのように落ち着くV90の内装で、何十万キロと旅を続けていたら、どんな景色が見えたのかなと今でも時々考えます。

耐久性を証明する100万キロ超えの驚異的な記録

https://www.roadandtrack.com/car-culture/classic-cars/a25165860/irv-gordon-million-mile-volvo-p1800-obituary/

世界には、私たちの想像を絶するハイマイレージ・ボルボが存在します。最も有名なのは、アメリカのアーヴィン・ゴードン氏が所有していた「P1800」で、その走行距離は300万マイル(約480万km)を超え、ギネス記録にも認定されています。これは地球から月までを何往復もできる距離です。

もちろんこれは極端な例ですが、100万キロを超えるボルボは世界中に点在しています。こうした記録が生まれる背景には、スウェーデンの過酷な冬に耐えうる堅牢なボディ剛性と、修理を前提とした設計思想があるんです。「壊れたら買い替える」のではなく「直して乗り続ける」という文化が、機械としての寿命を極限まで引き上げているんですね。

北米や英国が中心で日本には未導入という現状

残念ながら、現時点でボルボ・ハイマイレージ・クラブは日本国内では正式に展開されていません。

このプログラムは主に北米やイギリスなどの一部地域を中心とした公式オーナーズクラブの活動として運営されています。日本のボルボ・カー・ジャパン公式ホームページを探しても詳細が出てこないのは、そのためです。日本の車検制度や道路環境、平均的な年間走行距離の短さなどが、導入が見送られている理由の一つかもしれません。

「日本でもあのバッジが欲しい!」と願うファンは多いはずですが、公式な窓口が日本にない以上、国内ディーラーで申請して記念品を受け取るといったフローは確立されていないのが現状です。

T

かなしいかな、メルカリで出品されているものを発見しました・・・

英語サイトを利用した海外クラブへの申し込み方法

どうしても入会したいという熱意のある方は、海外(特に米国)の「Volvo High Mileage Club」の登録サイトから、個人で申請を試みるケースがあるようです。ただし、基本的には現地在住のオーナーを対象としていることが多く、日本からの申請が100%通る保証はありません。

申請には車台番号(VIN)や、現在のオドメーターの写真、そして英語での情報の入力が必要になります。もし「記念品は届かなくてもいいから、自分の愛車が世界基準で認められているという事実が欲しい」という方は、自己責任でチャレンジしてみるのも一つの楽しみかもしれません。ただし、発送先が海外限定となっている場合がほとんどですので、その点は注意が必要です。

目次

ボルボのハイマイレージ・クラブとは異なる日本流

公式クラブが日本にないからといって、長く乗る楽しみが損なわれるわけではありません。実は日本には、海外のクラブに負けないくらい手厚い「長期保有を支える仕組み」が整っています。

日本でハイマイレージを目指すためのメンテナンス

日本で20万キロ、30万キロを目指すなら、海外とは異なる「日本特有の環境」に合わせたケアが必要です。ストップ&ゴーが多い都市部や、湿度の高い気候は、エンジンやゴム類に意外と負担をかけます。そこで重要になるのが、正規ディーラーでの定期的な健康診断です。

ボルボに精通したメカニックなら、不具合が出る前の「予兆」を見逃しません。最新の診断機を使い、目に見えないソフトウェアのアップデートを行うことで、経年劣化を感じさせない走りを維持できます。私もV90に乗っていた頃は、小さな違和感でもすぐに相談していました。それが結局、大きな故障を防ぐ一番の近道になるんですよね。

走行距離無制限となるライフタイム部品保証の恩恵

ハイマイレージを目指す上で最強の味方になるのが、ボルボが日本でも導入している「ライフタイム部品保証」です。これは、正規ディーラーで交換した純正部品の不具合に対し、そのクルマを所有し続ける限り永久に保証してくれるという、驚愕のサービスです。

ライフタイム部品保証のすごいところ
  • 部品代だけでなく工賃も保証対象
  • 走行距離に関わらず「一生涯」続く
  • 一度交換した場所がまた壊れても無償で修理可能

高走行になればなるほど、部品交換の頻度は上がります。しかし、この保証があるおかげで「将来の修理代が怖くて手放す」という心理的なハードルが劇的に下がります。まさに日本版のハイマイレージ支援策と言えるでしょう。

認定テクニシャンが支える正規ディーラーの安心

https://www.volvocars.com/jp/l/maintenance-staff/

ボルボには「認定テクニシャン」という厳しい社内資格があります。ハイマイレージの域に達した車両は、個体ごとに異なる「癖」が出てくるもの。それを数値と経験の両面から正しく診断できるのは、やはり日々多くのボルボに触れているディーラーの専門スタッフです。

「人と同じが嫌い」でボルボを選んだ私としては、自分の愛車を誰よりも理解してくれる主治医がいることは、何物にも代えがたい安心感でした。汎用的な整備工場では難しい、ボルボ専用の特殊工具や診断ツールを駆使した整備こそが、20万キロへの切符になります。

将来の故障不安を解消する延長保証プランの役割

新車から長く乗ることを決めているなら、最初の5年間の保証だけでなく、その先の「新車延長保証」への加入は必須と言えます。これにより、最長で7年目までの安心をカバーできます。特に電子制御が多い近年のモデル(私の愛したV90など)では、センサー類やインフォテインメント系のトラブルが起きると高額になりがちです。

「壊れたらどうしよう」とビクビクしながら走るよりも、保証をフル活用して「万が一の時も大丈夫」という余裕を持ってドライブを楽しむ方が、結果として愛車への愛着も深まります。正確な加入条件や費用については、お近くのディーラーで最新の情報確認してみてくださいね。

10万キロの壁を越えて愛車を大切にするオーナー

日本では「10万キロを超えると査定がつかない」と言われることもありますが、ボルボオーナーの間ではむしろ「10万キロからが本番」という感覚すらあります。実際に街中でも、240や940といったネオクラシックなモデルが、現役バリバリで走っている姿をよく見かけますよね。

彼らはリセールバリュー(再販価値)を気にしているのではなく、そのクルマと一緒に過ごす「時間の価値」を大切にしています。走行距離は単なる劣化の指標ではなく、家族とどこへ行ったか、どんな思い出を作ったかという「記憶の集積」です。私もいつかV90を買い戻した時は、リセールなんて考えず、ボロボロになるまで乗り倒したい……本気でそう思っています。

ボルボのハイマイレージ・クラブとは愛車との絆

T(筆者)が乗っていたV90 T6 Inscription
T(筆者)が乗っていたV90 T6 Inscription

最後になりますが、ボルボのハイマイレージ・クラブとは、単なる走行距離の認定制度ではなく、オーナーと愛車が積み重ねてきた信頼と絆を祝福する場所です。日本に公式な窓口こそありませんが、一台のボルボを大切に、何十万キロと乗り続けるという精神は、私たち日本のオーナーの中にも確実に息づいています。

ドイツ車のような威圧感はなく、知的で控えめ、けれど中身はどこまでも誠実でタフ。そんなボルボだからこそ、ハイマイレージを目指す価値があるのだと思います。今の愛車と少しでも長く一緒にいたいと考えているなら、ぜひ正規ディーラーの門を叩き、万全のメンテナンス体制を整えてみてください。その先には、数字では測れない豊かなカーライフが待っているはずです。

※記載した保証制度やサービスの内容は、車両の年式や契約条件によって異なる場合があります。正確な情報は必ずボルボ・カー・ジャパンの公式サイトや、正規ディーラーのスタッフへご確認をお願いします。

T(筆者)のひとこと

私がV90を手放した時、オドメーターはまだほんの数万キロでした。でも、あのB&Wから流れる音楽や、どこまでも疲れを感じさせないシートの感触は、今でも体に染み付いています。もし皆さんが今、素敵なボルボと日々を過ごしているなら、ぜひ「ハイマイレージ」を目指して、その素晴らしいパートナーを一生大切にしてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

Tと申します。27歳です。元V90乗りで、ボルボ大好き人間。新型情報から維持費まで、購入検討中の方やオーナーの方に役立つ情報を発信しています。

もともとステーションワゴンが好きで、レガシィツーリングワゴンからの乗り換えの際に「デザイン・性能・ブランドイメージ、全部を満たすのはV90しかない!」と思い、社会人2年目に無理して購入しました。結婚を機に家計の事情で一度手放しましたが、いつかまたV90に乗るために、このブログを続けています。

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